最近、捨て力に長けていない家族に「これ、結構傷んでるね。」などと声をかけると、簡単に「もう捨てて~。」と言うようになりました。
かなりの進化です。
家族に捨ててもらうために、まずは自分が捨てまくる
家族に捨ててもらうには、「クソー!こいつはモノを溜め込みやがって!何とか捨てさせてやる!!」と思っていてはダメです。
何故かわかりませんが、エネルギーは人に伝わるものなので、その心意気が相手を余計に頑なにさせます。
動物を飼っている人ならわかると思いますが、「明日、病院に連れて行かなくてはいけない。暴れないかな?大丈夫かな?」と思っていたら、その念を動物が感じ取って、いざ病院へ行こうとするもっと前から、どこかに隠れるってことありますよね。
エネルギーは、何故かよくわかりませんが、相手に伝わるのです。
この動物相手と一緒で、気になるタメコミアンの家族こそ、放置が一番です。
放置している間に、とにかく自分のモノを捨てまくってください。
実家の片付けをしたいと言いながら、かつての自分の部屋にまだモノが残っていたりすると、全く説得力がありません。
まずは、自分の学生時代やOL時代に使っていた部屋にある、その当時のモノ、本も勉強机も洋服もマンガも全部捨ててください。
たまに泊まることがあるにしても、ベッドと寝心地のいいシーツと部屋着が1セットあれば、十分ですよね。
よく小学生の時に使っていたような寝具を未だに使っている人がいますが、布は時間が経つとどんどん邪気を放つようになるので、ケチらず今のあなたが快適だと思うシーツを揃えて、現在の実家の自分の部屋にアップグレードすることもお忘れなく。
あなたが、快適に部屋で過ごしている姿を見ていると家族も少しずつですが、変わってきます。
辺見マリさんが以前、詐欺集団に洗脳されていたときの話をされていました。
最初は、詐欺集団が辺見マリさんをのけ者にして、自分たちだけで儲け話とかを目の前でするので、自分だけ取り残されているような気になって自ら「わたしにもお金を出させて!」とお願いするようになってしまったと。
この心理を家族の断捨離に大いに活用しましょう。
本当に家族のためを想ってモノをプレゼントする
誕生日プレゼントにせっかく買ってあげたのに、全く使わない!ってこと家族に限らずパートナーとかにもありませんか?
これは、多分、相手のためだけを想って送ったプレゼントでないからかもしれません。
わたしの場合、隣に歩くのが恥ずかしくて一緒にディナーへ行く相手に高級ブランドの洋服をプレゼントしたり、支払いのときにボロッボロの財布を出されるのが嫌で、財布をプレゼントしたりしていた時期がありました。
相手を想ってプレゼントを選んでいるのではなく、相手を変えようと思って与えたプレゼントは重宝されません。
まぁ、彼氏なら相手を変えればいいんですが、家族だとそうもいかないので、家族が本当に欲しているモノだけをプレゼントすることにしました。
- ブランド好きな家族には、高級ブランドの小物を。「ロゴがバーンとはいっているようなバッグより、こういう小物を持っていると本当のおしゃれって感じするよね!」という言葉を添えて。
- “履きやすい着やすい”が命の家族には、安物でも家族が着やすいと思う洋服を一緒に見に行ってプレゼントする。
- 靴下や下着などの小物もやみくもにボロボロを捨てるのではなく、「なんでこのぶ厚い靴下、もうボロボロなのに捨てないの?」と聞くと、スポーツするときに足が滑らないようにぶ厚い靴下がいいと答えが返ってきます。
つまり、相手のことを知れば、何をプレゼントしたらよく使うモノなのかよくわかるのです。
相手も、使うモノをもらうと、おのずと古い方は手放してくれるようになります。
相手は、わたしの話を聞いてもらえる安心感と、捨てられても買っていいという安心感を手にするからです。
家族が着る下着なんかは、ユニクロでセールのときにまとめて買いがちですが、1人1人に合ったモノを1個ずつ買ってあげると、無駄な買い物も減ります。
実家の断捨離、家族の断捨離は長期目線で制覇しましょう!
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