愛する人を亡くした全ての人へ

ペットロスからの立ち直り ミニマリスト

rubyさんから、メッセージをいただき、引用してもいいとのことでしたので、rubyさんのテリアちゃんがここにいた証の1つとして、シェアします。

 

こんばんは。 初めまして。パソコンに詳しくない50代(ミニマリスト)女性です。 簡単に自己紹介…結婚30年以上。子供なし。犬2匹シーズー、テリア。
4月5日にテリアが乳がんのため天使になり、喪失感が半端なく… 杏さんでしたらどのように気持ち?をコントロールできるのか? メッセージしました。
寂しくて寂しくて自分ではどうしたら良いのかわからず… ミニマリストの杏さんでしたら どんな感じで乗り越えられるのかお聞きしたいかなぁと…
失礼な質問でしたら申し訳ございません。

 

rubyさんには個別にお返事しましたが、わたしは乗り越えません、一生。

 

 

死別は、淋しくて当然。無理に這い上がらない

 

以前勤めていた会社で、愛犬ちゃんが危篤との連絡に慌てふためく同僚を白い目で見ていた大嫌いな上司がいましたが、動物だって植物だって自分が愛していたのなら、自分の家族です。

 

自分の子どもが亡くなったのですから発狂するくらい淋しくて当然です。

 

乗り越えられなくて当然です。

 

誰かを亡くして淋しい人は、まず今は、乗り越えようとするのはやめましょう。

 

大事な家族がいなくなったのですから、喪失感、虚無感、絶望感があって当たり前です。

 

rubyさんにもお伝えしましたが、

 

  • 最初の1か月は、毎日思い出しては泣き
  • もっとああすればよかったと後悔しては自分を責め
  • 気力ない中、残された子や仕事への責任で自分を奮いたせ
  • 自分のことをないがしろにして(不眠や食べられないなど)責務だけこなしていると
  • 体調不良になり、慌てて「こんなことでは残された子の面倒ができない!」とまた自分を奮い立たせ

そんな風に毎日をこなす感じで、やっとこさ1日を終えられたらいいと思います。

 

 

思い出と共に生きるのだって、正解

 

わたしは、ブログで感じ取ってもらえているかわかりませんが、亡き人への執着心が非常に強いタイプですので、乗り越えるのは(一生)不可能だと諦めていますし、乗り越えたくないのです。

 

  • 決めつけはよくない
  • そんな人が来年結婚して楽しい家庭を持っていたっておかしくない
  • 1人は淋しいから誰か見つけて
  • 天国で、杏ちゃんが幸せにしている姿を見たがっている

なんて言葉を言われても、全く響かないし、そんな言葉をかけてくる人は縁を切るほど、わたしは“思い出だけでいい”人間なのです。

 

ただ、悲しみはずっとあるのですが、時間が経つにつれて『今は天国や虹の橋で自由に好きなことして、わたしが行くのを待っててくれているんだろうな。』と思えるようになってくると思います。

 

そうなったら、わたしみたいに未練の沼でしあわせを感じて生きるのか、次会えるまでしばらくの間待っててねと、明るく生きるのか自分で選べばいいです。

 

“明るく元気に立ち直らなければならない”は、人の都合ですから、自分がどう生きるかは自分で決めればいいのです。

 

子どもさんを亡くして、悲しみ方が違うのが受け入れられず離婚する人もいれば、同じ悲しみ方で乗り越えてまた一緒に手を取り合って暮らす夫婦もいます。

 

これは、人それぞれなので、どちらに転んでも仕方のないことだと思うのです。

 

 

亡き人との共同生活を楽しむ

 

わんちゃんやねこちゃんは、虹の橋で他の子と遊んでいるとき、わたしたちがその子のことを想って思い出話をしたりすると、頭の上からお花がドサーッと落ちてきて「あ!今お母さんがわたしのことボクのこと思い出してくれた!」と気づくんだとか。

 

わたしはこれを勝手に脚色して、亡き人も天国で、わたしたちが思い出話をしたり、悪口を言ったりすると、カーンカーンと鐘が鳴って、「今あなたの話していますよ。来世に活かせることはないか聞きなさーい!」って神様がしてくれてるんじゃないかと思っています。

 

乗り越えようとするのではなく、魂だけになった亡き人と共同生活していくつもりでいると、孤独の淋しさより、愛するが故の淋しさに変わると思います。

 

小澤竹俊さんの“もしあと1年で人生が終わるとしたら?”を読み終えたばかりなのですが、天国へ先だった夫や子どもさんを支えに生きている人はたくさんいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

泣き疲れるまで泣いたら、形が変わってしまった亡き人との新しい関係性を大事に生活してみてください。

 

本人は、病気の治療や責任から解放されて、淋しいなりに遺した人を心配しつつも、ホッとしているところもあると思います。

 

残りの自分の人生を自分で決めるように、亡き人の人生そのものも、しあわせだったのか満足いくものだったのか決められるのは、本人だけです。

 

残された人が勝手に決めつけて気に病むことはやめましょう。

 

 

全ての動物のお母さんとシェアしたい詩“虹の橋”

亡き人と生きる

 

原作者不詳      

日本語訳:ふくふくやま

天国の少し手前に、「虹の橋」と呼ばれている場所があります。   この世界で生前、誰かと寄り添い、暮らしていた動物たちは、 その命の灯が消えたとき、「虹の橋」のふもとへ行くのです。   そこには、草原や丘が広がっていて、 動物たちはそこで駆けまわり、 ともにじゃれあって、楽しく遊んでいます。   おなかいっぱいのごはんと、きれいなお水、 そして優しい太陽の日差しに溢れていて、 みんながそのあたたかな場所で、のんびりと暮らしています。   病気にかかっていた子も、年老いた子も、みんな元気を取り戻し、 傷の痛みに苦しんでいた子もすっかり健康なからだを取り戻し、 昔のように、そしてまるで夢のように、そこでは過ごしているのです。   動物たちは幸せに暮らしているのですが、 たったひとつだけ、心を満たしていないことがあります。 それは、かつて共に過ごし、愛し合い、寄り添っていた人が、 ここにいないことが、恋しくて、寂しいのです。   動物たちが一緒に遊んで、駆けまわっていたある日、 ある子がふっと立ち止まり、遠くを見つめていました。 その子の目は、次第にキラキラと輝きだし、よろこびで震えだします。 突然、その子は仲間から離れ、草原を飛ぶように走っていきます。 速く、速く、それはまるで風のようです。   その子の視線の先にいたのは、 共に過ごし、愛し合い、寄り添っていたあなたでした。   その子とあなたは、虹の橋のふもとで再び出会います。 あなたは、愛するわが子を抱きしめ、愛情いっぱいにふれあい、 二度と離れることはありません。   あなたは満面の笑みで幸せにあふれたキスを受け、 もう一度、愛するわが子を抱きしめるのです。 そして、わが子の顔をのぞきこみ、見つめあっては、語りかけます。   きみと別れてからの長い長い人生を、 私は一生懸命生きてきたよ。 その中で、きみを忘れたことは一度たりともなかったよ。 やっと会えたね。   そしてあなたたちは寄り添いあって、 共に天国へ続く虹の橋を渡っていくのです。

 

 

最後になりましたが、“ダンナさまは幽霊”という流光七奈さんのコミックは、魂になった動物や人が、実はお母さんやお父さんの元で同居している様子がわかるので、おススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

rubyさんからはお返事をいただき、少しだけ安心しました。

 

rubyさんの想いはわたしの胸にも一生残っています。

 

一緒に淋しいながらも、再会したときにお届けできる笑い話もチラホラ作りながら生きましょうね。

 

 

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