人をあてにしたり、人に期待すると、思い通りにいかず落ち込んだりすることがありますので、あまり人をアテにしない方がいいと思います。
わたしは、HSPで人の思惑が結構わかってしまうので、言われてもいない心の声を勝手に聞いて落ち込んだりします。
そんなわたしが人間関係をうまく運ぶためにしていることはただ2つ
- 人にしてほしいことを人にするだけ
- そして、その見返りを求めないこと
この2点です。
子どもの頃に、両親の友人家族と一緒に旅行へ行きました。
わたしは兄弟がいませんが、向こうは3姉妹。
すっかり仲良くなった気でいた私は、3姉妹の一番下の妹ちゃんを呼び捨てで呼んで遊んでいました。
すると一番上のお姉ちゃんに「わたしの妹だから、呼び捨てにしないで。」と言われ、「あぁ、家族以上に勝る人間関係ってないんだな。」と悟りました。
身内を亡くしたり、コロナ禍で仕事をなくしたり、そういったときはやはり家族がいる人はそちらを頼るわけで、天涯孤独組はその関係性を上回ることがないんだと思ったのです。
それ以来、人とは適度な距離感を保って、自分が傷つかなくて済むように心掛けています。
とはいえ、1人では生きていけませんし、せっかく同じ時間を共にしているのですから、少しは楽しいことも共有したい。
そうなると、わたしが困ったときにこういう風に人に手を差し伸べられると助かるな、安心するな、嬉しいなと思うことを心がけるようになります。
その人からの見返りは、わたしの「家族に勝る関係性にはなれない」論がありますので、求めません。
ただ、そうしていると、自分が助けてほしいときに、違う人から違う角度から助けてもらえることがあるのです。
これが、詰まりのない循環した関係性だとわたしは思っています。
傷つきやすい人や繊細な人は、自分を守る法則をたくさん身に着けていると、ピンチの時に自分で自分を救えるようになります。
大丈夫、みんなそれぞれウィークポイントやコンプレックスを持って生きています。
自分だけ、卑下することのないように、自分の“盾”たくさん持って、柔軟な対応ができる大人になりましょうね。
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