想い出の品を手放す方法

思い出の品 断捨離 捨てる
思い出の品

 

“想い出の品”のカテゴリーってどれくらいあるんでしょうか。

 

  • 写真
  • 学生時代にしていた趣味のもの
  • 結婚前のOL時代に使っていたもの
  • 子どもからのプレゼント
  • 子どもが巣立つ前に愛用していた部屋や物

といった具合でしょうか。

 

何にせよ、

断捨離を始めたばかりだと特に

想い出が詰まったものは手放しづらいです。

 

こういった想い出の品を手放していくには

自分が何に執着しているかを考えることから始まります。

 

 

1.捨てられない想い出の品は何かをまずは知る

上記したように

何が捨てられないのかをまずは考えて見てください。

 

 

2.その品物に何を見るのか考える

  • わたしの場合
  • 自分1人が写っている写真や
  • 1人で行った旅行先の物や
  • その時つるんでいた友達関係の物
  • 自分の学生時代の物は全て捨てられました。

捨て体質になるための極意/想い出の品編

 

しかし、現在子育て奮闘中で『社会から取り残されているような気持ち』になっているママさんは

過去に会社でバリバリ働いていた頃の資料やスーツが捨てられなかったり、

 

ちょっと心を休憩中の人は

キラキラしていた(と自分で思っている)頃の写真などが捨てられなかったりします。

 

果たして捨てられない物の裏側に隠された自分の気持ちは何なのかを

考えることで

『やみくもに何も捨てられない!』状態からは抜け出せます。

 

でもいくらその当時の物を持っていても

過去にタイムスリップ出来るわけではありません。

 

過去に想いを馳せるくらいなら

子育てが終わった時に自分が挑戦したいことを思い描いたり、

人生の小休止後の未来に期待をする方が実現可能率は100%です。

 

 

3.想い出の品は量ではなく質である

例えばハワイに行ったときに買った物が捨てられない。

 

その時の旅券や写真が捨てられないなら

まずは数を見ることです。

 

何から何まで置いておかなくても

砂が入った小瓶を一つ飾っておけば十分当時のことを思い出せるでしょう。

 

わたしは中学の頃、高校野球にハマっていて

センバツや夏の甲子園のときは毎日甲子園球場へ行っていました。

 

色んな出場選手と写真を撮ってもらいましたが

結局全部捨てました。

 

でも一緒に行っていた女の子のことも

観に行った練習試合のことも

あの暑さも

優しいベテラン観客のおじちゃんとの会話も

全部思い出せます。

 

甲子園の星(雑誌です。)も、なくてもちゃーんと

記憶に刻まれています。

 

 

4.しまいっ放しにしている段階でそれはもうごみ

想い出の品といいながら

どこに収納されているかわからなかったり

ずっと出したことがないのであれば

それはすでに“ごみ化”しています。

 

お子さんの作品は、額に入れてリビングに飾る。

 

そして次の作品を作ったら、前の作品をデジタル想い出ファイルに残して処分し

新しい物を飾る。

 

こうやって目に触れてこそ想い出の品の価値があります。

 

わたしは初めての子(動物ですが)の歯は置いてありますが

会社の引き出しに入っているので

1週間に1度は手に取って想い出します。

 

ただ、慣習でもらっただけの寄せ書きは

惰性でクローゼットに入っていただけでした。

 

何故捨てなかったかというと

色紙に貼ってくれたわたしの写真が若くて今よりかわい“らしかった”(らしいだけですよ。)から

『想い出の品』とカテゴライズしてしまっていただけです。

 

寄せられたメッセージは全く要らなかったのです。

 

 

5.遺されたものは全部使う

わたしは人生で大切な恩師が一人いますが

すでに亡くなっています。

 

恩師からの教科書や添削してもらった作文は未だに大切に置いてあります。

 

亡きご先祖様が使っていたポーチも捨てずに持っていますが

毎日使っています。

 

子どもの頃にくれた

笑っちゃうくらいダサいサンリオのスチールケースも使っています。

 

恩師の形見分けでもらった服は着ていますし

ボロボロになったTシャツはリサイクルへ出しました。

 

どうしても捨てられないなら使ってみるのも手です。

 

使っているうちに、所有権がちゃんと自分にうつったことを実感し

手放せる日が近くきます。

 

 

 

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