想い出の品、なかなか捨てられませんよね。
わたしもかなり勇気を出して1つずつ処分していっています。
きょうは、そんな想い出の品を捨てられないという心理を逆に使って
断捨離する方法をお伝えします。
◆嫌な思い出ってないですか?◆
わたしは、まだまだ人生修行真っ最中の身で
記憶を全て自分にはあって良かった素敵なものと思えていません。
・就職したての頃の嫌な上司や先輩
・いつも嫌なことばかり言ってくる近所の人
・お金に苦しくて仕事を掛け持ちしていた頃
など
人や時期に嫌な記憶がたくさんあります。
みなさんにも
・浮気性の彼との思い出
・DVをする元夫の思い出
・嫌なことをする家族の思い出
など
生きていれば多少なりとも
嫌な思い出や嫌な人嫌だった時期ってあると思います。
その時のことを思い出す物を先に削除していくのです。
友人と10年ぶりに会った時(彼女は最近結婚した。)
当時付き合っていた彼から貰ったと話していたイヤリングをつけていました。
彼女は「物に罪はない。」と「それにしても杏はよく覚えてるね。」と笑っていました。
彼女にとっては元カレの想い出はそう悪くないものなのでしょう。
そういう場合は、使い続けて愛用しているのであれば所有していても問題はありません。
しかし、嫌な思いをして別れた彼に買ってもらった日用品は手放してみてはいかがでしょうか。
杏は、1人だけ自分を呪いたくなるような男性と関わりを持ってしまったという過去があります。
関係を清算するだけで心身ともに体力を使ってしまって
一気にとは無理でしたが
自分のペースでその人間を思い出すような物は全て処分しました。
買ってもらった物ばかりではありません。
・座ったことがあるソファー
・乗ったことがある車
・貰ったピンチハンガーやジューサーなどの日用品
・重たくて運べなかったので手伝ってもらったテレビボード
・上記と同じ理由の洗濯機
・もらったドライヤー
など全てです。
買い替えるにはお金がかかりすぎるので
ジモティをうまく使って貰ってもらったり
譲ってもらったりしながら総入れ替えしました。
一度、断捨離番組で引きこもってたいじめられていた頃を思い出す洋服は
自分のルーツだから捨てられないという女性を観たことがありますが
乗り越えたいなら逆だと思います。
杏は、あまり幸せでない先輩が杏が買うバッグをことごとく真似して買っていた頃があり
真似されたバッグを見ると
その先輩にされた嫌がらせの数々を思い出すので
これも売りました。
大切な家族や自分の素敵な想い出の品はなかなか捨てられませんが
その逆をいくのです。
◆嫌な思い出は自分で書き換えるしかない◆
江原啓之さんは良い事も悪い事も自分にとって人生の感動だと説きますが
わたしはまだそこまで思えません。
何でわたしだけあんな目にあったんだろうと恨み心を手放せないこともありますし
自分も悪いけどやっぱり相手も悪いと思ってしまいます。
ただ、その後どこに注目するかは自分で決められます。
不幸だった自分の出来事をずっと思い返すに重きを置くのではなく
その出来事から脱出出来た幸せに重きを置くのです。
かなりのネガティブ思考な杏ですが
今はこのままでは嫌だと思えるくらいまで成長できました。
自分にとって都合の良い自己暗示をたくさんかけられるように心掛けています。
かなりの自己啓発本やフリーメールを購読し続けて
やっと30代後半になって本当の意味で理解できるようになってきたのです。
何事も時間はかかります。
断捨離も自分の心の強化も少しずつ続けることが大事です。
●きょう捨てた物●
PCに記憶されたアイパス
ショップのポイントカード
ボールペン
20年前の修正液(テープしか使いません。)
今年の4月に使用期限をむかえる皮膚科でもらった薬
住宅ローンの残りの半分(繰り上げ返済)