わたしの尊敬する明石家さんまさんが、落ち込まない理由を「今の自分はそんなものと思ってる。落ち込むのは自信過剰な証拠。」とよく言います。
わたしは、さんまさんのように明るい人間ではないのですが、人生に置いてわたしは元々この考え方で生きています。
未来を悲観する人って、今までよっぽど最高に幸せな人生を歩んできたんだなと思います。
過去が最高だったから、先細りの未来を悲観するのでしょう?という考えです。
人生は修行
わたしは、どの時代の自分を振り返っても「あ~あの時はよかったなぁ。あの時に戻りたい。」と思う瞬間はありません。
元々楽しみづらい性格なので、どの時代もそれぞれの苦労や苦悩があり、それをやり過ごすために、友人の誘いに乗ってみたり、遊びを取り入れてみたりといった具合です。
それを卑下しているわけではなく、人生は修行なのでそんなものだと思っています。
ドラマチックなことは、日常に起こらないのが普通
恋愛体質の人は、パートナーがいないことを毎日気にして、少しずつそこに神経をすり減らして生活していますが、ドラマのような純粋な恋愛ができることなんてマレです。
マレだから、小説になったりドラマや映画になって、それが人を感動させられるのです。
誰にでも訪れる日常なら、そんなモノ見させられても感動しません、人は。
毎日トイレしている姿を見せられても、感動しませんよね。
だって、わたしたちの当たり前の日常だから。
なので、わたしは、淡々とした毎日を卑下しませんし、戻りたい過去もありませんし、これからの未来も、今までやり過ごしてこれた自分ならやり過ごせるだろうと悲観もしていません。
SNSを見るのが普通になってしまった今は、人のキラキラしている(ように見せかけている)日常を見てしまうので、無趣味や独り身や淡々とした生活を卑下しやすくなっているだけだと思います。
無趣味も趣味
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの山下健二郎さんが、所ジョージさんのようにたくさんの趣味を持って楽しんでいる人を尊敬していて、自分も人生楽しみ尽くしたいと話されていました。
こういう話を聞くと、自分責めが大好きな人は「あ~わたしは何も楽しみがない。」とか感じてしまうのでしょうが、山下さんや所さんのように楽しみ尽くせる方はマレなんではないでしょうか。
楽しむには、お金も時間もかかります。
お二人が恵まれていると言っているのではなく、それだけのお金を稼ぐためにわたしたちにはわからない苦労もあるでしょう。
それを、楽しんでいるところだけを切り取って自分を卑下することはないというだけの話です。
わたしに関していえば、している最中に他のことを忘れてルンルン♪でいるのは、掃除しているときだけです。
ヨガとかペン習字とか動物の子育てとかは、趣味半分、責任半分、向上心半分といったところなので。
この無趣味が趣味で、一人でビール飲みながらドラマを垂れ流しながら掃除している時間をこよなく愛しています。
毎日へらへら笑って生きている人が1番偉い
所さんのように世田谷ベースを持たず、山下さんのようにDIYようの家を持たない、職場と家の往復だけの人がほとんどだと思います。
自分の人生に彩を持たせるために、目標を持ってそこに向かって頑張るのはいいことですが、それがなくたって、十分幸せに生きられると言う方に目を向けてほしいのです。
さんまさんもお金がない若手時代は若手時代で楽しかったし、自分はあの状況でも楽しんで生きていけると思うから、不安はないと言います。
所さんも山下さんも、お金がなかったらなかったで、また違う遊び上手になるのです。
要は、環境やモノに目を向けるのではく、楽しみ上手になりたい人は楽しみ方を探求する。
お金持ちになりたい人は、お金との関係性を見つめ直す。
ただそれだけの話です。
人と比べるのではなく、自分がどう生きたいかを真剣に考えると、自分なりの幸せが見えてきます。
なんてことない毎日の中に小さな笑いを見つけて、へらへら笑って生きている人が一番偉いといつも思います。
ニコニコ朗らかになんて難しいことを目指す必要はありません。
へらへらで、十分です。
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