先々週の全国各地の大雨、神戸もご多分に漏れず雷の嵐でした。
家族のPCが雷でやられまして、何を試してもうんともすんともいわなくなりました。
あるモノも、購入候補商品のうちの一つ
このご時世、PCが使えないと仕事にならないので、最短で見に来てくれるPC修理会社を探して来てもらいました。
結局、PC本体の修復は不可能で、ハードディスクに残っているデータを取り出してもらうことになりました。
修理業者が来ているときにわたしは同席していなかったのですが、見積書を見ると、
- 出張代
- 修理代
- 中古のPC代
- 初期設定代
- データー移行代
- メール設定代
と項目ごとに料金が書かれており、トータル10万円仕事。
しかも、モノを減らしたいと365日言い続けているわたしの家で、なんと中古のPCは、一体型ではないデスクトップとタワー型本体のPCです。
家族は、少しでも安い方がいいと思っているのか、3万円弱の中古PCが安いと感激している様子で、そこにイラっときます。
実は我が家には、使用頻度が極端に低い一体型デスクトップPCが1台家にあるのです。
なら、それを会社用に使えばいいと思うのですが、全くその発想がないことに、モノを買うのが当たり前と思っている人の脳みその中を知りました。
提案すると、「家で使うことあるやろ。」と。
いやいや、自宅と会社、車で5分。
必要であればノートPCを会社から持ち帰れば、普通に使えるし、突然必要になったとて、会社まで取りに行けば済みます。
そもそも我が家は誰も仕事を家に持ち帰らないので、(生活を効率よくこなすために、エリア分けをしていて→電気を味方に、24時間を有効活用)使うことがほぼないのです。
中古の安物を買ったほうが、買い物意欲が解消されるのが、買うが当たり前になっている人の脳です。
人が使い古したモノより、買ったモノの全く使っていない新品同様のPCの方が、自分に必要ないいモノを使えるという感激が少ない。
この落とし穴のせいで、人は買い物をし続けます。
新しいモノが手に入って満足したとしても、その使い勝手がこの後どうなるか予測不能ですし、当たり外れが悪いかもしれない。
これが洋服だと、1度洗っただけでよれよれになるかもしれないし、靴だと靴擦れがひどくなるかもしれないし、鞄は重たくて肩が凝るかもしれません。
一瞬アドレナリンがたくさん出て、幸福度を感じたような気がしても、それは長続きするものではないし、買い物とはたくさんの危険をはらむ行為なのです。
モノを買う行為のあとには、たくさんの落とし穴があるかもしれないと想定していれば、一概に“買い物=ハッピー”とはならないでしょう。
先方の言いなりに物を買わない
結局、
- 出張代
- 修理代
- 中古のPC代
- 初期設定代
- データー移行代
- メール設定代
の中で、修理しようがないため修理代と買わないため中古のPC代と初期設定代は省けました。
データ移行はお願いしましたが、メールの設定なども複合機をリースしている会社が簡単なことはいつも無料でしてくれるので、聞いてみるよう指示するとやってくれる。
結局、出張代とデータ移行代の2万円程度で済みました。
PC修理業者も商売ですから、1つの案件でたくさんお金が取れる方が嬉しいのは当然です。
それを、相手の言いなりにお金を支払っていると、いつまで経っても無駄な費用ばかりかかり、自転車操業のような生活になります。
わたしの家族は高齢なので、20代のPCに強いスタッフからすると、言いくるめることも簡単です。
実際にオフィスも新しいモノを使わないと大変なことになるよ~。」と言われましたが、「大変なことになったときにまたお願いするから今回は要りません。」とハッキリ断りました。
自分で考える力が無い人が一生、貧乏生活から脱出できない仕組みですね。
お勉強が苦手だった生徒が東大を目指すドラマ“ドラゴン桜”の中でもありましたが、「日本の仕組みを作っている人間は、底辺の人間が一生アホで自分たちの言いなりになり続けてくれた方が助かると思っている。」という、阿部寛さん演じる桜木先生の言葉あります。
ある日突然政府が言い出す、マイナンバーカードを持たなくてはいけない、キャッシュレスにしてください。
年をとって、一人になったとき、対応できないと、辛いと思いませんか?
考えて、モノを手に入れてください。
買い物の概念を見直した方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ