お盆があけて、やっと通常運転かと思いきや、兵庫県もまた緊急事態宣言が出されることになりました。
仕事が暇なときは、書類整理に限ります。
通常運転に戻った時に、スムースに仕事が舞い込んでくるよう書類の整理をしましょう。
雨の日は、紙が湿気るので、不快感を感じやすく、また選別に適しています。
毎年増える物を把握する
わたしの場合だと個人事業主でもあり法人の代表でもありますので、1年に2度、決算書や確定申告書の書類が増えます。
普通7年保管義務がありますので、なんらかしらの商売を続けている人は、過去7年分はいつも保管しておく必要があるということで、そのスペースが必要になります。
何を始めるにしても、出口を見ずに始めることは愚かです。
習い事をするにも、引っ越しをするにも、転職するにも、先のことはだれにもわからないのですから、過剰に備える必要はありません。
備えるとしたら、新しい環境で物が増えるであろうから、始める前に減らしておくということです。
決算書や確定申告書類も、絶対に1年に1度は増えるのですから、今ある分だけをぎゅうぎゅうに押し込む収納をしていては、また1年後に新たな作業を生むということを自覚してください。
※すでに開業から7年以上経っている人は、1イン1アウトが可能ですが。
そして、お子さんがたくさんいればいるだけ、来年度になったら、教材なども倍増します。
かわいい我が子の身長体重が記録された、健康診断も、増え続けます。
それを理解するだけで、放置すると10年後どうなるか火を見るよりも明らかですよね。
なら、年度ごとに処分出来るモノは処分していく必要があります。
人が亡くなった場合も、相続関連の書類や個人の申告書類などが増えます。
紙類は常に処分しておかないと、永遠に増え続けるのです。
収納にスペースが必要な理由
こういう、書類関係は、あまり見ることがないものだからといって、隅っこに積み上げていると、手が付けられなくなり、不要な年度が出てきたといに捨てるという行為を阻みます。
そうならないためにも、入ってくるであろうスペースは開けておく必要があります。
紙類で、放置しがちなのが、繰り越しした通帳や確定申告の書類や給料明細、税金の支払い証明書など、数年は確実に保管しておいた方がいいのだけど、数年後には不要になっているモノです。
ぎちぎちに入れると、絶対振り返って確認しません。
簡単に取り出せて簡単に収納できるスペースを作っておく必要があります。
あなたの家や仕事用デスクにはそのスペースがありますか?
過剰な梱包とファイリングはお断り

そんなに大きな家に住んでいる人ばかりではありませんし、日本は特にスペースが狭いところで仕事をしたり生活したりしている人が多いです。
となると、受け取った書類をそのまま放置なんてしたら、将来整理しようとなるはずもありません。
未来への投資とは、お金や自分の仕事だけでなく、将来来るであろう負を今のうちに摘み取っておくことも含まれます。
1.封筒ごと保管しない
連絡先がわかるからと封筒ごと保管する人がいますが、そうなると見ない確率が一気に上がります。
封筒は解いても、中の書類に大抵は連絡先が記載されているので、封筒は必ず捨てましょう。
2.必要書類を間引く
中を確認せず、それ“ごと”保管してはなりません。
必ず、ご丁寧に関係ないお知らせなどが入っています。
3.台紙は捨てる
うちの税理士も、全てをファイリングして渡してきます。
しばらくの間は、付き合いのある銀行に見せることがあるのでそのままにしていますが、一段落したら、外側を外して、中身だけ、いつもご紹介するアクティブファイルに保管しています。
年度は、横にポストイット(付箋)で書いておけば、コロナ禍で前年度を提出しなければならないときでも、簡単に取り出せました。
この3つをするだけで、劇的に書類の量は減ります。
雨の日は、湿気が多いため書類整理にはもってこいです。
是非、紙虫家から排除してみてください。
外側を色々捨てられた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ