大会社でもなくこじんまりとした会社なのですが、胡蝶蘭送り付けが止まりません。涙
プレゼントは、どんどん手放してもいいといつも言っていますが、手放すのが追っ付かないくらい毎日どんどんモノが増えます。
嬉しかったのは最初の1週間だけで、今は、会社の前にトラックが泊まる度に血圧がきゅーっと高くなる感じです。
好みも生活スタイルもそれぞれ違う
会社移転祝いとして、続々と届くのが花や観葉植物。
最も多いのが胡蝶蘭です。
胡蝶蘭は、とにかくラッピングがえげつないっ!!
そのくせ、一緒に添えられている育て方には、“胡蝶蘭はムレに弱いので、なるべく早めにラッピングをほどいてください”とあります。
すぐ取れって言っている割には、ホッチキスやテープでとめまくっていて、挙句の果てには針金でさせるタイプのリボンまでぶすぶす挿している…(T_T)
胡蝶蘭1つのラッピングだけで30リットルのごみ袋1つがパンパンになるレベルです。
わたしの大好きな月曜日と木曜日の燃えるごみの日にスッキリした直後から、どんどんごみが増える。
もう苦痛です。
少し前に大きい会社と取引をしたときに、50階建てのビルの最上階の社長室に胡蝶蘭がズラーっと並んでいました。
こんな大きい会社だと胡蝶蘭もいっぱいもらえていいな、なんて花好きのわたしは思っていました。
実際貰うと、実際手に入れると、やっぱりいらん。
人間はない物ねだりする生き物のようです。
手に入らないときは、羨ましく思ったりもしますが、実際手に入れると、所詮モノ。
手に入ったモノで最高に幸せーっ!なんてことはありません。
花とセットで届くのが、洋菓子の嵐。
わたし、カフェオレやミルクティ以外で砂糖は一切摂取しない人種です。
パントリーに山積みになっていく洋菓子。
賞味期限が1日しかないのに、冷蔵庫に10個くらいあるケーキ。
あげるにもそんなに人に会うわけでもなく、しかもそれを配り歩く余裕も引っ越し直後でない。
悲しすぎます。
人に何かを贈るときは、人それぞれライフスタイルが全然違うと言うことを頭に入れてからプレゼントを選ぶべきです。
- 甘いモノを食べない人も結構な確立でいるし
- 歯が悪くておせんべいを食べなられない人もいる
- 花粉症で花が苦手な人もいる
- 部屋が狭くて、大きなモノを置けない人もいる
送り先の相手の生活まで想像してモノを贈るのが、本当の贈り物です。
贈り物は基本消えてなくなるモノを
ではどんなモノを選んだらいいか。
基本、消えてなくなるモノです。
お菓子は好みがあるのでなるべく避けますが、食卓の一品として出せそうなホテルのスープや洗濯しない人はいないだろうから洗剤とかジュースとか。
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わたしがよく使うのはコレ。
引越しの挨拶や手土産的なモノは、消えてなくなるモノ。
人にあげやすいモノ。
捨てやすいモノです。
売りやすいモノです。
若槻千夏さんは、後輩にモノを贈るときは売りやすいモノを贈ってあげるとか。
もし自分の贈り物が好みでない場合、売ってそのお金で自分の欲しいモノを買ってくれたらいいから、らしい。
素晴らしい贈り主です。
コーヒーも2リットルボトルで貰ったら消費に時間がかかりますが、小分けされたモノなら、相手も人に配りやすいあげやすい。
そういったことも考えて送るべきです。
貰った方だって無情ではありませんから、無駄にしないように誰に差し上げたら有効活用してもらえるかなど考えます。
贈り物を渡す、ということはあなたと会うという非日常生活な用事がただでさえ増えるのですから、プレゼントの梱包用紙の分別や処分方法でまで仕事を増やしてはいけないのです。
わたしは誕生日プレゼントでも、過剰な包装紙は断っています。
わたしの同級生が退社するときも、プレゼントの梱包用紙でごみ袋5袋になり胸が痛んだと男性でも言っていました。
自己満足な贈り物で、自分のお金をドブに捨て相手に負担をかける文化は手放しましょう。
本当に相手のことを想った贈り物をできたは是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ