先日、5年間、日用品以外ほとんど買い物をしていないわたしにしては、最近異様に買い物をしているお話をしました。
買い物の量と幸福度は反比例する
5年間、1枚も洋服を買っていないような生活を送っていたのに、ここに来てやたらとモノを買っているのは、今わたくし絶賛不幸まっただ中だからです。
40歳の壁にぶち当たり、からだもお肌も調子が悪い。
検診へ行っても、どこも悪い所はなく、なんとなく不調がずっと続いているのでとにかく焦りばかり先立ちます。
- 膝が痛いと、サポーターや塗るサロンパス的なモノを買い
- 腕が痛いと、脱ぎ着しやすいブラを買い
- お肌がくすむと、コンシーラーを買い
35歳から39歳までは、それまでに増え続けてきたモノをどんどん減らすことで、ライフスタイルに余白が生まれてすこぶる快調でした。
この4年間は、カーペットのような子どもに付随する買い物以外何も買っていなくてもしあわせだった。
それが、揺らぐと慌てて買い物をしている。
富裕層と貧乏人の持ち物量が反比例するのと同じように、買い物の量と生活の満足度は反比例します。
店舗で予定外のモノをかごに入れそうになったとき、夜中にネットショップで何かをポチっとしそうになったとき、一旦立ち止まって今の
精神状態に目を向けてみてください。
モノって意外に頼りにならない

今の現状をよりよくしようとして行う買い物ですが、モノってそんなにわたしたちを劇的に救ってくれることはあまりありません。
コマーシャルを見ていると、それさえ手にいれればバラ色の人生が待っているかのように謳われていることが多いです。
- こする必要のない振りかけるだけで落ちる洗剤とか
- ボタンを押すだけで部屋中をピカピカにしてくれる家電とか
- 継続して飲むだけで、みるみるうちに痩せるサプリメントとか
果たして、そういったモノで何の努力もなく劇的にしあわせになるのでしょうか?
モノを取り入れて何かを成し遂げるためには、何らかしらの努力もセットで必要になります。
ただ、モノを売る側はこの努力部分に関しては触れずに、商品のメリットだけ伝えます。
そんなに簡単に劇的にしあわせな状態になるのでしたら、誰もがしあわせ絶好調なはずです。
わたしは、膝のサポータを買いましたが、しゃがみづらいし、つけたからといって何の痛みもなく生活はできていません。
コンシーラーだって一時的にはシミは隠せるけど、その下のシミ本体は消えずすっぴんになると、はぁ…って感じです。
ルンバも2週間に1度、本体を掃除していますが、めんどくさい。
最近では、サプリメントを飲んだがために腎臓が悪くなった人のニュースが連日放送されています。
何かを改善したいと思ったときこそ、心を鬼に、モノに頼らず自分自身の何かを変える気持ちを強く持つことが大事です。
きょうも、何かの不調を何かのモノで埋めてしまわないように、気を引き締めていきましょう!
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