最近、ごみ屋敷の片付けに始まり、人の家を片づける機会が多く、いろんなモノの処分に立ち会っていますが、ほんっとーに、モノを手放すのってお金がかかると実感しています。
お金大好き人間は、絶対に払えないお金
ヨガのインストラクターが結婚のため引っ越しをすることになったので、よく引っ越しの話を聞きます。
彼女は、引っ越しの基本料金3万円という格安引っ越し業者を使ったのに、ベッドやエアコン、ソファなどの大型家具の処分代が上乗せされて10万円近く支払ったとか。
もったいなーい。
結婚も引っ越しも1年以上前に決まっていたのだから、その間に自分で細々処分していたらそんなお金いらなかったのにと老婆心ながら思ってしまいました。
お金を使いたいときに使えることをモットーに生きているわたしは、排除できるはずのコトガラにお金を使うのが絶対的に無理です。
金欠は、当たり前の範囲が狭すぎるから
お金が有り余っているなら、世の中への還元のためなんでもお金で解決することもありだと思います。
ただ、パートで時給1000円単位で働いていたり、メルカリで洋服を1000円単位で売っているような庶民は、わかりきった出費を抑えることで、金銭に余裕が生まれます。
お金で解決することは単純明快で、ときには便利ですが、お金で解決する方法しか知らないと、お金がなくなる不安を常に持ちあわせることになります。
お金の見直しのポイントは、当たり前のように支払い続けていることの見直しが基本です。
マネー相談では、スマホ代や保険なんかの固定費の見直しから入るのが一般的。
大きな金額をグッと下げるためには、大きい料金から見ますが、小さい料金も当然、見直すべきです。
よくお金がないという相談に、毎月のネイルサロン代と美容院代が払えません、など書いてくる人がいますが、お金がないときに、何故ネイルサロンと美容院をマスト事項にするのか。
これ、行くのが当たり前になってしまっているからです。
わたしは数か月単位で美容院に行きますが、世の中には美容院に10年行ったことがないという若者も普通にいます。(※おしゃれな髪型をしています。)
自分の常識だけに合う人と付き合うのはいいですが、世の中には色んな方法があるということには目を向けた方がいいと思います。
自分で動いてみることで、経験値が上がり不安が減る
ごみ屋敷でも前回片づけた家でもそうでしたが、どうせ捨てるなら住んでいる間に、捨てる努力をすれば、お金をかけずに捨てられます。
ジモティに掲載すれば誰かしらがもらってくれます。
ジモティなんて便利なアプリが登場する前は、市役所に電話して玄関前にさえ出せば取りに来てもらえるサービスを利用していました。
昔の嫁入り道具のタンスなんか一式、数千円でした。
いくらでも処分方法はあります。
近所の人に声をかけてみるのもいいですし、市役所や区役所でバザーの開催がないか確認するのもよし、リサイクルショップへ紙袋1個分ずつ持って行って引き取ってもらうのもよしです。
制限がある中での支出なら、ごみ捨てにお金を使って、地球にごみを増やさず、使えるモノは誰かに使ってもらって、そのお金を誰かに寄付した方が、自分の充足感も増します。
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