捨て始める前に、○○を把握しておくと簡単に部屋は片付く

チラシお断り 片づけなくていい家

衣替えのシーズンは、モノが少なければ少ないほどストレスは減ります。

 

簡単に衣替えできる家、年末の大掃除で苦労しない家づくりのためには何をしたらいいのでしょうか。

 

わたしは、断捨離祭り的な片づけ法は反対です。

 

一夜にして実現した整った家は、1週間もしないうちに元の木阿弥になることがほとんどだからです。

 

 

散らかっていく過程をしっかりと把握する

 

断捨離祭りで捨て切ったのに、あっという間にリバウンドしてしまうのは、日常の行動に理由があります。

 

例えば郵便物。

 

散らかる理由

 

これは我が家にたったの1日に届いたチラシやDMです。

 

封筒から出して、資源ごみに入れる前に撮影しました。

 

たったの1日で紙が10枚単位で増えるのです、自分の意とは反して。

 

自分は買い物をしていないつもりでも、日本は勝手にモノが増える世の中になっています。

 

  • 商品を買えば、ミニボトルがついていたり
  • 電化製品でモノを買えば、エコバッグやマイボトルがプレゼントされたり
  • 洋服を買えば、ポーチがついてきたり
  • 映画を観れば、パンフレットを大量にくれたり(舞台観賞に行くと座席に30枚はあるであろうパンフレットが置かれています。会場を出るときに手ぶらで出たらよっしゃー!と思います。)

 

日本では、戦後モノを売る為にこういった販促品(モノを買わせるために提供する安い品物)を過剰に供給して購入者を集うということを長年してきました。

 

渡す方も貰う方も何も考えずに貰ってしまいがちです、わたしたちの習慣になっているので。

 

部屋を片付けたい!と思っているなら、捨てる時間は1日5分でいいので、それ以上に自分の家にどんどん入ってくる侵入物にもっともっと意識を持ってください。

 

自分の家には、どれほどのモノが入り込んでいるのか目の当たりにして初めて、1日5分の捨てじゃあプラスマイナス0どころ、プラスに転じていると感じるようになります。

 

 

壊れたモノを捨てる作業をする

 

過剰に供給されるモノを捨てるにしても、仕分けするスペースがなければ、必要なモノと勝手に供給されたガラクタ予備軍がごっちゃ混ぜに保管することになります。

 

例えば書類100枚が、自宅の床の上に1枚ずつ並べられていて、必要な分だけ拾ってくださいと言われれば、みなさん簡単にできます。

 

しかし、実際のところ家の中の紙類って、段ボールやクリアファイルやポケットファイルや封筒に入っています。

 

そこから開封して、チェックしてまた戻す、という作業が非常に面倒なので、整理した気になってしまい込んで放置してしまいます。➡着こみすぎてしんどいのは人間だけではない

 

ただでさえ狭い家なのに、仕分けするスペースなんて確保できないと思う人でも必ず、勝手に入り込んできた供給物(貰い物や販促品)を捨てるための場所、またはリサイクルショップへ持ちこもうと思っているモノを置くスペースは確保できます。

 

当たり前ですが、家の中の壊れているモノをまずは捨ててください。

 

燃えないごみは2週間に1度でしょうから、次回の回収日までに壊れたモノを袋に入れて玄関にでも置いておくこと。

 

壊れているのをいつか修理したら使えるかもと取っている人が多いですが、修理しないまま長年の月日が経ちました。

 

もう手放しましょう。

 

よく片づける家でお見かけするのは、

  • 電池がなくなりそのままにしてある置時計や掛け時計、
  • 壊れたレコーダー
  • テレビ
  • ビデオデッキ
  • 固定電話
  • ファミコンなどのゲーム機などです。

 

電化製品は、1つ捨てるとごちゃごちゃしたコード類も一掃できるので壊れたモノをとにかく捨ててください。

 

そうすれば、仕分けするスペース1畳くらいは必ず確保できます。
 

仕分けするスペースがあれば、郵便物も生活するスペースに持ち込まず、資源ごみ回収日までそこに置いておけば部屋は散らかりません。

 

もう着ないなと思った洋服も仕分けスペースに置いておけば、クローゼットはどんどん使いやすくなるでしょう。

 

 

知った情報の伝達物質を捨てる

 

情報を運んでくれた伝達物質も、知識として頭に入れたら手放す習慣を持ちましょう。

 

本は1冊読んでも100%著者の想いを読み手の知識として落とし込めるわけではありません。

 

メンタリストのDaiGoさんもおっしゃっていますが、1冊の本を読んでも20%くらいの内容が入る程度です。

 

また人間は自分が欲しい情報しか聞き入れないようにできています。

 

メール文化が主流となった今なら、相手からの返信で「言いたかったことはそこじゃないのに!」という経験はあるはず。

 

1冊まるごと知識として落とし込むまで本やテキストを捨てないとなったら、一生かかってもその本は手放せません。

 

小学生の時、4年生になったのに1年~3年生の間の教科書を全部把握していないからと、4学年分のテキストを持って登校した人はいないはず。

 

過去のテキストも捨ててもいいんです。

 

あと、保険などに加入していると、返信用の封筒が1年に1度のペースで送られてくることがあります。

 

リバウンドしない片付け

 

これも、保険内容の現状を教えてくれた伝達物質の一種です。

 

みなさん溜め込みがちですが、過去の自分の使用頻度を考えれば、新しいモノが来たら古いモノは捨ててもOKなはずです。

 

自分に情報を運んでくれた本・テキスト・お知らせ・郵便物(手紙を含む)・メール・ライン、こういった伝達物質は、自分にインプットしたら捨てるを習慣化しましょう。

 

捨てて忘れてしまったならそれは今の自分に必要なことではありません。

 

お誕生日月になると過去買い物したショップから、「お誕生日おめでとう!」と2000円クーポンやらポイント5倍にしますみたいなお知らせも来ますが、それがなかったら買い物へ行こうともしなかったはず。

 

欲しいモノがあるけど、クーポン待ちで狙っていた場合を除いては即捨てです。

 

 

最近は、要らないモノは全然壊れてくれないのに、大事に使っているモノばかり壊れます。

 

先日も、業者が家の中で作業しているときに邪魔だろうからと外に出していた観葉植物が倒れて、大好きだった植木鉢が割れました。

 

残念だったけど、でもこれ、当たり前なんですよね。

 

要らないモノは使う頻度も少ないので壊れようがない。

 

好きなモノは高頻度で使用しているから壊れる可能性も増える。

 

壊れたときは淋しいけど、たくさん楽しませてくれてありがとうと手放すのが当たり前になるまで、厳選厳選を日々繰り返して、少しずつ自分好みに仕上げてください。

 

 

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買わない杏が買ってよかったモノ

 

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