一緒に旅行へ行ってから、恋愛観というか結婚観というか人生観というか…
とにかく凝り固まった考え方にちょっと引いてしまったわたしですが、引くたびに友だちをやめていたらひとりぼっちになります。
人には人の意見があるんだと尊重することも大切です。
あれ?と思ったら、とにもかくにも距離を置く
べたべたしたがるのって、日本の教育上の問題なのでしょうか。
わかりませんが、休み時間に一緒にトイレに行く文化が大人になってからもはびこっている気がします。
わたしは、小さいころから変わり者とされ、学校でも馴染んだ試しがありません。
色んな人が集まりつき合える人を選べる大学が一番マシに人間関係を持っていましたが、こちらも現在継続している親しい友人はゼロ。
同じ夢を持ち集まった学校の友人が、一番気ごころ知れ、付き合いが続いています。
が!
いくら学生時代に仲が良かったとしても、その人が歩んでいく過程の中で刺激を受け、関わり合いを持った人たちからの影響で、その人もどんどん進化していきます。
昔みたいにがっつり全部が共感できるってことはなくなってきます。
そんな折に触れて、一瞬でもムカッとしたら、どうするか
しばらく会わないようにすればいいです。
多少のムッとしたことは、時間が経つに連れ薄れていきます。
そして、その話題に触れないように生活していれば、次の楽しい場で“その人といて楽しい時間”に目を向けられるようになります。
わたしも6月に一緒に旅行へ行ってから、しばらく関わらんとこと思っていましたが、先日、舞台に誘われ3か月ぶりに一緒に行ってきました。
以前より、“この人とは恋愛の話はしてはならぬ”というセンサーは稼働していますが、それさえ避けて通れば昔通り楽しい仲間の一人です。
人間関係は腹六分目です。
大人になればなるほど、トピックスを考える
そして、このセンサーが一番友情を続ける上で必要なことだと思います。
女性は特に結婚や出産で、お互いの環境が変わりやすいですよね。
わたしは女性だけだと思っていましたが、男性の友人(独身)も仲間内が結婚して家族の話しかしなくなった頃から、会うのをやめていましたので、男性も同じかもしれませんが…。
そうなったときに、相手と共通のトピックスを選ぶことを心がけるだけで、立場が変わっても友人とはつき合えます。
わたしは年上の友人が多く、かつ自立心旺盛な人ばかりなので、彼女たちは「だんだん友だちに孫ができ始めて、孫の話ばかり聞かされて苦痛。」とよく聞きます。
わたしの世代だと、自分は独身なのに夫と子どもの話題オンリーが苦痛なのと同じですね。
留学時代の友人に恋愛相談をしたら、口を開けば「俺の嫁はこうする。こういう関係が一番理想のカップル。」に落ち着くのに嫌気がさして、友だちをやめたことがあります。
会話のキャッチボールにないモノを返されると、つまらなくなるんです、わたしたちは。
例えば、わたしが「飛行機はビジネスクラスに乗りなよ!」と子どもの教育にお金がかかる真っ只中のママさんに言うと、かなり感じ悪いヤツです。
こちら側は批判されがちですが、逆方向はあまり気をつけてくれません。
虫が出たーと話しても「うちは、旦那が始末してくれるから~。」と返されると会話が続かないのです。
結婚して旦那がいる方がマジョリティですが、マジョリティ側もマイノリティ側も、トピックスを考えて話すことは、関係を継続するうえで必要なことです。
足るを知ることが断捨離では必要だといつも言っていますが、人間関係でも目の前にあるモノを目を凝らして見つめれば、おのずとすべき会話の種類もわかってきます。
そろそろ気づいてほしい、君のパートナーはわたしたちの友だちではない
さんま御殿に、滝沢カレンさんが例の親友サチコさんと登場した時に、YOUさんの、「友だちの旦那なんて、死ねばいいと思ってるから。」の言葉には激しく同意しました。笑
『さんま御殿』YOUの“死ねばいい”発言に賛同の声「ほんとそれ!」
カレンさんもYOUさんも、友だちが取られたような気がするという可愛らしいエピソードトークにオマージュしていますが、人の家族なんてあまり興味ないのが普通ではないでしょうか。
何でもかんでも筒抜け状態にして、お互いの粗をさらすよりも、人はちょっとミステリアスな部分を残している方が、自分の評価も下がらず得するというものです。
美輪明宏さんは、「女性が旦那をあちこちに連れて行くから、自分の友だちと浮気されるのよ。」なんておっしゃっていますが、そこは独身なんでちょっとイメージが湧きません。
まぁ、関わらずにいて問題ないところを無理矢理つなげる必要はないのです。
せっかくのご縁ですから、長く続けたいものです。
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