4月末からなので、継続性の実証はできていないのですが…
最近のわたし、たった1つのことを心で唱えるだけで、嫌な習慣を見事にかんたんにどんどん手放せています。
未来のわたしから今の自分を見るということを意識するだけ。
クレジットカードの請求書が届いた2週間後の自分を、臨場感たっぷりに想像して、2週間後の自分がどうありたいか、どういう感情でいたいかを決めると、今の自分の行動が変わりました。
決めることがポイント。
希望ではなく、そうなると決めつけることです。
嫌なことを反芻するのは過去の人間の習性であり、現代人には不要
自分は、親も最悪だし、友人もいないし、仕事も大したことできないし、そんなに稼げないし、あぁそういえば信頼していた人にも裏切られたなわたし。
こんな風に自分のことを分析している人って、少なくないんではないでしょうか。
わたしも、自分の人生は本当に最悪で、なんでこんな大変なことばかり起きるんだろうって思いがちです。
ただ、これは焦点の問題なんです。
自分否定がクセになっていると、悪いことばかりにスポットライトを当てそれを反芻するので、嫌な記憶がどんどん色濃く残っていくという負のスパイラルに陥っているのです。
過去の失敗を強く記憶してしまうのは、昔の人間の習性が残っているからだと言われています。
A地区で獲物を捕らえてごはんを食べていたら、ライオンに襲われそうになった経験があるとします。
その記憶をなくしてしまうのと、また命の危険が生まれるわけで、身を守るために失敗した経験を脳に強くインプットするようになっているのです。
ただ、これって昔と比べると必要度が減っていますよね。
もちろん、詐欺にあったりしないために多少の用心は必要ですが、嫌な思い出を撫でまわしてよしよしと育てる必要は全くないのです。
焦点を明るいことに絞るクセをつける
Xなんかでも常に愚痴を書いている人がいます。
わたしは自分にもそういう要素があるので、読んでいてしんどくないのですが、本人がしんどそうでちょっと心配になります。
過去の嫌な記憶をこねくり回してどんどん悲劇のヒロインにならないためには、問題をすり替えるクセをつけることをお勧めします。
- 稼いでこない旦那を罵りたくなったら、帰りが遅い高給取りの旦那さんより子育てをたくさん任せられるからいいや
- お金遣いの荒い母親に腹が立ったら、借金してまで買い物して取り立て屋に追われるほどでなくてよかった
- 子どもが成績が悪いと、受験戦争で精神を病むこととは無縁そうでよかった
- 義理の家族がいろんなモノを押し付けてきたら、金の無心をしてくるような義理家族でなくてよかった
- ペットがあまり頭がよくなかったら、神経質からくる病気とは無縁でよかった
- 最悪の両親に育てられたら、自分の人生を無駄にしてまで反面教師のお手本をしてくれたんだ
こんな風に焦点を違うことに向けてみてください。
わたしも家族がほんっとーに役に立たず腹が立つのですが、それに焦点を当ててイライラしているとドツボにハマって、もう怒りがどんどん湧いてきます。笑
そんなときは、“おかげさま事案”を思い出すようにしています。
相手のためでなく、怒りを鎮めて穏やかに暮らせるよう自分のために“おかげさま事案”を反芻するのです。
『人の悪口を言わず、キラキラした言葉を吐きましょう』なんていい子ぶりっ子発言をされると反発したくなりますが、『相手はクソなんだけど、自分のために、クソでない部分に目を向けているわたしって大人♡』と思えばいいってことです。
未来の自分ががっかりしないよう行動する
未来の自分と言っても、30年後とか大層な時を越えてしまうとイメージが難しくなるので、明日の自分や1か月後の自分から始めてください。
これも、先ほどの“怒る自分を避けるための今の行動”と同じ仕組みです。
カードの請求書がくる日はみなさんご存じでしょう。
高額な請求を見たときの自分のヒヤッと感は容易に想像できませんか?
想像する未来の自分は、現実味を帯びた臨場感たっぷりでなければいけません。
なんとなく「お金持ちってええなぁ。なりたいなぁ。」と思うだけだから、多くの人が実現できないのです。
わたしはお金が大好きですが、お金が欲しいって思うときは必ず
- ファーストクラスに乗っている自分や
- 儲かり過ぎたからと300万円を動物愛護団体に寄付している自分や
- 今の家を売って小さな住まいへ住み替えし、余ったお金でハワイを豪遊してる様を
頭に描きながら「お金が欲しいなぁ」と思います。
これもただのクセです。
毎回しているうちにそうなりました。
- 請求書を見たときの自分がガッツポーズをとっている
- 買い物が減りクレジットカードを使うことも減り、クレジットカードを昼休み中に解約している
- 1週間後体重計に乗ったときににんまりしている
- 空き缶を捨てるとき、空き缶の量を見て、お酒をセーブできごみ袋代も減らせ、あるいは資源回収まで持っていくというプチ家事を手放せている自分
- 今の家がすっきりし、夜自分の時間を楽しんでいる
- キッチン周りからモノがなくなり、夕食の準備を優雅にしている
- 家で、ワンピースなんかを着て、カモミールを飲みながら本を読んでいる
- 宅急便の受け取りにハンコを押しながらにっこりご苦労様と、マダムのように言っている
そんな自分を臨場感たっぷりに、実際にあった出来事のように何度も何度も思ってください。
何度も反芻して思い出すのは得意なはずです。
過去の嫌なことを思い出していたように、未来の最高の自分を思い出すだけです。
わたし、4月末からこれで毎晩のビールの本数が減って自分でもびっくりしています。
自分が成り上がっていく様を想像するのは、すでに成功したかのようなワクワク感がありとても楽しいです。
継続しているうちに、そっちの自分が本当になります。
この週末は、一緒に最高の自分と思い込んで生活しましょう。
来週、何かが本当に変わります。
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