ウチ、“断捨離”しました！で以前紹介されていた外国人の女性。
部屋をすっきりさせて住みやすくはしたいけど、何もないがらんとした淋しい部屋にはしたくないと言って、彼女なりのすっきりライフのために、残すモノ・飾るモノを選別していました。
毎週欠かさず観ていますが、彼女みたいに自分のWANTが明確だと、同じ断捨離でも満足度は高いかと思います。
自分の大事にしているモノ
わたしは、人に相談されても自分の理想ではなく、相談してきた人の理想を想像して回答するようにしています。
わたしの大学時代からの友人は、家にお手伝いさんがいて庭で散水が行われるような富豪者なんですが、彼に仕事の相談や転職の相談を受けたときに、いわゆる収入面のメリットやデメリットの話はしません。
彼の人生においてお金はどうでもいいとわかっているからです。
お金がない苦労を経験したことない人に、どれだけ収入面でのメリットを語っても響かないのは当然のことだからです。
彼にはやりがいや達成感があることを勧めます。
友人でも、人それぞれ思い描く理想は別です。
自分がどんな生活を送りたいのか、何を大事にして生きていたいのかそこを見誤ると、死ぬ前に後悔が多くなります。
憧れとWANTは別
ただ、本当のWANTを知らない人が非常に多いです。
- 結婚や出産がその最たるものですが、
- 他にもわたしの友人のように自分の居場所を得るためだけに仕事をしたいのに、収入面にばかり気を取られてしたくない仕事をしていたり
- お金で苦労してきた人生なのに、愛がすべてとか勘違いして稼がないオトコと一緒になって苦労したり
自分ができる、続けられることとは、憧れる人がいて、その人の努力を自分ができそうなことだけです。
わたしは山口百恵ちゃんの大ファンですが、彼女の仕事をすっぱりやめて家庭を守ることで自分の存在意義を見出しているような生き方は絶対にできません。
したくないです。
彼女には、憧れるけど彼女の努力は自分はできないからそんな生き方はしないのです。
憧れていて、その人の努力をマネできそうなことだけに注力したら、自分の本当の気持ちと大きくかけ離れることなく、満足度を得ることができます。
我慢できることやできることは人それぞれです。
憧れとWANTを混同しないで、できる範囲で憧れに近づいてください。
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