持たない暮らし

体重もそうです。あまりにも自分に適した体重をはみ出ると体が重くなって行動力が落ちます。家のモノも同じです。適正量を超えると、家事が面倒になり、おしゃれが面倒になり、片付けが面倒になります。適正量を見極めましょう。

思い出の品を箱に入れて押入れの片隅で埃をかぶらせる人。思い出の品は数少ないけど、毎日思い出を噛みしめている人。絶対に後者の方が、寝ている間あの世へ還っているとき、思いの出の人にたくさん会っています。思い出の品という思い込みの妄想をまずは捨ててください。

家は自分が快適に暮らすためのモノ。人に見せびらかすために買う必要はありません。ボロ屋でもDIYが趣味なら自分で手を加えて楽しく暮らす。ミニマリストでモノが少ないなら、狭い部屋で何もない空間にしあわせを感じながら生活する。自分流の快適な家を知っていますか？

全部自分で抱え込んでもいいことはありません。究極は、お金でさえも抱え込むと逃げます。上手く人を頼って、自分は楽をすること。

真面目な人ほど、自分のモノやお金に真摯に向き合うので不必要に、たかがモノを相手に真剣に捨てようか捨てまいか考え込んでしまいます。そもそもその考え事捨てるのが断捨離です。もっと、堂々とさっぱりと捨ててもいいのです。

内面がきれいな人には心がきれいな人が寄ってきます。部屋がきれいなところには虫も寄ってきません。いい香りがするところにも、悪霊は寄ってきません。何を呼び寄せたいですか。

奪う人は必ずどこかで奪われる人生が待っています。わざわざ自分が手を下さなくても、その人に返りますから、ただそっと離れましょう。距離を置きましょう。

平野ノラさんも、芸人として売れる前、売れてから、そしてバブリーキャラを変えていくとき。それぞれのタイミングで断捨離しています。タイミングや住む家によって、自分の持ち物量を変えられる人が自分の人生をコントロールできる人です。

人間関係うまくいかなくてＯＫです。うまくいく方がマレだと、まず思考を変えましょう。上手く行くのが当たり前だと思っているから、人の関係性をうらやんだりします。上手くいっているように見えるとこでも、本当のことはわかりませんし、本当にうまくいっていても、相当な努力をしています。努力をできる人が結婚生活うまく運べます。悩む前に、実は悩んでいることが正体不明の実態のないことに悩んでいるだけと気づきましょう。

頭で色々考えているつもりでも、実はそれを自分が把握しきれていないことがわかります。書き出してみると、悩みだと思っていたことはただの悩み好きな性格からくる癖だったり、本当は望んでいないことに気づいたり…。自分の想いを目視して、自分の目標を目視すること。書き出すことは、家を整えるのにかなり役立ちます。