不向きな理想像に執着しない

向いていないこと 生きづらさを克服
カイガラムシ

 

おしゃれなミニマリストの方のご自宅って、

庭先にお花がきれいに咲いていたり

玄関にこじんまりとした植木鉢が置いてあったり

「素敵だなぁ~。」と憧れます。

 

2週間に一度は花屋で切り花を買うので

その度に30円くらいで売っている苗を見ては

わたしも育ててみようかなと手を伸ばしますが、

「いやいや、断捨離が終わり切って

もっと余裕が出てから。」と手を引っ込めます。

 

昨日は、わたしのそんな判断が正しかったと思う出来事がありました。

 

 

 

花を愛でるには虫との格闘が付きもの

 

我が家の猫の額ほどの庭に植えてある金木犀、

暖かくなって一気に成長していたので

昨日散髪をしていましたら…

 

枝に白い綿のようなものがぎっしりついている!!

 

ガーデンニングのプロの友人に聞くと

カイガラムシ”といって

樹液を吸って木を弱らす虫だそうです。

 

「刺したりはせず毒はなく

飛んだり攻撃したりしない。」というので

アドバイス通り割りばしでそぎ落とそうとしたら

動いてるーっ!

 

しかもそぎ落としたら

綿状だから風に舞って飛んでいく!!

 


 

しかもしかも

木の下に落ちた綿毛を見ると

土の上でかなりもぞもぞ動いてる!!!

 


 

友人にラインでアドバイスをもらいながら

かなり格闘しました。

 

木の下に落ちたカイガラムシはまた枝に戻ってくるらしく

「虫には悪いけど踏んづけとき!」とのこと。

 

金木犀の横で

一人“そんなの関係ねぇ”ダンス状態を繰り広げ、

最終的には

家族が持っていてくれた虫キンチョールで退治できました。

 

 

ミニマリストが持っていない物なので助かりました。

 

にしても

一気に10歳くらい老け込むほどくたびれました。

 

根っからのシティおばちゃんなので

虫との格闘が付きもののガーデニングは

わたしには不向きだとわかりました。

 

今後、花屋で苗に惹かれることはもうないでしょう。

 

 

 

不向きなことに執着しない

 

わたしの経験からわかるように

どれだけ理想の生活を思い描いても

自分に無理な理想を目指すとゴールになかなかたどり着きません。

 

  • いつか料理上手になりたい
  • いつか花を活ける生活を送りたい
  • いつかお茶を習いたい
  • いつかピアノを弾く生活を送りたい
  • いつかこのギターを使いたい
  • いつかこの教材を使って英語をマスターする

 

など、『いつか』『理想の自分』になるために持っているもので

今使っていないものは

全部ごみ箱へ入れても大丈夫です。

 

だってしたかったら時間がなくても

今しているはずですから。

 

わたしだって夜中にたまにお腹がすいたら

「少しくらい料理してもいいかな。」とよぎるときがありますが

まず最初に考えるのは

「料理するなら大きい鍋がいるな。」です。

 

我が家には普通サイズの鍋があるので

本当に料理する気があるのなら

わざわざ鍋を買わずともしているでしょう。

 

ペン習字の教科書は捨てずに持っていますが

1週間に一度は必ず開いて練習しています。

 

つまり

料理はわたしには不向きな理想であり

ペン習字はわたしに向いている理想なのです。

 

さっさと不向きな理想への執着は捨てて

自分に向いている理想を集めた方が

精神衛生上いいです。

 

会費だけ払って気になっているジムや英会話スクールがある方は

この際ゼロにしてしまって

本当に自分がしたいことを見つめなおすのもいいですよ。

 

 

 

きょう捨てた物

 

ブランド物の小物

ガウチョパンツ

Wi-Fiルーター

糸8個

コップ5個

 

 

 

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