わたしから見ると、みなさん年がら年中買うことばかりに意識が向いています。
ヨガで週1~2回会う仲間も、知人も、年がら年中「何か買わなきゃ。」と言っており、お金がないという割に常に何かを買っている。
買い物がすっかり当たり前になってしまったみなさんに、買い物を少し遠ざける考え方を伝授します。
買う物=未来の家事
急に寒くなりましたね。
コマーシャルは見ないようにしていますが、家族がテレビを見ているときはコマーシャルの音が家の中に流れますので耳に入ってきます。
急激に天候が変わったときには、その季節のモノを売る通販コマーシャルがバンバン流されています。
普段からコマーシャルシャワーに浴びているのが普通になっていると気づかないかもしれません。
買い物から距離を置いて洗脳であるコマーシャルを耳や目に入れないように気をつけていると、他人からの「買え買え!」コールがうざったく感じられて仕方ありません。
最近では、寒くて眠れない人の為のあったか寝具や、床が冷たくて足が冷える人用のあったかカーペットのコマーシャル頻度がひどく高いです。
寒くなったりすると、体が辛いなどの不便を感じるので飛びついて買ってしまいがちです。
ただ、一旦立ち止まって考えてみてほしいのですが、モコモコの寝具やカーペットや暖房器具。
今以上に増やして、夏になった時はしまう場所はあるのでしょうか?
モコモコのぶ厚い寝具やカーペットは家で洗えるのでしょうか?
コインランドリーでしか洗濯できないような大ぶりでしたら、近所にコインランドリーはあるのでしょうか?
そこまで運ぶ足は何でしょうか?
自転車?車?歩き?
家で洗えたとして水気を含んだ大きなカーペットを干すのは体力的にしんどくはないでしょうか?
これらは、1つのモノを買った後に簡単に起きる事象です。
1つのモノを手に入れると、未来の自分の作業が増えます。
買う物=未来のごみ
わたしは買う時に必ず、捨てるときのことや模様替えで移動させるときのことを考えます。
捨てるとき、45リットルのごみ袋に入りますか?
市にお金を払って捨ててもらわないといけないようなシロモノではありませんか?
わたしは、気は強いけどガリガリで力が弱いです。
あまりにも大きなモノは移動させるときに家を傷つけることになるし、重たいものは1人で運べず人に手伝ってもらうことになる。
手伝ってもらったら、家が傷つかないようにと強く言えないので、プロにお金を払ってお願いすることになるかもしれません。
捨てるのにどれくらいの費用がかかるのか考えると、買うことを躊躇する自分になります。
先日、持っている株が公開買付されることになりました。
売る為に新しい証券口座を開設しなければいけなかったのですが、お金が入ってくることに対して作業するのはさほど苦痛ではありません。
ですが、ごみを捨てるだけのために作業や費用がかかるとなると人は後回しにしてしまいがちです。
形あるものはいつか壊れます。
死ぬまで壊れなかったとしても、死んだら捨てなければいけません。
買うことと捨てることは、常にセットなのです。
買い物を忘れる素晴らしさ
いつも”1週間で捨てたモノ”をここで紹介していますが、クーポン券をたくさん捨てていることに気づくと思います。
普通に生活していると、食材や日用品は常に買いますので、その都度クーポン券をばら撒かれるのです。
それほど、買ってもらうための販促品は簡単に手に入ります。
そんな簡単に手に入るモノを、使った方が損失が大きいのに、使わなければ損だという謎の強迫概念からまた新たに買い物をしてしまいます。
クーポン券をどんどん捨てるほど買い物することを忘れる暮らしは素晴らしいです。
わたしは、エクセルで家計簿、グーグルのスプレッドシートで買ったモノを記録しています。
家計簿は、
- 食費(スーパー・ランチ・外食)
- 嗜好品(ビールなど)
- 日用品
- 美容
- 病院
- 子ども
- ヨガ
- 寄付
この項目で、仕分け。
スプレッドシートの買い物記録は、カーペットや化粧品や保険なんかもお金を払う都度記録しています。
お金を使う回数が減れば、記録せねばならぬ回数も減り、管理がより簡単になります。
買い物を忘れて、しばらく財布を開いていないわ~という感動を味わってみてください。
楽ですよ。
今年は、12月の初旬までいつもより暖かかったので、余分にあったかい冬用の何かを買ってしまった人がいるかもしれません。
平年通りの寒さになった今、結局1か月くらいしか活躍しなかった買ったモノをどうしているかよく見てください。
結局いらなかったなという買い物を減らせば、片づける作業も減ります。
日常生活から買い物の時間が大幅に減った方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ