NLP心理学を学んだわたしが、断捨離と心の関係性をきょうはお話したいと思います。
太く短く生きたいと願っているわたしですが
少しでも長生きしたいという方多いです。
何といっても“人生100年時代”とうたわれているくらいです。
長生きするということは色んな時代を生きるということです。
そこで必要になってくるスキルは時代の流れに乗って生きていくことだと思います。
戦後間もなくの頃は物が無く物を買えるようになることが
人生の成功という考えもあったと思います。
しかし、これだけ遺品整理や生前整理の業者が増えて(増えるということは儲かっているということ。)いる今
絶対に『物を持つこと=幸せ』の時代ではなくなってきているということです。
◆リサイクルショップも多種多様◆
杏が20代の頃はリサイクルショップがまだ少なく
ブランド物のバッグを持っていくと80%以上の値段で買い取ってくれました。
それが、ショップが増え続け杏が通っていたリサイクルショップも店舗賃料が払えないからと
ネットオンリーの店に変わり
そして去年店を閉鎖しました。
ミニマリストの最大のメリットは、流行にとらわれない自分軸で生きることにあると思いますが
でも時代の流れには乗らないと大損すると思うのです。
・昔はただで引き取ってくれたごみもごみ袋が有料になり
・大型ごみもコンビニでお金を払ってシールを貼らなければ引き取ってもらえない
・リサイクルショップも増繁し二束三文
・地震が相次ぎタンスやタンスの上からの落下も危ない
・長い気になったおかげで高齢者としての生活も長い
・部屋で転倒の恐れも増えた
・核家族化で遺品整理も遺された者が苦労している
・個人情報保護法制定のおかげで通帳やお金の管理も複雑化
・インターネットの普及でIDパスワードまで増えている
・一社で勤め上げる時代ではないおかげで増える紙書類
こんな世の中で昔と同じように物を持っていては後あと大変なことになると思いませんか?
◆過去の栄光にすがると不幸になる◆
70代のご近所さんは「95歳まで生きた。」いと言っていますが
未だに大量の物に囲まれて生きています。
先日も「毛皮のコートを売りたいからリサイクルショップを教えてほしい。」と言われ教えましたが
結局「あんな高い毛皮のコートは、バブルの頃自分が大儲けしたから買えた。
もう買えないからやっぱり売るのを止める。」とのことでした。
もう何十年も着ていないのに必要でしょうか。
バブルの頃の自分は最高で今は最低なのでしょうか。
違うと思います。
バブルの頃は大儲け出来て楽しかったとしても
本来は今の楽しみを感じながら生きないともったいないです。
わたしも職は一緒ですが働く場所を何回か変えているので
大企業に勤めていた頃の給料明細や契約書などを長く無意識に保管していました。
でもそんな過去を自分で再確認せずともちゃんと働いていたことは記憶していますし
証明が必要になればその時に会社に頼めば済む話です。
全て処分しました。
住宅ローンの明細までこれだけ払ったという自負になっていたのか取っていましたが
これも処分しました。
物で残さなくても頑張った記憶は自分の自信となって残っているんです。
物に頼る必要は全くありません。
◆自分のかっこいいを知る◆
わたしは運転免許を取ってからずっと左ハンドルの車に乗っていました。
これはわたしのこだわりで
「わたしはバブル時代のあほな感じが好き。車は絶対左ハンドル!」というしょうもないこだわりから来ているのですが
“後妻業”を読んでいるときに
「左ハンドルを乗り回している時点で格好悪い。」のような件があり
「あ!時代変わっている!」と目が覚めた瞬間がありました。
わたしはファストファッションは絶対に買わないと決めているので
ユニクロやGUは着ませんが、
今の時代で言うとシャネルの肩パット入りジャケットを着ているより
トレンドなデザインのユニクロを着ている方がおしゃれという時代ですよね。
江原啓之さんの「自分を律しながら生きる。自律してください。」という言葉が好きなのですが
何事も自分で考えて
自分のことだけでなく世の中の動きも考えて
環境のことも考えて
自分がどう生きたいか試行錯誤しながらというのが良い人生なんじゃないでしょうか。
また人と比べて無駄な消費したいですか?
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