お金の苦労がない人って、本当に一握りだけだと思います。
みんな、物入りだったり、転職がうまくいかなかったり、収入に対して扶養人数が多かったりで、それぞれの苦労があると思います。
自分自身はきっちりしていも、家族に散財野郎がいるとそれで迷惑を被ったりもします。
で、みなさん、ざっくりとお金がある方がいいと思って「お金持ちになりたい。」と言うのだけど。
何故、お金がある方がいいのか明確に的確に言える人ってほとんどいません。
では、何故お金はある方がいいのか。
それは、お金があると、苦手なことにお金を使って解決できるからです。
苦手なことを他人にしてもらうためにはお金がいる
苦手なことは人によってそれぞれ違います。
- 病気がちだったり、元々虚弱体質で体力がない人
- ADHDで掃除が極度に苦手だったり
- 好き嫌いの問題プラス、仕事の都合でがっつり料理するのが嫌だったり
- どうも子どもとの時間が取り辛かったり
- あまりいい関係性でなかったため親の介護がスムースにできなかったり
- 話し下手なため、個人事業している会社の電話応対が無理だったり
- 運転がひどく下手だったり
こういった苦手なことに対して、得意な人を雇って人にしてもらえることが可能になる。
それをできるようになるために必要なのがお金です。
お金があると
- 虚弱体質でも治療をきっちり受けられる
- タスカジさんなど、家事代行サービスを利用できる
- 保育園に預けられる
- ベビーシッターを雇える
- 介護ヘルパーを雇える
- 電話交換手を雇える
- タクシーを利用できる
全部の負担はなくならなくても、半減することは間違いありません。
お金のために家の用事をするのは、道徳的にあまりいいことだとは言えませんが…
サザエさんがカツオにおつかいを頼んで、お小遣いを渡すのも、サザエさんがその日に苦手なこと(買い物に行くこと)をお金で人に依頼していることになりますね。
苦手なことを努力するような自分いじめをしない
そもそも人は、子どもには得意なことを制限せずにさせた方がいいと言われるように、好きなことをどんどん磨くようにさせれば、才能が開花することが多いです。
わたしも、掃除に関しては、得意だし好きなので、洗剤の成分や雑巾の種類などどんどん知識は増えてきました。
そうなると、ちまたでは例年の行事となっている、エアコンクリーニングやダスキンの水回り掃除などを依頼することがなく、お金が浮きます。
得意なこと磨くとお金はセーブできるのですが、その反対に、苦手なことばかりに時間や労力を使っていると、お金はどんどん減ります。
掃除が苦手なのに、へとへとになって帰宅した後掃除しようと思っても、元来嫌いなもんだから効率が悪い。
子どもや夫に当たり散らしながら部屋を掃除して、家族関係が悪化。
離婚になり、別所帯となってもっとお金がかかる。
子どもが非行に走って、またお金がかかる。
自分もストレスが溜まり、たばこ・お酒にお金がかかる。
そうこうしている間に、からだにガタがきて治療費がかかる。
負のスパイラルが走り出してしまうのです。
事態が悪化すれば悪化するほどお金がかかる
で、ここまで悪化したときも、問題を一層解決しようとするとまたお金がかかります。
- 子どもにカウンセリングを受けさせたり
- 自分が治療したり
- 癒しの時間を求めて、好きな買い物をしたり
- 養育費問題の解決を求めて、弁護士を雇ったり
何をするにもお代は発生するのです。
ならば、トラブルだらけになったときに苦し紛れにお金を使うより、元気で回復の余地が多いにある今のうちにお金に対して正しい知識をつけ、計画的に使えばいいよねってことです。
自分の必要経費を知る
まず、ざっくりでもいいので、大体1か月で自分が何にどれだけお金を使っているか把握します。
最近は、アプリなんかありますが、わたしはパソコンのExcelで作成したただ記入するだけが一番楽でした。

これはわたしが毎月使うであろう、項目に分けたMY家計簿です。
一番下には、合計金が出るようにしてあるので、見ただけで1か月の食費とか美容代がわかります。
そして、一番右は、1日で使った金額の合計となっています。
ヨガ代は毎月のことなので、すでに記入してあります。
記録して見るだけなのに、節制に大いに役立ちます。
得意分野で節約して、苦手分野では贅沢に暮らす
この作業(使ったお金を記録すること)に慣れたら、得意な部分を削って、苦手なことに多めにお金を使うようにシフトチェンジします。
わたしの場合、禁酒は得意分野です。
ビール代が1万円を超えて、使いすぎだと思ったら1日2本までにしたり休肝日を作ったりします。
禁酒はストレスフリーですから、簡単に月半分に落とせたりします。
浮いた分は無理矢理使わず、1か月に必要な金額を抑えることもできますが、その時にストレスを感じていることがあればそれに費やします。
例えば美容オタクのわたしはお肌のトラブルが多いと毎日が憂鬱になります。
憂鬱上に、SNSで見かけた、よく考えたら不要な化粧品を買ってしまうこともあります。
見た目のキレイ汚いに掃除好きなせいで敏感で、苦手分野なのです。
そうしたら、惜しまず早めに皮膚科で治療する。
そんな感じで、自分の得意な分野で節制して、苦手な分野で甘くする。
これだけで、同じ金額を使って貯金額が変わらなくても、お金に対するイメージはだんだん変わってきます。
お金のブロックが一切ないわたしにはよく理解できないのですが、日本人は本当にお金のブロックがある人が多いです。
お金のブロックをまず解除するところからしか、貯蓄も住宅ローン繰り上げ返済も投資もへっちゃくれもないのです。
お金のブロックがある状態で儲け話とかに飛びつくから、騙されます。
とにかく、6月はお金と仲良くなる月間です。
雨のシーズンは、出かけることをセーブしやすいので、散財を防止するのに最適です。
気をつけることは、突然の雨にビニル傘を買わないこと。
突然の雨。
たまには、映画の主人公みたいにずぶ濡れになってください。
1か月しかない梅雨シーズンの傘・長靴などのレイングッズを一切買わないことだけに気を付けて、お金のブロック解除、是非やってみてください。
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