女性が1番捨てられれないモノは、洋服なんだとか。
洋服って、どうして女性の中でそんなに大事なモノになるのか、不思議です。
自分に合う洋服は少ないことを知る
わたしが簡単に洋服を手放せた方法は、ただひたすらにクローゼット内の洋服を端から順に毎日着ていくというものでした。
何も考えず、左から順に手に取り1日それを着て過ごすだけ。
- 洋服の使用感を1日かけて存分に味わう
- 着心地が少しでも悪かったり不快を感じたら脱いだときに、写真撮影してヤフオク・メルカリに出品
- 2か月程売れ残っているモノをまとめてリサイクルショップへ持って行く
これをひたすら毎日続けました。
洋服の多い人は、300着ほどあるのかもしれませんが、それでも1年で毎日違う衣類を着通せます。
断捨離で1番疲れるのは、判断して決断することです。
洋服は、ただクローゼットにこもって1着1着手に取り、ときめく~やらときめかへ~んやらするよりも、1日着て審査する方が脳も楽です。
わたしがイマイチポイントであげた理由は
- ウインドーに映った自分が野暮ったくみえるデザイン(時代遅れ、または自分の加齢による似合う洋服の変化)
- ちくちく痒い、汗がひっつく
- 首回りや胸元がきつくて、動きにくい・肩が凝る
- 太陽の元で見ると、生地の傷みが激しい
- 靴擦れする
- ストールやマフラーを巻いてもしゃがんだりすると落ちてくる
- ネックウォーマーが太すぎて、首元に風がスースー入る
- ほつれが多い
- 拭き掃除するときに、裾が邪魔(丈が自分の生活スタイルに合っていない)
- 襟ぐりが深すぎて、何回も肩をいじらないといけない
- 肩ひもがずれる
あげればキリがないのですが、クローゼットで1枚を手に取って眺めるだけより、明らかに嫌な点が出てきます。
わたしは10人いたら2人しか好きにならないほど好き嫌いが激しいのですが、洋服も同じで、自分にぴったり合って快適でテンションをあげてくれる洋服なんて2割ほどしかありませんでした。
そもそもオートクチュールで洋服を持つ習慣がないわたしたち世代は、みんななんかイマイチを、洗濯がしやすいや安いからボロボロにしても気にならないなどの理由で保持しているだけです。
着てみることで、自分をごまかし続けていた“実はその洋服そんなに気に入っていない”ことに気づきます。
洋服ほど、買った瞬間から価値がゼロになるモノも少ない
今回も、そろそろ秋支度(=夏物を残さないため)のため、ヤフオクやメルカリに出している洋服をまとめて、あと、前回の冬終わりにいらないと判断したモノをリサイクルショップへ持って行ってきました。
ん~。
コロナを挟んだこともそうですが、洋服を売り続けること20年のわたしからすると買い取り額はただただダダ下がりしています。
以前は、新品タグ付きだと3,000円とかで買い取ってもらっていたことが夢のよう。
金額を提示されたときは、もったいないなと思います。
帰ってきてからも、あれだけ高かったモノがたったのあれだけかと落ち込みます。
ただ、それは手放さなければよかったではなく、これからは
- 1軍の洋服でもどんどん着て、擦り切れてごみ袋に捨てるくらい楽しもう!
- 洋服は、やっぱり今あるモノを全部使い切ってからしか二度と買わない!
- わたしはこの4年1着も買い足していないから大したもんだ!
- 安かろうが、クローゼットがガラ空きになって気分は最高!
とプラス思考がどんどん湧いてきます。
洋服と車は、買った瞬間に価値がゼロになるモノです。
不思議です。
ショップに並べられていると1万円なのに、購入してそれをその手で売りに行っても1,000円にしかならない。
そんな価値の不安定なモノにお金を投資し続けるなんて、お金大好きミニマリストからするともったいない以外の何物でもありません。
洋服に1万円投じるなら、投資信託に1万円投じた方が、近い未来どんどんお金が増えます。
買った瞬間に購入金額は消えると理解したうえで買うなら、手放しやすいですが、ここをクリアにしておかないと、
- 高かったから
- 誰か使ってくれる人に譲りたい
などの執着心に引っ張られガラクタを捨てられなくなります。
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