クローゼットの変化/1年後

制服化 持たない暮らし

1週間に1度は“ミニマリストがこの1週間に捨てた物”シリーズで、わたしが捨てたモノをご紹介していますが、結構、この1年に洋服を捨てたつもりです。

 

数か月に1度は、必ずリサイクルショップへ持ちこみしていますし、新たに洋服は1枚も買っていません。

 

それでも、高級ブティックのようなハラハラ掛けにはなりません。

 

 

 

【今年2月のクローゼットがこちら】

     

クローゼットの整理

プラスチック問題を気にすると、部屋が片付く

 

 

【今のクローゼットがこちら】

     ↓

洋服の断捨離

 

 

 

明らかに50着は減っているはずなんですが、すかすかになりません。

 

これを見て、みなさんのクローゼットに当てはめて考えてみてください。

 

わたしは、コート以外のオールシーズンの洋服がここに詰まっているのですが、(パジャマや肌着も含む)、これだけ捨て続けてもまだまだ洋服ってなくならないんです。

 

これが、今の日本女性のクローゼットの現状だと思います。

 

 

自分が呪縛にかかっていることに、まず気づく

 

何故そんなに数を持ってしまうのか考えると、やはり日本女性は“毎日同じ服を着てはいけない呪縛”に憑りつかれていると思います。

 

社内の男性陣を見ると、同じような格好を毎日していておしゃれでもなんでもないのに、女性だけ毎日同じ服を着てはいけないと強く思いすぎです。

 

同じ服を着ていても、今の時代「あの人はよっぽど貧乏人なんだわ。」と思われるご時世ではありません。

 

わたしの親世代が子どもの頃だと、洋服を見るとその子の家庭事情が歴然としていたようですが、今は、人それぞれお金をかけるところが違うことをなんとなくみんな知っている時代だと思います。

 

門脇麦さんは、釣りが趣味で、洋服を買いに行っても「洋服に1万円か~。これでリールが買えるな。」と思うと、結局買わずに毎回、同じワンピースを着ていると言っています。

 

彼女に取ったら、洋服の価値<釣り道具の価値。

 

これで何も問題ありません。

 

女優さんでさえこうなんですから、一般人のわたしたちはもっとフラットに洋服に向き合ってOKだと思います。

 

 

おしゃれになりたければ、イマイチをなくす

 

それでもまだ人におしゃれに思われたいと強く思うのなら、数を持つのではなくイマイチなコーディネートをなくしていくことから始まります。

 

たくさん持っているアピールをするために数を持っていても、仕方なしに合わせたコーディネートでは、人におしゃれな印象を与えることはできません。

 

それは消費するために着用しているのであって、自分が気に入って着ている洋服ではないからです。

 

人の記憶は、良いことより悪いことの方が強く残るようにできています。

 

自分の人生を振り返って、辛かったことや嫌だったことの方が色濃く思い出すのはそのせいです。

 

つまり、他人もあなたの完璧なコーディネートより、ちょっとイモ臭い、イマイチなコーディネートを記憶するのです。

 

なので、人におしゃれに思われたいと思えば思うほど、イマイチな洋服はさっさと手放した方がいいんです。

 

朝着替えるときに、着て「なんかイマイチだな。」と思って脱ぎ捨てた洋服はもうおサラバしてもいい洋服です。

 

イマイチをなくして、自分の中で完璧なコーディネートの服をリピートしまくる。

 

こっちの方が、断然おしゃれ度は上がります。

 

 

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