先日、知人からいらないタオルを10枚ほど貰ったところですが、
早速授かり効果の恐ろしさを感じています。
授かり効果とは
自分では買おうとも思っていないモノでも、一旦所有してしまうと“失うのが怖い”と所有欲がむくむく湧いてくることをいいます。
心理的バイアスがかかるのです。
心理学者のダニエル・カーネマンの実験によると、
半分の人にマグカップを与え、半分の人には与えず
前者の人にいくらで売るか尋ねると5ドル25セント
後者の人にいくらなら買うか尋ねると2ドル25セントという結果になります。
つまり所有しているだけで、何の変哲もないマグカップの価値が3ドルも変わるのです。
人が持っているごみなら要らないのに、自分のごみだと愛おしい
人のごみを欲しいと思う人はいないでしょう。
ですが、それが一旦自分の所有物になってしまうと、急にごみではなくなってしまいます。
今回のわたしが、まさしくそれ。
もらったタオルをじゃんじゃん使って、1回ぽっきりで捨てられたらどんなに拭き掃除が楽だろうと思ってもらったのに、拭き掃除を終える度に「まだ、使えるな」という心情になります。
ここはミニマリストとしてブログを書いているくらいなので、心を鬼にして捨てて行っていますが、無駄に貰い物を増やさないようにする必要があるのはこれが原因です。
- 親族間での洋服の垂れ流し
- ママ友同士での子ども着の垂れ流し
- ショップの無料サンプルの垂れ流し
- おまけの垂れ流し
モノを減らしたいのなら、これに注意しながら生活すると随分変わります。
人からの貰い物に注意できた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ