一気に冬が来ましたね。
この週末は、大慌てでガスファンヒーターを引っ張り出してきました。
今年は、夏が長かったおかげで“春秋の光熱費の心配をしなくていい期間”が長かったですが、これから冬はまた光熱費のことが常に頭にある季節になります。
きょうは、少しでも光熱費を安く抑えるための暮らしのお話をします。
洗いすぎ文化を手放す
バスタオルを毎回洗わない、毎日お風呂に入らない話で、「えー!汚ーっ!!」の会話、聞き飽きるほどしてきたと思いますが、そんなに大騒ぎするほどのことではありません。
年配の人に聞いてみてほしいのですが、昔は毎日お風呂に入ったり洗髪するのが当たり前ではありませんでした。
何故、毎日洗髪するようになったかというと、日本が豊かになったからではなく、シャンプーやリンスを開発した会社が、商品を買ってもらうために、“朝シャン”という言葉をCMで流行らせたからです。
商品を売るために、朝もシャンプーしてから化学物質の香りをプンプンさせて出勤しましょう!と謳ったから、朝もシャンプーをすればいい匂いの人になれるんだと洗脳された人たちが、朝も夜も洗いまくる生活を広めていったのです。
留学しているときに、中国の田舎から何かの制度を使って短期で留学してきた主婦の人がいました。
彼女は、『中国にいるときは1週間に1度、お風呂の環境がある場所に行って洗髪をしていたのが、ニューヨークへ来て毎日洗う習慣がついてしまった。
自分の国に帰ったら、夫も子どもも1週間に1度しか洗髪しないのに、自分だけ毎日洗うわけにもいかないし、どうしよう。』と頭を抱えていました。
これは、頭皮が毎日、脂を取られることが習慣化されたおかげで、中国にいた頃はそんなに出なかった脂がどっと出るようになり、どんどん髪を洗わないと気持ち悪くなっていっているのが原因です。
洗えば洗う程、皮脂は必死に出てくる
わたしも湯シャンを試そうとしたときは、毎日シャンプーたっぷり洗髪していたので、皮脂が大量に出て頭皮はベットベトになりました。
湯シャンは諦めて毎日シャンプーを使うのを2日に1回3日に1回と減らしていったら、頭皮のベトベトはなくなり、毎日シャンプーを使っていた頃には取れなった頭皮の臭いがなくなりました。
ちなみに、汗をかいたときはシャンプー少量で洗髪、汗をかいてないけどそろそろ髪を洗いたいなというときはシャンプー無しで洗髪しています。
トリートメントは、髪を濡らしたときは毎回毛先だけ使っています。
洗えば洗う程嫌な皮脂は出てきて、何かを買わなければならない沼に陥ってしまうのです。
シャンプーを使う頻度が落ちたら、シャンプー代も減ります。
シャンプーを落とすのに使っていた水道代もガス代も減ります。
頭皮が整えば、頭皮なんちゃらという名目の美容代も減ります。
水道代は、基本料金のみで生き延びられる
基本料金以上の水道代を払ったことがありません。
友人や知人に聞くと軽く1万円を超える家庭が多くてビックリするのですが、そんなに苦労しなくても水道代は簡単に落とせます。
洗いすぎ文化を手放せば、なんてことありません。
以前は、セカンドハウスと会社が別にあったのでそれぞれ3,300円の水道代を2軒分払っており、この度セカンドハウスと会社が一体になったので多少は高くなることを覚悟していましたが、3,300円のままです。
水道を使うときといえば、洗い物と洗濯とお風呂がほとんどだと思います。
洗い物は、1日に1回にすれば無駄な水も使わず済み、拭いたりシンクを磨く家事も1日1回に減ります。
我が家では朝使ったカップやお皿も、冷蔵庫の中に入れて置き、夕食後にまとめて洗っています。
洗濯に関しては、下着類とタオル以外は1回使う度に洗う必要はありません。
洗いすぎると衣類の劣化も激しく、洋服を買い替えるコストもかかってきます。
我が家では2日に1回洗濯することで、畳んで収納するとう家事もなくしています。
1週間分の靴下を洗面所に吊るしっぱなしにするのは目障りですが、2日分の洗濯量なら干してあるモノも2日で使い切れます。
お風呂は、上記したようにシャンプーや石鹸を使えば使う程落とすことに時間がかかり水道代はかさみます。
からだもボディソープをつけて手で洗うだけ。
以前のようにお風呂上がりに全身ボディクリームを塗らないと乾燥でどうにもならないこともなくなりました。
お風呂は湯船に浸かりあがるまでに水を抜いたら、ボディウォッシュを少量付けたそうじの神様のスポンジで洗っていますので、風呂用洗剤も持っていません。
夏はエアコンを使わず命を落とす人がいますし、冬はヒートショックでなくなられる方もいます。
光熱費の心配は、命に関わらないところですれば、室温に気を配れます。
快適な暮らしを送りつつ、無駄な光熱費を払わなくて済むように工夫してみてください。
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