ここでよく『収納家具を捨てると、ごっそりモノが減る。』とお話しています。
みなさんがぱっと思いつく“収納家具”って、大きな嫁入り道具のタンスやプラスチックの収納道具を思い浮かべるでしょうが、ポーチや仕分け用のファイルや書類のブックスタンドとかも、一種の収納家具です。
小物入れも、ポーチも、財布も、巾着袋も、エコバッグも、紙袋もぜーんぶ収納道具だと思えば、自分が異常なまでに収納道具を持ち過ぎていると思えませんか?
保管するにしても収納し過ぎる必要はない
仕事上、10年間保管義務がある書類は置いておかなければなりません。
領収書も7年間保管義務があります。
もちろん捨てずに置いておきますが、7年後、10年後に捨てるモノを必死にキレイに収納する必要は全くありません。
かくいうわたしも、それに今気づきまして…
書類は、案件ごとにポケットファイルに入れて、それをコクヨのチューブファイルで保管していました。
雑誌収納付きチェストを処分したいので、チューブファイルを減らせないかとこの2週間ほど中身を厳選していたのですが…
よくよく考えると『捨てる待ちだけのモノをここまで丁寧に梱包してあげる必要はある?』と気づきました。
で、中身を一つの箱に入れたら、なんとチューブファイル5個とポケットファイル100個ほどごみになりました。
↓
チューブファイルは1,000円前後するし、ポケットファイルも5個で300円とか。
なんとまぁ、もったいないお金の使い方をしていたのかと反省の上に猛省。
全く見返す必要のないモノだから新品同様のままだし。
ごみにお金を出していた自分を呪います。
無印良品の白の収納ケースでクローゼット内や冷蔵庫内、パントリー内を埋め尽くしている人。
キレイに色順にタオルを収納している人こそ、気をつけるべき点です。
整理整頓能力は、パワースポットになる家づくりにはあまり必要ありません。
過剰に梱包してあげ過ぎているモノを捨ててみてください。
わたしたちが十二単を着たくないのと同じで、モノも窮屈です。
十二単を脱ぐのが大変なのと同じで、過剰収納はモノを見つけるのも困難。
いずれ、忘れ去ってしまうだけです。
どうせ捨てるモノを今捨てられた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ