入院は、ミニマリスト的モノを捨ててくる断捨離デーです。
入院に限らず、出張や旅行、県をまたぐ外出時などには、そろそろ寿命を迎えそうなモノで身を固めて旅立ち、帰り際に全部その土地に捨てて帰ってくるという、杏恒例の行事です。
今回は、計画的に入院したわけではないので、捨てるグッズを荷造りしたわけではありませんが、可能な限り捨てて帰ってきました。
とりあえず持って帰ってどうするの?誰負担?
退院時、完璧回復したわけではないので、大量の薬を持たされて病院を出ました。
ちょっと恨みがましく言い続けますが、コロナは本人は超絶しんどいのですが、五類感染症になったからか、医師や救急隊員は特段目をかけてくれるわけではなく放置です。
退院の際に持たされた薬も、カロナール・咳止めシロップという風邪をひいたときに貰う薬より少ない。
一通りのお薬を病室で貰ったとき、小分けにされていた内服薬袋を捨て薬だけをポーチに入れました。
そんな時、忘れ物確認に来た看護士がご丁寧にごみ箱まで全部チェックし「こんなの(内服薬袋)一応持って帰ったらいいのに。飲み方わからなくなるかも。」と。
いやいやっ!ただでさえ、まだ意識が朦朧としているのに、家に帰ってまでごみの分別をするなんてとんでもない話です。
種類によって、1日4回の薬や、5回の薬なんて複雑怪奇な処方ならともかく、食後に飲んでくださいっていうだけの内服薬袋を何故持ち帰る必要がありますか?
それらがごみ箱に入れられていて薬剤師の仕事をないがしろにされた気がするのなら、薬剤師の仕事の在り方を見直すべきであり、ごみを患者に持ち帰らせるのは違います。
みなさん、こういう何気なしに手にして持って帰るという行動、非常に多いです。
販促品やチラシやお知らせなどは、差し出されたら、断り辛いと思うかもしれません。
ただ長い目で見たら、効果の薄い広告宣伝費を使い続けるより、誰も貰ってくれないことで需要がないことに気づき、それ自体やめて無駄なお金を使わなくてよくなるかもしれません。
ただだから貰っておこうか、消耗品だし貰っておこうか、こういう些細なことが積み重なっての今ですからね。
今、時間が有り余って暇で余計なことをしたくて仕方がないという人以外は、無駄な作業を増やさないために、安易に持ち帰らない習慣を身につけてください。
わたしにモノ申してきた看護師のように何かを言われても、正々堂々と言い返して持ち帰らないでください。
看護士が家までついてきてくれて、ごみの分別をしてくれるならまだしも、みんなただ言いっぱなしですからね。
凶器になるごみから先に手放す

ごみ屋敷をたくさん片付けてきた結果、『1番にみなさんに手放して!』とお願いしたいのが重さがあるものです。
重さがあるモノが増えると一気に業者に依頼する頻度が上がり、処分費用も上がります。
ひとりでしようと思っても限界がすぐ来るので、挫折しがち。
だいたい、住む町の燃えないごみ回収日は1か月に2回あると思いますから、その時にできるだけ重たいモノを捨てて1年後には重たい何かを捨てなくていい家にしてください。
年24回に分ければ、確実に捨てられて減っていきます。
食器・調理器具・カトラリー、こういったモノは紙袋1つ分ならなんてことないけど、段ボール単位になると非常に体力を奪う処分品になります。
あと、1つ1つが小さくて軽くて侮ってはいけないのが、紙類です。
昔みたいに紙が貴重だと助かるのですが、クソ安いのかとにかく紙は毎日誰かに押し付けられる日々です。
書類・お知らせ・雑誌・パンフレット・小冊子・本・証明書・資格証明・チラシ・手紙・ハガキ…
エンドレスです。
この紙類も、まとまると凶器になるレベルです。
クレジットカードを1枚作ったら、厚めの台紙にカードが貼られて送られてきます。
台紙には「大事に保管しましょう。」とあります。
外貨建て保険を持っていたら、年に2回、あなたの資産は今これほどですよっていうレポートが届きます。
入院したら、入院のしおりをくれます。
モノを買ったら取扱説明書がついてきます。
固定資産税を払ったら、ご丁寧に払込所を貼る台紙がついています。
保存義務期間のお知らせはないので、一生持ち続けてしまいます。
こんな風に紙は意識的に捨て続けないと、溜まり続けるのです。
基本、紙は全捨て。
加齢と共にしんどい何かをどんどん手放すことが、くさくさ生きずに済むコツです。
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