ミニマリストだと言うと、1番多い反応が「なんでも捨てるんでしょ。」です。
この言葉の裏には、「そりゃなんでも捨てたら、片付ける必要もないし、家がキレイで当たり前よ。」という真意が隠されています。
しかし、ミニマリストでもいろんな性格の人がいて、わたしの場合、簡単になんでもさくさく捨てられているわけではありません。
きょうは、執着強めミニマリストのわたしがさっさと捨てるために心がけていることをご紹介します。
捨てられないと思う人、読んでください。
ごみを捨てる
当たり前ですが、家をごちゃっとさせないためには、明らかなごみを捨てることを徹底することです。
ごみ屋敷や汚部屋の片付けに行くと、最初の30分で1~2割はすぐにモノが減ります。
それだけ明らかなごみを大事に溜め込んでいる人が多いということです。
今、ぱっと部屋を見渡して明らかなごみがあったらすぐに捨ててみてください。
一瞬で、部屋が軽くなるのを感じると思います。
ごみをごみと認識する大切さ
ここで大事になってくるのが、ごみをちゃんとごみと認識する判断能力です。
食べ終わったカップ麺などの簡単にわかる“明らかなごみ”は捨てやすいと思います。
ただ人によって
- マクドナルドをお持ち帰りすると必ずついてくるペーパータオル
- 1度使っただけのティッシュやサランラップやジップロック
- 使い終わったトイレットペーパーやサランラップの芯
- ネットショッピングで購入したときに梱包されていた段ボール・エアーシート
- ブランドショップの紙袋
- 来週買いに行こうと思っているショップのチラシ
- 靴を買ったときに入っていた靴箱
- ジャムや柚子胡椒が入っていたちょっとおしゃれな空き瓶
こういったモノをごみと認識しない人が非常に多いのです。
だから簡単な“明らかなごみ”を捨てたあとの、“実はごみ”を捨てず、モノが多くなってきます。
上記したような“実はごみ”はトリッキーです。
まだ使えるし、必要なときにあれば便利なモノだし、いつか使うかもしれないという心理が働くからです。
ただ、今からモノをぐっと減らして住みよい家にしていこうと思っている人が、この“実はごみ”に執着していてはいつまで経っても、手放せば部屋が大きく生まれ変わる“主要なごみ”に着手することができません。
“実はごみ”は、思い切ってごみと認識することが大事なのです。
それだけ溜め込んだということは、簡単に手に入るということです。
“明らかなごみ”ではないけど“実はごみ”は今すぐ捨ててほしいのです。
そうするとまた1~2割のモノが家から減り、残された6~8割のガラクタからごみを見つけられます。
何かを常に売るクセをつけると空き箱や紙袋がたまらない
もし、こういう“明らかなごみ”ではないけど“実はごみ”を罪悪感なくさっと手放せる仕組みを作りたいなら、不要になったモノをネットオークションで売るクセや人にプレゼントするクセをつけておくのもおススメです。
ミニマリストになりたての頃は、近所の郵便局のすべての局員と顔見知りになるくらいモノを売っていました。
今は、1週間に1度発送するモノがある程度ですが、何かしら売っていると、梱包材的なモノが家に溜まることがありません。
先週、はちみつをいただきました。
とても素敵なかわいい引き出しタイプの箱に入っていたのですが、指輪が売れたので梱包材として使わざるを得なくなり、1週間以内に家からなくなりました。
少額なモノを売っておいて、わざわざ100均で箱を買っていてはなんのこっちゃわかりませんから、家にあるモノを使おうとするはずです。
大きな紙袋が手に入ったときは、まとめて洋服を入れてリサイクルショップへ売り行ったりします。
家にあるモノに焦点を当ててそれを活かすために行動する。
入ってきてしまったモノを処分するための行動を見つけることを、自分の習慣にしてください。
わざわざ買うクセを手放す
動物や子どもが家にいる人に注意してほしいのが、赤ちゃん用のおしり拭きやワンちゃんの散歩終わりに使う足用ウエットティッシュや涙焼け用のなにか。
トイレ掃除用の、流せるウエットティッシュ。
こういう日用品を安易に必要だと判断して買う人は、やめてください。
それらがなくても、絶対に家にある不要な何かで代用できます。
いらないTシャツを1枚さえ見つければ、ウエスにして、トイレ用・子ども用・ペット用と1か月は使えますよ。
新たに買う必要があると思ったときに、家にある何かを使うクセづけすることは家中の埋蔵品・死蔵品を減らすのに非常に役立ちます。
昨日、お墓用の湯飲み茶わんを家で余っているモノを使った話をしましたが、わたしも最初は仏具店で茶碗を探しました。
まぁまぁな値段をするわりにかわいいデザインのモノがなく、家にある使っていないモノを活かすことを思いつきましたが、普段のちょこっとした買い物はそういったモノの嵐です。
最近の日本の歴史から見ると、簡単にあっという間に増やしたモノがありますね。
エコバッグ・マスク・除菌グッズ。
これが家に大量に余っている人は、自分の考えなく世間の声に流されてお金を使ってしまうキライがある人です。
レジ袋が有料になる前はエコバッグを溜め込んでいる人はそんなにいなかったはず。
エコバッグが必要だという世間の声を受けて買い込んだモノですが、買わずとも家に使っていないバッグは山のようにあったはず。
そろそろ自分軸で買い物をするクセをつけてください。
小学1年生の女の子が人が持っているからとキティちゃんの筆箱を欲しがるのはかわいらしいですが、40歳のおばはんが人が持っているからと買い込む姿はただただバカをひけらかしているだけですよ。
特に海外では。
わたしも大ファンですが大谷くんが、お金の管理ができないと海外では辛辣な声も多いです。
日本人は、ちょっと幼稚な人が多いです、わたしも含めて。
気を引き締めましょう。
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