洋服を1着もかわず4年半のときが過ぎ…
その間、着倒すこと・売ること・寄付することでどんどん減り、今年、クローゼット1つが空になりました。
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このクローゼットが空になりました。
みなさんが捨てづらいという洋服の捨て方を簡単にするための方法をお伝えします。
好きな洋服の真意を知る
みなさんそれぞれ、自分好みのファッションってあると思います。
ストリート系とかコンサバ系とか色々あると思いますが、実は、好みにはバリエーションがあります。
わたしは、帽子が大好きで20代の頃、ちょっといい帽子屋さんを見つけては、何万円もする帽子を買っていました。
ただ、帽子をかぶることはほとんどありませんでした。
セットした髪の毛で仕事をしなければならないときは、髪型が崩れるためかぶれないし、夏は汗かきそうだなと思ったら帽子が傷むのが嫌で被らなかったり。
つまり、わたしは帽子を見てテンションは上がるのですが(好き)、実際に帽子をかぶって生活することは好きなようで好まないんです。
わかりますか?
好きの種類。
見て買って飾ってテンションが上がる好きと、着てテンションが上がる好きは別です。
見て買って飾ってテンションが上がる方の買い物ばかりしていると、ガラクタが溜まります。
韓ドラで出てくるようなどでかいウォークインクローゼットのショーケースに、バーキンやらシャネルやらずらーっと並べるような家ならともかく、普通の人の家のクローゼットに、見て買って飾っての方の好みは不要です。
見て飾ってだけなら、ウインドーショッピングで楽しめます。
疑いもしなかった自分の好みを、見直すのです。
自分の好みは
- 仕事や
- 生活スタイル(子育て中なのか介護中なのか)、
- その時の趣味
- 住む場所によっても
変わります。
家から歩いて10分ちょっとの会社に出勤しているときは、スニーカーが必須でしたが、自宅と会社が一緒になった今、重宝しているのはスリッパ系です。
なので、自分の好みを書き出して、スケジュール帳と照らし合わせて、どんな衣類を自分は今、一番欲しているのか、見直してみてください。
片っ端から着ることで体が喜ぶ感覚を味わう
今年もあと18日ですが、自分の本当の今の好みがわかったら、持ち服全部をきょうから着倒しましょう。
わたしは、誰にも会わない日にはジーンズにセーターが楽だと、最近まで思い込んでいましたが、久しぶりにドレッシーなワンピースとジャケットを着て1日過ごすと、体が喜んでいる感覚を味わいました。
別にドレスアップする必要なんてなかったのですが、年末の持ち服チェックのために、杏も今クローゼットの左端から順番に着ていくチャレンジをしています。
体が喜ぶとは、とにかく楽なこと。
自転車に乗るときはさすがにヒラヒラのスカートはちょっとなって感じでしたが、
- 食後もお腹は苦しくないし、
- 座ったときの締め付けもなく快適、
- ジャケットもジャストフィットで手を伸ばしても楽、
- 運転中も楽
- あぐらをかくのも楽。
1日着ることで、自分が本当に快適な洋服を見つけられると、今まで勘違いで楽だと思っていた洋服を手放せます。
以前もお伝えしましたが、クローゼットの狭い空間で鏡の前でちょっと着て試着した気になっているから、何が快適で何が不快かわかりません。
お店で試着しても、一瞬で脱ぐから、イマイチの洋服を家に持ち帰ってしまいます。
わたしは、店で買う時は試着したまま、次に試着する洋服を選んだり、それに合う靴を出して貰ったり、店員さんとおしゃべりしたりとにかく長く着ます。
そこで足の曲げ伸ばしがしにくいとか、バッグを取る時(かがんだ時)胸元が気になるとか、色んな発見があります。
自分の体が喜ばない洋服を見つけたら、この際、思い切って手放しましょう。
部屋着の概念を捨てる
これは、わたしが洋服を一番、数を減らせた要因です。
なんて言っても、一番傷んでくれるのは部屋着です。
わたしの家族はご丁寧にも、ユニクロの裏起毛のスウェットパンツだけでも色違い・サイズ違いで20着はストックあるような状態だったのですが、履くモノを1本に絞ったら、取れないシミや破れるなどで、比較的早い段階で手放せました。
さすがにサイズ違いは売ったりしました。
そうこうしているうちに、手持ちの部屋着がなくなってわたしがしたのは買わずに、部屋着の概念をなくすこと。
今まで安物のTシャツを部屋着として買って着ていましたが、普通に1枚数万円するTシャツもじゃんじゃん部屋着として使いました。
だって、数万円しようがクローゼットで眠ってるだけの品でしたから。
洋服も1番多く着用してもらって喜んでいることでしょう。
部屋着として着倒してどんどん減らす。
これおすすめです。
ちなみに今のパジャマは組曲の麻のブラウス。
ヨガウエアも、トミーヒルフィガーの普通のカットソーとセパレート水着を使っていて、買い足していません。
部屋着・パジャマ・ヨガウエアで使用した衣類は、傷みが早く1年に2~3枚は捨てられています。
捨てるモノにあまり時間を割かない
最近、心がけているのですが、1つ手放そうかと思ったら、保留期間を長くしないことです。
- ヤフオクに出してみて反応イマイチ
- メルカリに出してみて値段交渉されてモヤッと
- 2つの出品を取り下げてリサイクルショップへ持ちこむかフリマに持って行くか考えて…
ってこんなことするのって時間の無駄です。
少しでもサンクコストを回収したい気持ちはわかりますが、一番、高価なモノはどれだけお金をつんでも買えない時間です。
自分でルールを決めておくといいでしょう。
- 捨てようか迷ったら1週間以内には家から追い出す
- ジモティに出して無料で引き取ってもらうにも、あまりにもボロボロは負をまき散らして自分の運気を下げるからすっぱりと捨てる
- フリマに行く前は、まだ着られるけどもう少ししたら捨てるだろうと思っているモノも潔く商品提供する
こんなルールを持っていると、手放せます。
わたしも前回のボランティア団体のフリーマーケットで、5万円もするようなバッグフォルダー(あゆが流行ってるときに流行してたぶら下げる系のやつ)なんかをたくさん持って行き、100円で売られているのを見るとちょっと泣きそうになりましたが、過去のお金は回収できないですから、女らしく手放してきました。
すっきりしますよ。
あと18日間、家族にいったいなんなの?って驚かれるくらい家で全洋服を着て、自分の本当の好きを見つけてくださいね♡
自分の勘違いに気づけて、たくさん手放せた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ