10年ぶりに再会した人を見て、自分にはもうモノはいらないと確信した

ぼくたちにもうモノは必要ない 持たない暮らし

10年以上ぶりに同じ中学・高校だった人に会いました。

 

突然の連絡は、新しい仕事を始めたからよろしくというもので、快く開業祝を兼ねてお仕事を依頼しました。

 

とてつもなく仲がよかったわけではないけど、同じ職場で働いていた経験もあり、人となりはまぁ信頼している人です。

 

 

タイムスリップしたかのようなファッションのままの人

 

12年ぶりに、顔合わせしたらとっても懐かしい“過去の自分”に会ったような感覚に陥りました。

 

  • エルメスの腕時計に、
  • 大ぶりのブランド物のトートバッグ、
  • 今トレンドサイズのブランド財布、
  • 高級ジュエリーのピアス、
  • きれいにカラーリングされた髪、
  • 働くのにしんどくない?と心配になるハイヒールパンプス
  • びっしりつけられたまつエク

 

彼女が、私立の中高一貫校出身の人独特のファッションで、かつてのわたしもそうだったからです。

 

彼女が身につけているモノは、20代のわたしが持っていて40歳の今ほとんど売りさばいて持たなくなり、せーせーしているモノばかりでした。

 

 

生活を変えたいなら、一緒にいる人を厳選して!

過去の自分
変な絵

 

生意気に聞こえるかもしれませんが、私立組のわたしたちは中学生の頃からシャネルのポーチを愛用し、財布もヴィトンとかが当たり前。

 

高校生になれば永久脱毛完了している子も多い。

 

なんとなく富裕層の子って感じでした。

 

コテをバッグに忍び込ませて、ゆるふわ巻きにブランド物のバッグを持って大学に行くような面々。

 

働き始めても、CLASSY.クラッシィ(カジュアルだけど上質なものを好む、20代後半~30代の女性に向けてファッション雑誌)から抜け出してきたような装い。

 

いわゆるTHE神戸の私立出身の子!って感じなのです、大多数が。

 

もちろんそんな女子の雰囲気に合わないわたしが、同級生と仲良くなることは皆無だったのですが、同じ学校にいるとわたしも流されて同じような仕上がりだったと思います。

 

周りと同じように、有名ハイブランドは一通り持ち、それから自分の好きなブランドを決め、それを買うために計画を持って買うってことを20代の頃はしていました。

 

先日、ホンマでっか!?TVを見ていたとき、骨格矯正を行っている専門医?(うろ覚えです)が解説を行っていました。

 

番組に出演している芸人さんやアナウンサーや俳優の方全員がそこのクリニックに通っていると言っていて、何となく違和感を覚えました。

 

『本当に全員必要で行ってる?』と思ってしまったからです。

 

美容に興味なくても、骨格矯正だと言われれば行った方がいいに決まっているみたいな心情に陥るのが人間です。

 

そうやって、いくつものみんなの当たり前を引き受けて、やることが多い・お金がかかる・エンドレスな毎日を送る羽目になっているのが、ちょっと小金持ち今の日本人です。

 

わたしより少し年上のお姉さんたちに多いのは、白髪染めですね。

 

躍起になって白髪染めに毎月何万円かけていて、それが同世代の共通会話になり楽しそうにお話ししていますが、しないという選択もあるし、染めなくても出かけるときにだけマスカラのように色を塗る方法もあります。

 

周りがしている当たり前は、あなたの当たり前でなくていいのです。

 

今、シンプルに暮らしたい、モノを減らしたい、お金をたくさん稼がなくても平気な生活になりたいと思っているなら、付き合っている人を厳選してください。

 

同じ穴のムジナの人といると、なかなかライフスタイルは変えられません。

 

  • タバコをやめたいならタバコを吸う人とはしばらくの間距離を置く
  • 結婚したいなら、わたしみたいな独身謳歌している人に相談しない
  • 散財する癖を手放したいなら、見栄っ張りの友人のSNSを見ない
  • 悪口を言うことで精神的に疲れているなら、ママ友会に参加しない

 

何も、永遠に縁を切れと言っているわけではありません。

 

確実に自分軸で物事を判断して決定できるようになるまで、距離を置くだけです。

 

35歳から捨てまくったわたしが、40歳で過去のわたしのような彼女に会っても、「また買いたい!!」なんてなりませんでした。

 

それは自分が何を持てばしあわせか、どんな装いでいることが楽か、何にお金を使えば満足かを知ってきたからです。

 

みなさんも自分だけの何かをたくさん見つけてみてください。

 

 

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