先に答えを言うと、自分の持ち物の手入れと人と比べない自分軸を持つことです。
人と比べてもOK。ただその先の自分に着目して
自分が使っているモノが輝いて見えないから、人は新しい輝いているモノを手に入れたくなります。
この心理は、色んな場面で起こります。
- 久しぶりに大学時代の仲間と集まった。みんなはおしゃれできれいなバッグを持っているのに、自分だけくたびれたバッグや靴だった。
- 合コンに参加してみたものの、自分だけ時代遅れの洋服だった。
- みんなで旅行へ行ったら、みんな最新のキャリーバッグを持っていた。
- ゴルフへ行ったら、自分だけ古いクラブだった。
これみんな、人と比べる心と、自分の持ち物がくたびれているから起こってしまう反応です。
人と比べることは、どれだけ避けてもゼロにすることはできません。
それに人と比べることによって自分が向上することもありますので、全くゼロにする意識は持つ必要はないと思います。
ただ、そこに自分流があるかないかだけで、人と比べる先に起こる反応に差が生まれます。
- 比べて、自分を卑下するのか
- 比べて、自分なりにそれをどう導入するのか
卑下だけすると、自分に頼らずモノに頼ります。
ウチ、“断捨離”しました!で登場したなかなかやっかいなおばあさんも、「舞台とか友達と見に行くときに、毎回同じバッグだと恰好悪いからその都度変えるために、全部バッグは必要。“友達もみんなそうしている。”」と言っていました。
友だちがみんなそうしたら、離婚しますか?
見栄を張らなくてはやっていけないような友達ならいらないと思います。
いいなと思う気持ちを素直に感じて、それを自分ならどう自分の生活に取り入れるかを考えれば、人と比べることも自分へのいい刺激となってくれます。
- ネイルをしている友人をいいなと思ったら、自分はカラーはしなくても甘皮処理をしたきれいな手元にする
- 髪型が素敵な友人を見たら、セット方法を勉強する
- 広い部屋の友人が羨ましかったら、自分の部屋も広く使えるよう空間を広げる(=モノを減らす)
- お金持ちの友人なら、お金の運用方法を聞いて取り入れる
などなど、自分を卑下させない方法はいくらでもあります。
自分の持ち物が光り輝けば買わずに済む
そして、もっと単純な話は自分の持ち物をきちんと手入れして、くたびれないようにしておけば、自分のモノが古臭く、流行遅れに感じなくて済みます。
買い物をしないと、いきなり強行作戦を取っても絶対にできません。
あれこれ、買い物をする言い訳を頭で考えるのが長年の癖になっているので、もうこんだけくたびれたから買い替えてもいいよね、などと考えてしまうからです。
済んだことは仕方がありませんが、これから訪れるであろう季節の変わり目にどれだけ、堂々と着られる洋服の状態に持っていっておけるかが、来年の夏前に、余計な買い物をしなくて済む方法の一つです。
季節の変わり目は、夏物の手入れを是非してください。
サンダル、ボロボロになっていませんか?
1足ずつ掃除するのが面倒なわたしは、数時間、季節の変わり目に靴下を履いてからサンダルを履き、オールカーペットのところを小一時間ほど歩いた上で、靴の手入れをしています。
靴下が、余分な油分や皮脂をこすってくれるので、あとは、弱酸性のハンドソープでソールと底を拭いて、乾かすだけで半年かけて靴が劣化することもなくなります。
一気にすると結局やらずに終わるだけ。
1日1個ずつ何かを手入れして、自分の持ち物を光り輝くモノにしてください!
自分の持ち物に愛着を持てた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ