今、家を建てている最中とあって、SNSでは人の家を見まくっているのですが…。
失敗例として、“玄関からリビングが丸見えになる間取り、失敗した”という見えてしまうことが失敗というセリフをよく目にします。
確かにわたしも、DIYで棚を作ってそこに食器や本を並べ倒す見せ技は嫌いですが、リビングドアを開けっ放しにした場合に、丸見えになるのは本当に問題なのか？と疑問に思います。
見えてもいい家作りを
『別に人に見せるわけではない。』と言い出したら、人間って終わりませんか？
- 人に会うわけではないから、お風呂に入らない。
- 人に会うわけではないから、裸で過ごす。
- 人に見せるわけではないから、破れたパンツやブラでOK。
- 人に見せるわけではないから、賞味期限切れのごはんを食べてOK。
- 人に見せるわけではないから、Gと共同生活する。
これ、全部ダメでしょ。
人って言うと他人ばかり思い浮かべますが、一生付き合っていかないといけない自分が含まれていません。
自分も人のうちの１人です。
自分という人に見られてもOKな生活をまず、心がけましょう。
見えてもいい暮らしは意外に簡単
人に見られても問題のない暮らしとは、背伸びして贅沢な暮らしをすることではありません。
自分の理にかなった生活を送ればいいだけの話。
やましたひでこさんは、洋服は数年で寿命を迎えて古い布をまとってはいけないとおっしゃいますが、大事に手入れ管理をしているなら２０年着たって何の問題もありません。
自分の理想とする理屈に合った暮らしなら、割れたカップを修理して使ってもいいし、古い食器棚を磨いて輝かせて使ってもいいのです。
問題なのは、毛玉らだけのモノを身につけて平気になっている自分であり、割れたままの食器で十分と思い込んでしまう自分です。
まずは、自分の理想を書き出してみることです。
- エコな暮らしがしたいなら、安物を買わずに長く使えるモノを手入れを怠らずに持つ。
- トレンドに乗って生きたいなら、安物を定期的に買い替えるけど、ただのごみにしない、ごみにしても地球が汚れない天然素材のモノを使う。
- 部屋でダラダラ過ごしたいなら、片づけなくていい家作りをする。
- １人でいたいなら、自分だけの城を満足するよう追及する。
自分の理想の暮らしに近い生活を送っていると、
- クソ腹立つ上司の相手をした後も
- 勝手なオトコに振り回された後も
- 理不尽な親に辟易した後も
- 親心をわからない子どもに情けなくなった後も
家が自分を元気にしてくれる場所になります。
自分のクサクサを増長させる家に住まないでください。
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