【永久保存版】2024年は、動線を考える暮らしを

動線を考える 片づけなくていい家

家でダラダラ過ごしてしまう、やろうと思っていたことが全く片付かないまま就寝してしまう。

 

そんな人は、部屋の動線について考えてみた方がいいです。

 

 

無駄な動きは人間をただただ疲れさせる

 

無意識で毎日のことなので、被害者意識を持ち辛いですが、無駄な動きって人を結構、疲弊させます。

 

考えたことありましたか?

 

しょうもなく感じるかもしれませんが、例えば咳。

 

咳って1回に2~4キロカロリー消費すると言われています。

 

寝ている間に100回咳をすれば、200キロカロリーも消費してしまうのです。

 

朝起きてなんとかなくだるいとか感じているのに、何も考えないとこういう防げる疲弊を防げないだけでなく、大きな病気を早期発見できないという事態まで引きこ推します。

 

これと同じで、家の中で動きにくい環境だと、同じ作業するにしても、動線確保できている家に住んでいる人より軽く2倍3倍動き回ることになり、疲れている割には家事が進んでいなかったりします。

 

会社でも同じことが言えます。

 

動線のことは、真剣に考えてみる価値があることです。

 

動線さえあれば、狭い部屋も快適

 

 

今の日本の家が証明してくれている、動かない方が楽ということ

 

日本で初の一級建築士だった浜口ミホさんは、今では当たり前になっているダイニング・キッチンの普及に多大な役割を果たしました。

 

台所仕事は女だけの仕事だとされ、北向きの寒い薄暗いところにあったキッチンの改革に踏み出した彼女ですが、実証実験を繰り返すときにしたのことは歩数を数えることでした。

 

同じメニューを主婦たちに作ってもらって、完成するまで何歩かかったかを計算し、今の形のキッチンに大きく近づきました。

 

昔の主婦は『歩数が多いからこんなに炊事が大変!』だなんて思ったことはなかったと思います。

 

比べてみて初めて、動き回らず食事の準備をできるのがどれだけ楽か気づいた。

 

家もまさしくこれです。

 

今は、何も考えずに勝手に疲れていますが、動線をきちんと確保して動きやすい環境にすれば、掃除機掛けも雑巾がけも思いのほか大変ではないのです。

 

わたしが毎日ちょこちょこ適当に掃除を続け、10年経っても新築同様の家に住んでいる理由はこれです。

 

 

人間がラジオ体操できる空間があるか

 

元々備わっている、洗面所など水回りは簡単に動かせませんが、動線を確保するためにできることはたくさんあります。

 

最初にすることは、家のどこに手も軽くラジオ体操できるかってことを試してみてください。

 

  • デスク周り
  • キッチン周り
  • 脱衣所
  • クローゼット内
  • トイレ内
  • ベッドやお布団周り

 

日本の住宅は狭いので、トイレなんか大手を振ってはできないかもしれませんが、小さい動きしかできないトイレなら、そこはモノを全く置かないようにしたほうがいいスペースだということです。

 

ピアノの横でラジオ体操をして体側を伸ばしたら、物置になってしまっているピアノ上の飾り物が落ちた。→そこには飾り物が多すぎるということです。

 

そもそも足の踏み場もなく、立ち位置も確保できないようなら床に置いているモノが多すぎるということですね。

 

“動線を確保できないと、自分は家で休息を取れないんだ”と自分に言い聞かせて、ラジオ体操をどこでもできるようになるまでモノを減らしてください。

 

空間がある寝室で寝ている人は、寝る前に軽く簡単にストレッチをすることができ上質な睡眠をとれるでしょうし、デスク周りに背伸びをするスペースがある人は仕事もはかどります。

 

モノの多さが、未来のあなたの隅々まで影響を与えるのです。

 

 

掃除を毎日する人ほど、掃除グッズは少ない

 

掃除は、簡単に掃除グッズを取り出せる環境にないと、絶対に毎日できません。

 

何を使って掃除するかは人それぞれですが、そもそも毎日きちんと掃除している家には掃除グッズはそんなに多く存在しません。

 

わたしも色んな家を片づけに行きますが、階段に埃が溜まっている家ほど、使用済みの歯ブラシを100本くらい溜め込んでいます。

 

100本もあるのに、窓サッシはどろどろ、階段の巾木には埃が溜まっています。

 

掃除用具があっても使う環境を作らないと、ガラクタを集めているのと同じことです。

 

必要な掃除グッズは、アルカリ電解水とそろそろ捨てるタオルと歯ブラシがあれば十分です。

 

掃除機掛けが苦手な人は、コードレスにすることを強くお勧めします。

 

我が家はネコが多いので、ちょっと時間が空いたときに数分でもさっと掃除機をかけられる環境にしています。

 

バスタブ用、トイレ用など用途別に洗剤がありすぎる人は、きょうから1か月以内に全部使うことを目標設定し、毎日使いこんで捨ててください。

 

もう買わなくて大丈夫です。

 

それらを使い切る頃には、簡単に毎日さっと拭ける環境になっていますから不要です。

 

 

掃除を癖づけるためには、普段の生活にセットにしてしまう

大掃除しない家

 

わたしも使用済みの歯ブラシを掃除で使いますが、ストックは0本です。

 

何故なら、歯ブラシを交換したその日か翌日に、換気扇のファンやサッシの掃除に使って捨てるから。

 

“歯ブラシ交換=換気扇の掃除”がセットになっているので、意気込んで掃除しようと思わないのです。

 

掃除した気にならず気が付いたら掃除が済んでいる感覚です。

 

あと、何度も紹介していますが掃除の四九日を設定してください。

 

我が家で15日と30日が、フィルターやルンバの掃除の日で、汚れを溜め込まない仕組みにしています。

 

 

四九日(しくにち)がミニマリストの日常に加わる

 

友人が毎日忙しい忙しいというのが不思議でなりません。

 

これだけ毎日掃除しまくっていても、毎日暇で仕方ありませんよ。

 

さっさと、楽な家に変えてください。

 

 

昨日、母の友人からLINEが来て、「いつも掃除サボっているから、今から掃除頑張る。」と。

 

こんな震えあがる寒いときに(杏は、冬が大の苦手)掃除している様を想像してしまい、大掃除なんて手放す暮らしをしたらいいのに…と思い、きょうの記事にしました。

 

来年こそは掃除知らずの家と自分になってください。

 

 

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買わない杏が買ってよかったモノ

 

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