持たない暮らし

まずは家の顔である、玄関から整えましょう。玄関がスッキリしていたら、モノを部屋に入れ込むのが嫌になり、無駄に家にモノを持ちこまないようになります。

起きてしまったことはもう変えられません。後悔や反省の念が強ければ強いほど、その想いを行動に移してください。

何故ごみ箱を各部屋に置くのでしょう？住宅雑誌にはそう載ってるから？おしゃれな人のインスタには、おしゃれなごみ箱が置いてあるから？生まれ育った環境にごみ箱が当たり前にあったから？自分で考えて自分で決めたルールを作ってもいいんですよ。なくしてもいい、なくしても平気なモノは山ほどあります。

おや？あれ？う～ん？と思ったモノを捨てずにそのままにしてしまうのは、単なる癖です。おや？あれ？そういえば…のときに瞬時に捨てることを癖づければ、永遠に大掃除なんて不要な家になります。毎日が楽でズボラで快適な暮らしの方がメリット無いですか？

捨てられない、大事だからとモノに執着しているなら、覚悟を決めてモノからのメッセージを受け取ってください。わたしのこと全然使ってないじゃん、ボロボロのまんま放置してるじゃん、この場所居心地悪いよ～。色んなメッセージをガン無視して、持ち続けていることが“モノを大切にしている”ことになりますか？

今更自転車に乗れなくて四苦八苦する人はいません。なら、毎日の生活も習慣化さえしてしまえば、かんたんにやり切れます。ただひたすらに捨てること。

毎日使うモノはもちろん捨てなくていいです。 週１回使うモノも、月１回使うモノも、年に１回使うモノも、まぁいいでしょう。 でも、それ以上のモノは？ 数年に１回使うか使わないかってモノまで、狭い日本家屋に押し込んでおく必要はあるのでし...

自分の荷物を動かすだけで何十万もかかるなんて、もったいないと思いませんか？そんなことにお金をかけるくらいなら、毎日のカバン持ちを雇って生活したほうが、生活が潤うっちゅうもんです。無駄なお金を払い続けている人が、貧乏人。お金に困っていない人は、無駄な出費がないだけです。

捨てる捨てないの前に、まずは、自分が今の部屋でご機嫌に過ごせているか考えてみてください。家でイライラしているなら、その要因となる物を排除すべき。モノはまた買えますが、今の時間は二度と買えません。大事にするのは、今であり空間であります。