ミニマリストになって楽になった体と心とお金

メリハリある暮らし 持たない暮らし

わたしが本格的ミニマリストになってから4年半くらい経ちました。

 

毎日毎日何かを捨て続けている暮らしを4年半送っていると、目に見えた変化は日常では感じないのですが、長く月日が流れたときに、以前とは圧倒的に違う日常を感じます。

 

 

お金の負担

 

クローゼット編

圧倒的にモノが減ってから、衣類系に必要な買い物が減りました。

 

防虫剤やクリーニング代は、衣装持ちならではの出費です。

 

以前は、1年に1度、5~6箱の防虫剤を買っては、洋服が置いてある至るところに置いていました。

 

洋服を1か所にまとめて、1つのクローゼット内に収まるまでに減らしたらこの費用は浮きました。

 

防虫剤以外に除湿剤を持っている人もいるでしょう。

 

洋服を、リビング横の和室の押し入れに、各寝室に、洗面所にと拡散させて置けば置くほど、こういった“衣類系に必要なモノ”が増えます。

 

 

キッチン編

料理が嫌いで本格的な料理をしないくせに大量に持っていた鍋やタッパー類。

 

2つのフライパンと土鍋、タッパーは冷蔵庫に入る分だけ、カトラリーは人数分だけに減らしたら、嫌いな料理もしやすくなり、外食率が減りました。

 

わたしは、高級懐石料理みたいな外食は好きなのですが、安い居酒屋でみんなでわいわいご飯を食べるのは嫌いなんです。

 

ただ家で料理をしたくないがために、今まで外で食べていただけ。

 

モノを減らしたことで、家で食べる方が、断然自分は好きだと気づきました。

 

 

浴室編

収納棚・風呂椅子・シャンプーボトルなど全てやめたおかげで、お風呂用洗剤を買うのをやめました。

 

何にも置いていない浴室だからできる、お風呂上がりに体と浴室を一緒に拭き拭きすることが日課になり、洗剤は不要になりました。

 

コマーシャルで見ては色々買って試していた洗剤類とおサラバしたおかげでドラックストアで買う日用品費も減少しました。

 

 

寝室編

癒しをモノに求めるのをやめました。

 

アロマキャンドル・ルームディフューザー・クッション、雑貨を買っても心が元気でなければ睡眠の質は落ちます。

 

雑貨を買うくらいなら、心のささくれを取る生活を心がけると、布団しかない寝室で熟睡できます。

 

寝具の洗濯も、家事が増える原因の一つですから。

 

 

 

体の負担

 

週末は片づけるという常識を捨てました。

 

週末はリラックスして心と体を休めるときです。

 

休日という言葉には休むという字が入っているのにそんなことにも気づきませんでした。

 

仕事をしている日こそ、仕事ついでに残業のつもりで家の仕事も簡単にささっとしてしまう。

 

帰ってきてからそんな体力残ってないよ~と思う人は、モノが多い証拠です。

 

モノが多いと、“簡単にささっと掃除”は難しいです。

 

わたしも20代の頃、仕事から帰って床に置いてあるモノを全部どけて、掃除機をかけるとかそんな体力を使うこと、できませんでした。

 

だから、週末の休日に1週間分の洗濯物や床拭きや窓掃除や庭の手入れをしていました。

 

モノが減ると、平日に頑張らなくても掃除できてしまうようになるので、躍起に掃除しなければ~という時間が減りました。

 

あと、休日に美容デーと称して、美容院・ネイルサロン・まつ毛サロン・マッサージなど一通り行くOLの人って多いと思います。

 

わたしもそうでした。

 

これは、ランチを食べないようにしたら、仕事の合間に野暮用が片付けられるようになりました。

 

食べ方は人に合う合わないがあるので、医師やトレーナーと相談してからしてほしいですが、わたしの場合、朝、青汁入りのスムージーを飲んだら16時まで食べません。

 

16時の食事とお風呂上がりのビール後に軽食を摂るという、1日1・5食生活です。

 

嫌いな同僚と気を遣いながら食べた気もしないランチをしていたころは、毎日1,000円は使っていたし、食べたいモノを食べられないし、ストレスの原因の一つでした。

 

それを手放したら、お財布にも優しいし平日働いていると中々いけない銀行なんかも行けて、せねばならぬ負担が減ります。

 

ヤフオクで売れたモノの発送なんかも昼休みにしていました。

 

事務作業をしている人なんかは、無理かもしれませんが、外出が比較的しやすい職場なら、昼休みを使って野暮用を消化、通勤ルートで消化、朝活で消化とすき間を見つけて片づけるとわざわざ休みの日を使ってまで出かけることは減ります。

 

 

心の負担

成功者の休日の使い方

 

捨て始めて4年半経って、やっと実感しています、心の負担。

 

わたしは元々捨て体質のため、手放したあとに訪れると言われている気持ちの持ちようの変化はあまり感じていませんでした。

 

いつだって、捨てたらスッキリするけど、性格の核となっているところの変化はないという感じ。

 

これが、4年半経った今初めて、執着心が取れていき体が軽くなる感じを体感しています。

 

何故今かというと、最初は心理的負担のないモノばかり捨てるからです。

 

捨て続けて4年半も経てば、心の闇の核心に触れる思い出の品や心の負担になっているモノを捨てるしか捨てるモノがなくなります。

 

多分、今年はそういった心の負担になっていたモノをたくさん捨てられたから楽になってきているのだと思います。

 

人生を見つめ直す必要がある保険の見直しや生活を見つめ直す必要がある生活の見直しで、クレジットカードを解約したり、車を手放したり、住まいを小さくしたりする、こういう大きめの決断に至ると心の負担が減ってきます。

 

捨て始めはあまり実感がないと思いますが、この境地に至るときまで、ボチボチ、難しければポチポチで構いません、とにかくストップせずに続けることです。

 

 

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