
『来年に、今年のアカを持ちこまない!』と決めて、家中くまなくチェックしています。
家族に文句を言わせない
断捨離は伝染すると言います。
しかし、全く自分と同じ思考になると信じて行動してしまうと、現実はそうならないので、余計にストレスが溜まります。
経験上、伝染は確かにしますが、自分とは違うタイプの断捨離を始める、そんな感じです。
わたしの家族も、日々わたしが
- 物質主義的価値観の愚かさ
- ストックを持つとどれだけ“わたしの”家事が増えるか
- 捨てることで、未来のスペースを確保できること
- “いつか”と“いずれ”は来ないこと
- 寄付して心が満たされていること
を会話の合間合間に挟むようにしているので、確実に伝染されています。
断れなかった貰い物なんかは、『ジモティで誰かにあげたら?』と声をかけてくれるようになりましたし、
まとめ買いもしてこなくなりました。
ここまで持っていくために、1年間だけ自分がきっちり生活することを心がけていました。
家族は、長年『コードレスの掃除機を買ってくれたら、毎日でも掃除する。』と言っていました。
たまたまわたしが家政夫のナギサさんの影響を受けてスティッククリーナーを購入しましたが、購入後、家族が掃除機をかけたのは2回だけです。
掃除機が届いたその日と、機嫌の悪いわたしに怒られてシブシブした日の2日だけ。
到着した日は、『コードレスはやっぱり便利だ。』と感心していたので、この調子でホームや会社用も買い替えてほしいと言われたら大変と思い、
家族がどれだけ掃除機を必要としていないかわからせるために、会社ではコロコロや掃き掃除で常にキレイにしていました。
家族は、靴下のまとめ買いをよくしてくるのですが、洗濯の日を週2日と決めソックス5枚でやりくりできる現状を見せつけました。
そうしていくうちに、だんだんと
- 靴下のストックがなくても大丈夫
- コードレス掃除機がなくても平気
となり、行動が変わってきます。
ご家族が思い通りに動いてくれなくて、困っているなら、相手が
困らない環境・平気な状態を保ち、不安を取り除いて、相手が快適になるよう仕向けることが必須です。
あと、断捨離中は保管場所をコロコロ変えてしまうので、家族が混乱してやる気を削がれることもよくあるパターンです。
物のありかを尋ねられたときに、『一番下の引き出し!』とだけ答えるのではなく、『食べ物だから、食料パントリーが入っている引き出し。』などと
物の住所には、理由があるということをセットにして答えてください。
我が家では、
- 薬関係の引き出し(体温計や塗り薬や絆創膏など)
- ストックの引き出し(線香やろうそく、ティッシュやトイレットペーパー)
- パントリーの引き出し(風水的に水の下に食べ物はダメだから、コンロの下。)
- 季節ごとの肌着の引き出し
などに分けているので、だんだんこんがらがりがなくなりました。
物で愛情をはからない
そんなこんなで、家を巻き込んで減らしていますが、別の家族が「そろそろ阪神タイガースのファンクラブ辞めてもいいよね?」と聞いてきました。
何かと思えば、亡き家族名義のファンクラブを亡くなったあと10年以上入っていたと言うのです。
家族を想う気持ちは確かなんだけど、ファンクラブに入っておくことで、自分の家族への想いを形にするというのは、ちょっと違うような。
もし、その人が命をかけて応援していたり、それだけがその人のアイデンティティなら数年は、現状維持でも構いません。
しかし、亡き人はあの世でどんどんこの世への未練や執着を削ぎ落して、魂の故郷に帰っていきます。
そして、魂の故郷で憎しみや妬みなどない優雅な暮らしを送れるよう修行を頑張っているとわたしは信じしています。
ファンクラブに入会し続ける費用を、故人に変わって毎年寄付し続ける方が、故人の魂のためにもいいでしょう。
家族のやさしさにほっこりしつつも、『やっぱりバブル期に過ごした人だな。物やお金で愛情を図る嫌いがある。』と思いました。
固執し過ぎると、自分で自分の首を絞めることになります。
柔軟な考えで、人への優しさを持って行きたいです。
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