隠せない
先日、雑誌収納付きラックをDIYしました。→手間暇かける暮らし
購入先ショップが最悪で届くまでにちょっと時間がかかっていました。
元々は、来客に対面する形で置いていたラックなのですが↓↓
これをひっくり返したので、来客から裏面が見えるという不細工なことになっていました。
思い立ったら即!のわたしは、早くDIYしたくてたまらなかったのですが、商品が届かない。
で、何をしたかというと、必死で隠した!
観葉植物で!
写真に撮って改めて見ると、余計に不細工^^;
それでも、ウォールステッカーが届くまでは「何とか隠したい!」の一心で、何も置かない方がマシなことに気づかなかったのです。
そう、これが片づけられない人の家で起こっていることです。
隠したいところが1か所なわたしは、自分でも早めに気づきやすいですが、部屋中のあちこちでこの現象が起こっていると、感覚が麻痺し、隠せているつもりになってしまうのです。
どれだけ「掃除が好きなの~。」と言われても、冷蔵庫の手あか一つでその人がどれだけ掃除をしているのかわかります。
本人は必死で「わたしは毎日拭くんだけど、家族がすぐに汚すの。」と言い訳しますが、掃除した傍から汚された汚れと、明らかに1週間以上放置している汚れ、わかります。
そうバレるんです。
そして、この隠すという心理が、潜在意識的に結構なプチストレスになります。
- ピンポーンと来てイラっとするのも、
- ママ友に突然子どもの面倒を押し付けられてイラッとするのも、
- 義両親が来てイラッとするのも、
- 家庭訪問(今はもうないのかな?)が来るとイライラするのも、
- 出張先から夫が帰ってくると家事が増えるのも、
全部隠さないといけないからイラッとする。
隠すことが多ければ多いほど、イライラは増長します。
どうすればいいのか。
隠すことが無い暮らしにしたらOKです。
突然の来客に物置部屋にモノを押し込む体力があるなら、押し込む先をごみ袋にごみステーションにするだけです。
単純な話ではありませんか?
隠す
真逆なことになりますが、隠しておいてなんの問題もないことも世の中には多々あります。
それは相手より上に立ってしまうことです。
- 目上の人がノーブランドのバッグを持っていたら、ブランドマークを逆向けに持つ
- 相手の夫や子どもの自慢話をされたら、それより1段2段下の話を提供する
主にこの2つ。
世の中にはいろんな価値観の人がいるので、自慢のつもりはなくても
- 子どもの話(相手は不妊治療の末、子どもを授からなかったかも)
- 旦那の話(相手は婚活疲れ中かも)
- 親の話(相手はご両親を亡くしたばかりかも)
- 仕事の話(相手は復職できず落ち込んでいるかも)
- 全てが人に妬まれる種となりうるんです。
仲が良くない人に対抗して恨みを買うくらいなら、自分がバカにされてもちょっと下の位置についている方が楽です。
わたしは仕事を2つ持っていて、第一印象華やかでない方の仕事の話しかしていませんでした。
が、ミニマリストに友人にこの度「あほやな~。会社経営しているとか言ったらあかんわ!“ただの事務員”です。これが一番やで!」と言われました。
OLでもサラリーマンでもなく“ただの事務員”だそうです。
確かに。
事務員さんをバカにしているわけではなく、“ただの”がミソ。
30歳くらいのときも3つ年下の後輩が、「美容院で職業聞かれたら、働いていません。」って言うと言ってたっけ。
わたしの中にも、まだ虚栄心ちっくなものが残っていて、余計なコト言っていたのかなと反省しました。
まぁ、嘘を言うのは疲れるので一番いいのは、自分を高めて妬み嫉みとは無縁の人だけを周りに置けばいいのですが。
袖が触れ合う程度の人全員そういうわけにもいきませんから、隠しててOKなことは隠して、妬まれないように。
寺の住職さんがいつも言いますが、お化けより生きている人の霊が一番怖いのです。
妬みや嫉みのターゲットにならず、ちょっとバカにされているくらいでHSPさんは得にいいのではないでしょうか?
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