引っ越し困難者から学ぶ、引っ越し達人になる方法

無駄を減らすコツ 持たない暮らし

新年度が始まるにあたって、引っ越しをされた方も多いのではないでしょうか。

 

毎年この時期は、どの引っ越し業者も大忙しで値段も普段より高めですね。

 

今年は、通年に比べて物流の2024年問題があるため、引っ越し困難者(引っ越し業者を見つけられない人)が非常に多いんだとか。

 

仕事柄、人の引っ越しを見ることが多いのですが、みなさんびっくりするくらい高額な費用を当たり前のように支払っています。

 

引っ越し業者を儲けさせることが生きがいならいいのですが、少しでも無駄な出費を抑えて未来のお金の不安材料を減らしたいと思っているなら、モノを減らすことを強くお勧めします。

 

荷物が少ないと、引っ越し業者を手配できなくても簡単に引っ越しできますからね。

 

 

単身赴任や入院先・出張先・旅行先は、ごみ捨て場

 

わたしは、

  1. 地方から関西に帰ってくるとき5万円
  2. 市内の引っ越し2万円
  3. 会社と自宅の同時引っ越し5万円
    と、引っ越しが10万円超仕事になったことはありません。

 

荷物が少ないからというのは言うまでもありませんが、引っ越し先で色んなモノを置いてくるからです。

 

地方へ単身赴任した際は、実家でそろそろ寿命を迎えそうだったタンスやソファを持っていき、帰郷するタイミングで処分しました。

 

市内間の引っ越しでは、引っ越し前に洗濯機・電子レンジをジモティで売って、引っ越し後に人に貰いました。

 

お金をかける家電は、冷蔵庫とエアコンだけと決めているので、あとは中古を貰ったりあげたりを繰り返して、運ぶことをしません。

 

高いモノを買ってしまうと、それを移動しなければならなくなるので、近い将来、簡単に手放せない高すぎる買い物は極力避けます。

 

中古品を使うことで、地球全体のごみも減らせますしね。

 

  • 出張先や旅行先には、くたくたになった洋服を持っていき旅先で処分してくるし、
  • 入院となれば、ボロボロタオルやパジャマ、スリッパ、歯ブラシ・お箸などのカトラリーを持っていき捨ててきます。

 

自分の生活のアカを一緒に落としてくる感じです。

 

わたしは、やましたひでこさんみたいに1年に1度タオルを全部新調することも、洋服をワンシーズンで手放すコトもありません。

 

タオルは平気で10年以上使っているモノもあるし、中学生の時の洋服もまだ持っているくらいですから、旅先でボロボロを捨てるのは、贅沢だとは思っていません。

 

 

一生の買い物という概念を持たない

 

一生の買い物というのは、大金を支払う自分を納得させるため、それを購入するための言い訳であって、本当に一生の買い物なんてほとんどありません。

 

昔は、家は一生の買い物と言われていましたが、今は転職も当たり前になってきましたし、昔に比べて不動産を資産運用で使う人も増えました。

 

子どもが巣立って老夫婦だけになったときにダウンサイズする賢い高齢者も増えました。

 

モノを買うときに、一生の買い物だからと自分を言い聞かせて高すぎる買い物をするのはお勧めしません。

 

家も組める住宅ローンマックスで買う人が多いですが、ローン地獄で毎日お茶漬けな生活より、適度なローンで年に1度家族旅行の方が楽しい人生ではありませんか?

 

 

最低1年は、ないまま暮らしてみる

 

引っ越ししたての人は家を自分の城にしようと、張り切っていろんなモノを買い込んでしまいがちですが、今のまま最低1年は暮らしてみてください。

 

四季すべてを体感して、本当に必要なモノだけを足す。

 

わたしは去年6月に新居に越してきましたが、各寝室の暖房器具を買わないまま冬を過ごしました。

 

引っ越し前は必要だなと、ヤフオクでガスファンヒーターを検索していましたが、「寒くて死にそうになったらでいっか。」と保留。

 

結果、新居はあたたかく不要でしたから。

 

 

新しい場所には、古いところで使ったモノを持っていかない

 

昨日、家の中で答えが変わるパズルを繰り返している人がほとんどと記しました。

 

  • 片付け前はキッチンにあるガラクタを、片付け後は押し入れに
  • 片付け前はキッチンボードにある飾り物を、片付け後は収納ラックに

 

こんな風に、ただモノを移動させているだけでは、片付けという家事はエンドレスで続くということです。

 

これと同じで、引っ越しでも同じことをする人が多いということです。

 

そういうわたしも、去年、会社の引っ越しという大がかりなことをして、たくさん失敗しました。

 

2023年6月~8月くらいの記事を読んで下さったら、わかると思いますが、引っ越しで運んでもらったモノをことごとく処分したのです。

 

  • 重すぎるオフィスなんたらは、全部捨てましたし
  • カフェテーブルにいいかなと思って持ってきたモノも壊れかけていたので結局捨てた

滝沢カレンさんは、スマホを新しくしたとき、前のデータを引き継がないそうです。

 

 

滝沢カレンさんと有村架純さんに学んだスマホとの付き合い方

 

引っ越しでも、前の家のモノを引き継がないことをルールとするといいです。

 

持って行っても、部屋が変われば用途も変わり不要になることが多いですから。

 

 

荷物が多い人は、引っ越しの際デメリットしかない

引っ越し代 安く抑えるコツ

 

スナックのママさん

家建て替えのため、歩いて5分の所に仮住まい。

荷物が多すぎるため、引っ越し費用は30万円。

往復で60万円の支払い。

 

30代ご夫婦

旦那さんの仕事の業績が下がり、お家賃を下げるため引っ越し。

家賃は半分なるものの、荷物が多すぎて引っ越し代28万円。(市内)

到底、資金繰りが厳しい人の引っ越しとは思えない高額。

 

単身の収入が低い男性

いつも作業着を着て仕事をされている方なのに、衣装ボックスが山のようにあり引っ越し代12万円(市内5分圏内)

 

生活保護夫婦

嗜好品にお金をつぎ込むいわゆるカツカツで生活されている夫婦、これまた引っ越し代12万円(市内5分圏内)

 

遺産で暮らす60代単身男性

プラモデルやら趣味のモノが多く、23万円(県内)

 

引っ越し代そんなもんだわ~と思った人は要注意です。

 

 

人はお金をかけるところがそれぞれ違いますが、他人のお金の使い方を見て学ぶことは非常に多いです。

 

  • 美容オタクでない友人に、美容代を言うと驚かれる
  • 毎日きちんと掃除している人に、ダスキンの清掃代を驚かれる
  • 洋服を買わない知人に、年間の衣装代を告げるとびっくりされる

 

こういう他人の衝撃は、自分のお金の使い方の修正に役立ちます。

 

人は普通に暮らしていると同類ばかりを引き寄せて生活しています。

 

  • クラブ通いはストレス発散の当たり前イベントと思っているけど、一生に1度もクラブに通ったことがない人がいるように
  • カードローンを毎月当たり前に使っているけど、そもそもお金を借りたことがない人も
  • クレジットカードでポイ活するのが当たり前と思っていても、クレジットカードを作ったことさえない40歳がいる

 

当たり前と思っていることにはエンドレスにお金を使い続けてしまいますが、自分とは違う人を見ると、そんなことにお金をかけるなんてバカらしいという発想が生まれることも多くあります。

 

美容オタクのわたしは、顔そりに毎月行く友人Aに対して何の感情もわかなかったのですが、美容オタクでない友人Bは「自分でできることにお金を払うなんて信じられない!」と驚いていたことに、わたしが驚きました。

 

それほど、普段使っているお金に対する金銭感覚はどんどんマヒしているということです。

 

 

引っ越しの予定なんてないわ~と思うかもしれませんが、未来のことは100%正確に誰も知ることができません。

 

家族の都合で移住しなければいけないかもしれないし、高齢になって施設に入ることも引っ越しのうちの1つです。

 

そんなときに、モノに煩わされるより、身軽にすっと居場所を移せる方がからだのしんどさもお金の負担もありませんよ。

 

新年度、引っ越しするつもりで部屋のモノを眺めてみてください。

 

 

買わない杏が買ったモノ→杏の楽天room

我が家の様子→杏のインスタ

 

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