わたしが捨て始めた5年前。
元々捨て魔だったこともあり、何を残し何を手放すべきかすぐにわかりました。
どこのミニマリストさんのブログを見ても、なかなか答えを見つけられなかったのが、思い出の品です。
きょうは、思い出の品を捨てるのではなく間引けるようになると、心の負担も減るよというお話です。
ガラクタや衣類、日用品を持つかどうか判断する6つの基準
わたしは、日用品や衣類、ガラクタは、自分が到底使いきれない量だと思ったモノは全部売ったり寄付したりしました。
捨て慣れていないと、これが難しいようですね。
そんな時は、
Q1.最後に使ったのはいつか
Q2.使っていない期間、不便を感じなかったのではないか
Q3.長い間使っていなかった理由があるのではないか
Q4.今のライフスタイルに合ったモノか
Q5.同じ、もしくは同じようなモノを持っていないか
Q6.それを持っていてご機嫌ルンルンになるか
Q7.なくなったら今すぐ買いなおすか
Q8.それを人に譲ることで、いい気を自分にもらいたくないか
こんな質問を投げかけると、いいです。
知人が、宝塚歌劇団の追っかけをしています。
彼女、御年70歳なので、それこそ何十年分の追っかけグッズが家の中に段ボールやらに詰め込まれてあります。
彼女のお母さんが、「これ捨てていい?」と彼女に聞くと、「聞かないでよ!聞かれたら捨てられないって思うから、わたしにだまって勝手に捨てて!」と言います。笑
これ、もう自分でもいらないってわかっているのに、ただ捨て慣れていないから捨てられないだけです。
人のことだとわかると思いますが、ただ捨てることに何故か抵抗を覚えて捨てていないだけのことがほとんどです。
- 思い出すまで不便を感じていなかったのに、見ると捨てられないと思う
- 長年使わなかったのは、実は過去に使ったとき使い勝手が悪かったから
- 過去の栄光の象徴であり、その執着心が自分を縛っている
- 同じようなモノがたくさんあるから、代用品で平気
- 使わないといけないと思って使用しているので、使っても全然ご機嫌になっていない
- 友だちがちょうだいと言ってくれたら喜んであげる
こんな感じなら捨ててOKです。
思い出の品を厳選する3つのポイント
賞状や昔の給料明細、離婚した相手との結婚式のウエルカムボードなどは、自分のことなので、また別の機会にお話しするとして、相手の意見がわかりづらい故人の思い出の品のお話をします。
自分のモノならなんでも捨てられるけど、他人のモノや故人のモノが捨てられないという人がいます。
かくいうわたしもそうです。
そんなときの自分へ投げかける質問は3つです。
Q1.故人はそれを持っている自分を微笑ましく見ているか
Q2.それを持つことで故人の魂は輝くのか
Q3.それ以外で故人と通信することはできるのか
ウチ、“断捨離”しました!を観ているとやましたさんがよく、「天国にいるお父さんやお母さんは、あなたに自分たちのモノに縛られて生きてほしいと思ってると思う?」とよく投げかけるのですが、これってとてもしあわせな家庭だけの話だと思うんですよね。
子どもに、自分が亡きあとも自分のことを大事に思い続けてほしいという半人前な親はたくさんいます。
昔のお父さんお母さんだとすごいモノに執着していた人が多いだろうし、「天国のお父さんどう思ってる?」と聞かれたら「『ワシのモノを捨てやがって~!!』と怒っていると思う。」って人が多くいると思うのです。
なので、天国の人が自分を応援してくれるパターンは考えなくていいです。
では、モノに執着する子どもより自分を優先するような自分勝手なオトン・オカンが、少しでも微笑ましく思ってくれる断捨離をすればいいです。
「これだけモノに執着してても天国に持っていけなかったでしょ!」と突っ込みながら減らせばいいし、「いい加減にしてよね!」と怒りながら減らせばいい。
半人前な親は、相手にされないことでキレるパターンが多いので、ちゃんと相手してあげながら捨てたらいいのです。
故人と対話していると相手が言いそうなことがわかるでしょうから、いちいちその反応を感じながら捨てると、量は確実に減らせます。
本を1000冊溜め込んだお父さんに、「寄付したら喜んでもらえたよ!」
洋服1000枚溜め込んだお母さんに、「おしゃれしてたね~、でも今の時代は衣類のごみが社会問題になってるんだよ。」と教えてあげてください。
親だって100点満点ではありませんから、今からでも教えてあげて魂を磨くお手伝いをしてあげると、浄化するのが早くなるでしょう。
写真のような捨てづらいモノでも、本当に1枚1枚チェックして捨てられずにいますか?
1枚1枚手に取って見ると、半目だったりピンボケしていたりするモノがあります。
そんなものは、故人の名誉でもなんでもありませんから、逆に捨ててあげたらいいです。
たくさんのモノを残してあげていても、手にも取らず箱に入れて押し入れの奥に入れているようであれば、それは大事にしていることにはなりませんからね。
捨てないなら、本当に大事な部分だけを切り取って、故人が輝く状態で持ってあげてください。
故人の魂が輝き始めると、子どもの手を煩わせ続けたお父さんお母さんもやっと、自律して自分の魂の修業に入るでしょう。
そうなったとき、ようやくあなたの心の負担が減り、家族という課題を乗り越えたことになりますよ。
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