捨てる時間がない、掃除する時間がないという言い訳、捨てましょうというお話です。
1年間に104~106回あるチャンスを無駄にするな
1年間は、週単位で考えると52~53週あります。
可燃ごみの回収は、大体週2回ですから、1年間に104回~106回、捨てるチャンスがあるということです。
捨てる時間がないという人でも、この約100回のごみ回収日に食べかすなどの生ごみなんかは捨てていますよね。
30リットルのごみ袋か45リットルのごみ袋かはわかりませんが、捨てるときに、ごみ袋がいっぱいになる分くらいは、はたまたごみ袋を1つか2つ余分に出すくらいは、“ついで捨て”ができるはずです。
それさえもできないくらい時間がなかったり、疲れ果てているなら、今の日常生活を組みなおす必要があります。
ごみ袋いっぱいになるまでの10分を活かす
わたしは、冷凍庫を生ごみの待機場にしています。
ごみの回収日に、冷凍庫の生ごみを45lのごみ袋に入れ、子どものトイレの砂を捨て、3~4日内に届いたネットショッピングの梱包材を入れ、まだごみ袋に余裕があったら、ごみ袋いっぱいになるまでは絶対に何かを捨てるようにしています。
そろそろ寿命が近づいてきたなというパジャマや下着類・タオルなんかは、ベランダの汚れをさっさと拭いてからごみ箱に入れます。
冷蔵庫にあと1回分の牛乳が残っていたら、コップに移し替えてパックは捨てます。
クリアファイルや紙袋、梱包材、エアーシート、クリップなど溜まりやすいモノも、ごみ袋が埋まる分まで入れます。(可燃不燃はもちろん分けて。)
ウエスにしようと思っていたTシャツも、その場で切り刻まないならウエスの必要量超過と判断し、そのままごみ袋に入れます。
修理に出そうか悩んで放置している靴も、入れます。
ハンドルが汚くなったエコバッグ系も、思い切って捨てます。
溜めに溜めたレジ袋も2~3枚なら捨てても、後ろ髪ひかれないはずです。
家族が気にくい、履きにくいと言っていた衣類も一声かけて、不要だという返事が返ってきたらごみ袋にインです。
総じて、10分もかかりません。
ごみ回収日のこの10分でずいぶんモノは減ります。
もったいない気分が作動したモノに関しては、ごみ袋に入れず出勤するときに持つバッグに入れます。
割りばし・賞味期限が近付いているティーパックや調味料、まだきれいなハンカチやタオル。
これは、出かけた先であった誰かにあげるか、会社のキッチンで使用してもらっていました。(会社勤めしていたときの話。)
今は自分の会社なので、スタッフやお客さんにあげたり、会社で使い倒す消耗品として使用して、1週間以内に捨てます。
捨てることを前倒しすることで、捨て癖をつける
ごみの回収日は、ごみを出すことを先延ばしにせず、前倒しで出すことを習慣化するいいチャンスなんです。
前倒しする習慣を身に着けるためには、食材を冷蔵庫になおすときに、パッケージを先に全取りすることも大事です。
コンタクトレンズの洗浄剤や青汁を買うと、箱に入っていますが、そんなモノも全部取り外してから、収納場所に片づける。
ただでさえモノが増えているときに、付随したモノまで一緒に保管する必要は全くもってないからです。
人は、目にしないといろいろ忘れ去るようにできています。
忘れ去らないと、死別の苦しみなんかから解放されず全員病んでしまいますから。
そんな大事なことでさえ忘却する力を備えている人間は、所詮モノなんて目にしないとあっという間に忘れて存在すら忘れます。
それが埋蔵品や死蔵品になっていきます。
手にした瞬間に捨てることを習慣づけましょう。
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