頑張っても部屋はキレイになりません

片づけられない 片づけなくていい家

 

みなさん、なんで部屋をキレイにしたいとか、クローゼットの洋服を減らしたいと思うのでしょうか。

 

  • いっぱいいっぱいの自分に楽をさせてあげたいから
  • 家族を素敵な空間で癒してあげたいから
  • 人にいい恰好したいから

 

いろいろあると思いますが、基本的に頑張ってがむしゃらに部屋をキレイにしようと今頑張っている人は、多分元に戻ります。

 

一度は、整理アドバイザーの方を招いてキレイにできたとしても、リバウンドします。

 

 

頑張っていることは、レベルが上がらない

 

よくスポーツ選手なんかが、「頑張っているという自覚がない。」と言っているのを聞いたことがありませんか。

 

例えば大谷翔平選手、小さいころからメジャーリーグに行くのが夢だったので、目標に向かってやるべきことを精査し、していただけと話されています。

 

新庄剛志さんも「頑張るとレベルが上がらない。楽しむと上がる。」とおっしゃっています。

 

家事や掃除や洗濯、ましては定期的な断捨離によるシンプルライフは、まさしくコレです。

 

一つ手放すたびに、一つ解放された自分を体感しながら断捨離していると、決断のしんどさはあっても、楽しく習慣化されていきます。

 

そして、この決断のしんどさを感じることによって、物を家に入れるのに慎重になります。

 

今、断捨離が楽しくないと思っている人は、一度何故減らしたいのか目標を思い出してみてください。

 

その目標が今の自分にとって要らないものなら、無理に断捨離なんてしなくていいとすら思います。

 

わたしは、今より年をとったときに

  • 体力的なことを考えて、掃除や洗濯などを減らしたい
  • 溢れる物の管理から少しでも解放されたい
  • いつでもどこでも身軽に行けるようでありたい
  • 物に支配されるのではなく、目に見えないことを大切にしたい
 
から、断捨離を楽しく頑張っています。
 
 

片づけると捨てるの概念

 
以前もお話しましたが、友人宅で大量の紙袋を見て唖然としているわたしに、友人は「片づけなあかんねん。」と。
 
すかさず「片づけると捨てるは違うのに…。」と返したわたしですが、
掃除も片づけることも捨てることも別物だと思ってください。
 
一緒くたにするから、こんまり法なんかでガサーっと出して、手をつけられず挫折します。
 
今、オーバーワークで自分の管理機能が破たんしているのですから、
  1. まず、管理量を減らす=捨てる
  2. 管理する物を丁寧に扱う=掃除
  3. 大切な自分の物を保管する場所を見つける=片づける
です。
 
そして、捨てることは廃棄ではありません。
 
捨てるには、寄付やリユースの意味も含まれます。
 
捨てることに罪悪感を感じている気がしているのは、ただただ自分が執着を持っているだけではありませんか。
 
自分の心の声をよく聞いてあげてください。
 
 

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