片づけなくていい家

家の中で贅沢な品ってみなさんなんだと思いますか？ 家電に凝る人は、全部ダイソンで揃えたりして高額だったり 料理が好きな人は、オーブンや炊飯器にお金をかけたり 色々だと思います。 引っ越しの際に、一番お金がかかるカーテン...

今すでに持っているモノの処理もできていないのに、新たに物を家に入れ込むなんて言語道断です。ごみ出しの方法なんて、市役所のホームページを見たらすぐに解決できます。ガラクタに囲まれているならガラクタを出さない、老けたくないなら紫外線を浴びない努力、家事に追われてしんどいなら家事軽減、人生は至ってシンプルに考えると難なく乗り越えられるものです。

自分も含めです。忙しいと言い続ける人は、自分の生活スタイルを改善していない証拠です。つまり自分を省みない、そして自分を変えないという人です。時間がないなら、時間があるようにするだけです。山口百恵さんが、三浦友和さんが仕事が減った時に「３０万なら３０万円の、１０万円なら１０万円の生活をするだけです。」と言い、収入が減ることへの恐怖心を払しょくさせた話は有名な話です。ジタバタすることなんて、ありません。ドンと落ち着いていってください。

風水的にも常にキレイにしておきたい玄関ですが、一番汚れるところです。お子さんや動物がいたら、なおのこと。それなら、玄関ドアから内側は土足厳禁にすれば、菌も汚れも持ちこみません。自分なりのルールで、どんどん時短家事♡遊びに力を入れましょう！

「手狭になってきたから引っ越す。」このセリフを言う人は、一生家というものに無駄なお金を払って、贅沢な暮らしができない人種だと思います。人生で一番高い買い物だからこそ、最低限に抑えて、毎日の暮らしを充実させる方が絶対にいいです。モノと人とどっちが大事なの？問いかけて、生活してください。

１円でも安いもの！お金は使ってはいけない！と思い続けると、貧乏になり病気になります。お金は循環すると健全になります。安物買いの銭失いという言葉があるように、ケチり過ぎると、心の健康も失います。自分がご機嫌になるための出費は惜しまず使うと、ご機嫌がお金を呼んでくれるのです。

大きなものをたくさん捨てると、家の空間がスッキリします。大きいものを捨ててもまだ何かぐしゃっとしていると感じる場合は、こまごまとした物が多いからです。救急セット、メイクボックス、裁縫道具、調理器具、本、雑貨など、細かいものを減らしてください。小さなものは捨てても面積があまり変わらず、達成感が少ないですが、小さいからこそ捨てやすく、一日１０捨て・２０捨てが可能です。

家関係の仕事をしていますが、まぁみなさん口をそろえて、「収納。収納。」と言います。子どもが増えたから、親と同居になったから、手狭になり家を住み替える。そんなバカな無駄な出費はありません。手狭になったときこそ、持ち物を減らすときなんです。何千万の買い物、賃貸にしても何十万の支払いを、貧乏なのにするくらいなら、モノを減らしてください。

それは自分が楽するためです。今めんどうだと思うことをしておくと、未来の時間を作れます。毎日元気ベースで物を考えがちですが、人生には困難やトラブルがつきもの。そんなときに、解決に時間を注げるよう、一刻も早く物を管理する時間なんて削除しておいた方がいいんです。