直近の家族でいうと、祖母と父が非常にお金を貯めるのが苦手なタイプです。
母は買い物依存症傾向がありますが、お金を貯めるのがとても上手です。
祖父は、ごみを拾ってくるほどモノに執着してある程度はお金を持っていますが、使い方がケチなためお金の神様に愛されておらず、大金が舞い込んできません。
いざ、お金に困ったとき、母は手持ちのものを売れば数年は生活できますが、祖母と父は売るモノなんてなく、祖父は手持ちの少ない貯金を切り崩していくしかない。
こんなわたしより年上の大人のお金との関係を見ながら育つと、わたしくらいのちょうどいい感じに育つようです。
これは、みなさんにも当てはまることだと思います。
必ず家族、親族、ひとりの方でも周りの友人や同僚を見ていると、お金の使い方の答えって自分で導き出せると思っています。
お金にいつも困っている人は、お金のことを考える時間が圧倒的に少ないためにいつまでも上達しないだけだと思っています。
お金を貯められない人は小さい買い物が大好き
お金を貯められない人は、高価なモノは買わないけれど小さな買い物を多くします。
我が家で言うと、
- 毎日洗濯機をまわすほど洗濯物がなくてもまわす=水道代の無駄
- 何か欲しいと思うと100均で買ってくる=価値のないモノが増える
- 自分で解決せずすぐ業者に頼む=物入りが増える
- 掃除をこまめにしない=家のメンテナンスにお金がかかる
- 毎日スーパーへ行く=食べきれないモノが出る
家族もまだまだ家に食べ物があるのに、ご飯どきの前になると必ずスーパーへ行こうとします。
わたしが、「そうめんもあるし、お魚も残ってるし、玉ねぎも残ってるから天ぷら付きそうめんとお魚でよくない?」と声をかけると行くのをやめます。
毎日買い物へ行くのが癖になっているので、1日でもお金を使わない日を作ろうとしないため、毎日少しずつなんやかんやに小銭を使って、無駄が多いのです。
このちょこちょこ買いをやめるだけで随分家計は楽になります。
1万円のモノを100個買うより100万円のモノを買える生活
かつての上司が資産運用が得意で、20代のわたしも色々教わりました。
それがベースになっていることが多々あるのでとても感謝しているのですが、上司と同年代の男性は「あんな人生何が楽しいのかなと思う。」とやっかみで言います。
あんな人生とは、けちけちした人生(に彼には見えている)のことだそうですが、わたしから見ると上司はけちけちした人ではありません。
締める所は締めるけど、命を預けるような飛行機なんかは、絶対に格安航空会社を使いませんし、運用したお金を家族に使ってしっかりお父さんをしています。
奥さんにお金の心配をさせない旦那なんてすばらしいですよね。
一方のやきもちをやいている人は、独身でキャバクラに行くのが趣味です。(それは個人の自由なのでわたしはなんとも思いません。)
キャバクラの女性に下心無しでお金をつかってあげるのを生きがいにしているのですが、毎年、税金の嵐となる4月前になるとキャバクラに行く回数を減らしています。
持ち家の固定資産税や市民税なんて毎年決まっている出費なのにそれを前もって準備していないところを見ると、無計画は不便だとわたしは感じます。
その間、ストレス発散できないでしょうし本人も不便だと思うのです。
わたしが思うに、毎日、自動販売機で飲料水を買うのを我慢するより、家を買うときの頭金が無い方がストレスが大きいと思いませんか?
何かができないと思うことは人にはストレスです。
仲間内で旅行へ行こうと話が出ても、自分だけ金銭的に無理だったり、無理矢理参加できても、旅先でお金を使うたびにひやひやしたり。
そんな生活より、普段の生活でしっかりお金と向き合って、いざっというときに思いっきりお金の心配をせず楽しむ暮らしにシフトチェンジしていった方が充足感が増します。
きょうから出来ることはたくさんあります。
- 通勤ルートでモノを買わないようにする
- 社内で飲み物を買わないようにする
- 毎朝行っているスタバをやめる
- 毎月買っている洋服を買わずに過ごしてみる
- スーパーへ行く曜日を決める
- 財布を持たずに生活する日を作る
- おやつをやめる
何が自分の必要無駄かは人それぞれです。
ただ、不要無駄は誰しもあるはずです。
試しに、自分の買い物スタイルから何かを引く生活を味わってみてください。
必要無駄にお金を使える暮らしにシフトチェンジできた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ