買ったモノを捨てるのに、「もったいない。」と思う人ほど、今、そして近い将来のお金を大切にできていません。
この事実に気づいていますか?
売る値段を下げられない
わたしの家族は、洋服やバッグやブランド物を持ち過ぎているので定期的にヤフオクに出品したり、リサイクルショップへ持ちこんだりしています。
今は、閉店してしまいましたが、商品を預けて売れたら手数料を引いた金額をもらうという仕組みのリサイクルショップへもいくつか荷物を預けていました。
3年経っても4年経っても売れない商品を、店側は「値段を下げさせてください。」と何度も提案しているのですが、絶対に受け付けません。
毎回言うセリフは決まっていて、
「10万もするのに2万や3万で売るなんてありえない。」
「自分たちはどこにも買い付けにも行かず、経費ゼロで人から提供してもらったモノで商売しているくせに。」です。
でも、4年も売れないのなら、いくらブランド物でもショップでしか買わないモノなんです。
例えば、エルメスのバックチャームなんかは、自分用に何万円も払って買う人はかなり少ないです。
これは、プレゼントで贈る用の方が需要があるとわたしは思っています。
となると、リサイクルショップで買うよりもきちんと梱包してくれる本店で買うのです。
靴も、同じ35でも幅や指の長さで履き心地に差があるので、リサイクルショップ(ネット販売)では売れません。
そこまで、惜しいと思うのなら、次の買い物をやめるか慎重になればいいものを同じことを一生繰り返しています。
買い物はたんなる癖
家族みたいに高額の物を買わなくても、安物買いの銭失いはごまんといます。
100均やユニクロなんかは、単価が安いため、どうしてもあれもこれもと手を出してしまって、不要なガラクタを家に入れる人がなんて多いんだろうと思います。
わたしは海外旅行の帰りの空港で、免税店に入っても、1周目で数個のモノを手にしますが、2週目でやっぱり棚に戻して帰ってきます。
これは癖です。
どこかへ行ったら買わないといけないと思い込んでいるから、1周目で終わってレジへ向かいます。
わたしは、店でもポイント5倍デーでも買わないのが普通なので、「お土産にいいかなぁ?」と思って手に取っても、2週目で「あ、わたしお土産渡すような友だちいなかった!エヘ。」と思って棚に戻すのです。
過去の投資より、未来の出費に目を向ける
今あるものを手放すのが惜しいと思うのなら、今から使うお金を払ったつもりで計算してみてください。
今ある新品タグ付きの洋服はどれだけ高く買い取ってくれるリサイクルショップでも2,000円が限度です。(シャネルなどは別として)
では、きょう、今から
100均の前を通ったとき、支払いゼロで帰ってきたら、「いつもなら1,100円は使っていたな。」と1,100円と書きます。
ランチのとき、コンビニで500mlのペットボトルを買うのをやめて、持参した水筒で水分補給をしたら、「140円使わなかったな。」と140円を書きます。
そうすると1週間もしないうちに2,000円になります。
これで元が取れましたよね?
なら、その洋服はもう手放しても惜しくないはずです。
何も行動を変えずに、モノが減らないな~と頭を抱えていても事態はかわりません。
今日から逆家計簿、やって自分のもったいない根性を鍛え直してください。
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買わない杏が買ってよかったモノ