ガラクタや嫉妬心や過去への執着は持たなくていいモノの代表選手ですが、捨てることばかりに気を取られず、捨てながら、自分の快適を見つけるように気をつけて下さい。
「捨ててバチが当たった。」とか考える人は、捨てなきゃという強迫観念に迫られて捨てているだけで、自分の快を見つけることを忘れがちです。
捨てなきゃではなく、捨てたくなる
まず、断捨離したら、人生が好転すると思って、捨て始めたとしても、最初の好転が実感できないと捨てるのが苦痛になります。
なので、まだまだ捨てられていない人は、今の日常生活で1番不便を感じている箇所から捨て始めるべきです。
- 働きながらの家事で、三度の支度がしんどいなら、キッチンから
- 家族が多くて、洗濯物が大変だと思っているなら、洗面所から
- 介護中でトイレに連れて行くのが大変なら、トイレから
日常生活で1番障害を感じているところから荷物が少なくなれば、行動が楽になり、“捨てること=しあわせになること”と実感します。
そうすると、「捨てなきゃ!」ではなく「捨てたい!」と変わってきます。
どうしても、まだ捨てることが快感でない人は、この1番障害のあるエリアから攻略してください。
しあわせを見つけやすくするために、心の栄養剤を持つ

どうやったら人生が好転するの?とよく聞かれますが、こういった人はインスタント思考の人がほとんどです。
モノを捨てたからといって、1週間後に年収が倍になったりしません。
インスタント思考の人は、「今はしあわせを発見しづらい感性を自分は持っている。」とまず自覚すること。
しあわせ思考の人は、モノが減り日常がスムースに動くようになったら、まずしあわせ1ポイントが加算されています。
このポイントが貯まって、数年後に「数年前と比べる、自分はなんてしあわせになったんだろ。」と思う、こういう仕組みです。
しあわせポイントを実感しやすくするためには、日常の中で、自分の心の栄養剤を知ることがとても大切です。
お金がかからない、モノを使わない栄養剤です。
どんな些細なことでもいいのです。
- 自分の時間がない人にとっては映画1本を1人でじっくり観ることでも
- 友人と喋ることでも
- わたしのように、床を無心になって磨くでも
心がじゅわっと満たされるコトを持つことです。
わたしは、あまりにも友人がおらず1人で時間を過ごし過ぎているので、仕事で喋りたくない相手とたくさん話したあとは、友人に「忙しいだろうけど、会いたい。」と連絡しランチを共にしてもらっています。
会ったときに、愚痴大会にはなりません。
日々のことを笑いながら話すだけですが、これで心は軽やかになります。
「捨てれば、しあわせになるんでしょー!」と鬼の形相で捨て続けるのではなく、同時に自分の快適を見つけることを意識して、捨ててみてください。
そうすると、自然としあわせ思考になるんです。
捨てながら自分の快適を見つけられた方は是非ポチッとお願いします♡
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