思い込みを外すと、モノは自然と減っていきます。
食器は5セットは誰基準?
色んな説があるみたいですが、1人の主人がもてなすことができる最大人数が5人ということで、和食器は5セット。
洋食器は、スープを一番おいしく作れるのが12人前だけどさすがに多すぎるのでその半分の6セットが基準だとか。
全部、昔の慣習ですよね。
家にご招待して、主人が全て手料理で賄うことも減ってきているし、スープに始まりフルコースをお客さんに出すこともなくなりました。
なら、住んでいる人が使いやすい枚数でいいのでは?と自分に問いかける力が、断捨離には必要です。
ウチ、“断捨離”しました!を見ていても、年配の女性は、「それ!5枚でセットだから!5枚置いておかないと。」なんて発言をよくしています。
きっと、お母さんにお姑さんに言われた教育が残っているのだと思いますが、時代の流れとともに乞うた教えもレベルアップしていかなければいけません。
屁理屈を言う人には、戦争中に受けた教育と戦後に受けた教育が全く正反対でも受け入れて今まで生きてきていませんか?と問うといいでしょう。
昔はそれがよしとされていても、今はNGと改名されていることはごまんとあります。
- 運動中に水を飲んではいけない
- 使った筋肉は冷やしてはいけない
- 病気になっても西洋医学に頼らず東洋医学のみで治療すべき
- 赤ちゃんはうつ伏せで寝かすべし
これぜ~んぶ、いろんな議論がされつつも、変わってきています。
なら、
- モノはたくさん持っていることが成功者の証
- モノをたくさん収納するのが、整理整頓上手
- 家は大きい方がいい
こういった思い込みも変わっていって当然のことです。
数が多いモノは減らしてOK
誰基準かわからないような思い込みを捨てたら、実際に数あるモノは減らしてみてください。
食器、スプーン、お箸、靴下、文房具、椅子、ソファ、何でもです。
食器と同じで、
- 1人暮らしなのになぜか5人掛けのソファがある
- 2人暮らしなのになぜかカトラリーが5本ずつある
- 子どもは巣立ったのにベッドや勉強机が子どもの人数分ある
- 1脚しか使っていないのにダイニングチェアが4つある
- いつも数枚しか使っていないのにハンカチがたくさんある
- 色違いがセットになっているモノがある
などなど、なぜか数があるモノって結構あります。
わたしは、会社を始めたときに他の会社を間借りすることからスタートしました。
そのせいで、
- 会社はキャスター付きチェアを使わなければならない
- 書類棚は、スチールケースでなければならない
- デスクは、オフィスデスクでないとならない
- 応接セットは、ご立派なソファがいる
- 電話はビジネスフォンがいる
- 携帯は、プライベートと仕事用2つ持ちが当然
- どうせ使うからコピー用紙など消耗品は大量買いして単価を下げる
- 薬箱をスタッフ用に設置しておかなければならない
- 玄関マットはダスキンに頼む
- 街中の地図に会社名を入れてもらう為お金を払わなければならない
など、他人の会社のメソッドに添って事業を始めてしまいました。
後半部分は、5年経過したくらいで全部思い込みを外しましたが、オフィスデスクやチェアに関しては、引越しを終えるまで引きずっていました。
思い込みを外しただけで、キャスター付きチェアは、家で余っていたダイニングチェアで代用することになったし、重たいオフィス専用デスクやチェストは手放せました。
まずは、数あるモノは捨ててもまだ手元に残るので捨てやすいはずです。
1個捨ててみてください。
絶対に、必要数は、今お持ちの数より少ないはずです。
1つ捨てたことによって芋づる式に要らないモノがごそっと出てきた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ