人目を気にして、自分のしたいことをしないというのはお勧めできませんが
あまりにも人目を気にしなさすぎると、断捨離が進まないお話をします。
おしゃれは何故するのか
さて、おしゃれってみなさん何のためにしていますか?
考えたことありますか?
年代によって、環境によって、仕事によって違ってくると思いますが、重要なのは自分のルールに従っておしゃれをしているか否かです。
- モテるためだったり、
- 可愛くみせて仕事で有利に立つためだったり
- 老化を気にし始めて若作りしたりなんかしたり
- 新しい仕事に挑戦するために、心機一転おしゃれをしたり
色んな理由がありますが、
- ママ友に勝ちたいとか
- みんなが持ってるブランドが欲しいとか
- ジュエリーの大きさで見栄を張りたいとか
そういうネガティブな人目を気にしてのことならやめた方がいいと思います。
その人目は、永遠になくならないからです。
この自分の心の闇に、気づくというより気づいても気づかないふりをしている自分に気づくことがとても重要です。
誰もが、「自分は間違っている。」と思いたくないので、どうしても自分で自分を擁護しがちです。
無駄な見栄がなくなれば、自分の手持ちの洋服やモノも「本当に自分が好きで快適に使いやすい物。」しか残らないので、使っていないバカラのグラスや、部屋を圧迫している大型テレビやフランスベッドを手放せたりします。
身だしなみとしての見栄
第一印象が8割というのも事実ですし、魂のレベルが下がれば下がるほど、人の持っているモノ、地位・名誉・お金・容姿・お国・性別で判断するのも事実。
基準としては、自分が自分であるためのおしゃれを構築させた上で、どうしても付き合わなければならない、人の足元を見るようなタイプの人と関わるときだけ、その人が満足する見栄グッズを身につけたらいいかなと思います。
それは、おしゃれではなく身だしなみかなと思うのです。
相手を不快にしないために心配りができるのは、素敵なことですし。
でもこれは何も自分で持っていなくてもレンタルできる時代です。
どうしても頻繁に違う服を着たい人は、エアークローゼットに月8,000円くらい払ったら毎月3着違う洋服を届けてくれます。→リンク貼っておきます。
(杏も人前に出る仕事が多かったときに、利用していました。)
やましたひでこさんは、パーティドレスは友人と貸し借りしていると話されていて素敵だなと思いましたが、わたしはサイズが小さすぎるので、これはできません。
ちょっと調べるとさすが今の時代、冠婚葬祭の洋服はレンタルできます。
そしてレンタルの方が、デパートやアウトレットやインポートショップのように血眼に足を棒にして自分のサイズを探さなくて済むので簡単で楽です。
小物類でいうと、正しい気配りとして、お金を裸で渡さないための封筒なんかは品の話でいうと正解なのかもしれませんが、果たしてその気配りをする日が年に何回あるのかって話です。
自分を大切にするための新調
きょうは何でこんな話をしているかというと、銀行のATM前で後ろに並んでいた人がこんな通帳ケースを持っていたからです。
わたしは、人目を必要以上に気にする親と、全く気にしなさすぎる親に育てられました。
よく叱り役と甘やかす役を夫婦で分担するといいなんて耳にしますが、どうもうちは両極端すぎるキライがあります。
まぁ、それはいいのですが…。
人目を気にする言葉を小さいころからたくさん浴びているので、いまだにネガティブに人目を気にしてしまうところがあります。
最たる悪い例が、この日です。
この人にとってこのキティちゃんの通帳ケースは、亡きご家族の形見かもしれませんし、初めてもらったお小遣いで買ったものかもしれませんので、とやかく言うことでは絶対的にありません。
でも「どうしても、そんなにボロボロになった物に自分の財産を預けているのー?」とお金が大好きなわたしとしては、お金が可哀想になりました。
お金も自分を守ってくれる大切な家族です。
お金を大切にすることは自分を大切にすることに繋がります。
自分を大切にする練習として、長年放置して陰の気を放つモノは手放すなり、キレイにするなり、使ってくれる人へまわすなりしてみてください。
長年自分を2番手で生きてきた人にとっては、これは本当に難しいことなんです。
毎日、「自分が快適なモノ」と呪文のように唱えながら数か月過ごしても、すぐに元の他人軸に戻ります。
頑張って続けてみましょう。
きょうは、ちょっと矛盾しているように思えますが、要はさじ加減なのです。
色んなさじ加減を自分で測ってみた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ