人とご飯を食べるのが苦手です。
一人っ子で自分の食べたい物を食べたいだけ注文し、自分のペースで食べ慣れているので、他人がいるととても気を遣います。
大勢でご飯を食べると、全部のお皿に一切れずつ残ったままの状態が続くという日本人独特の遠慮の塊現象が起きますよね。
片づけ魔としては、お皿を空けたいので一人ずつに振り分けするのですが、鍋奉行のようなテーブル片付け奉行がいないとずっと一切れ残ったまま。
最後の最後に食いしん坊野郎が全部一気食い。
見苦しいです。
この遠慮の塊現象は部屋でも同じことが起きます。
用が終わったら、それに必要だったモノはお役御免/放置するとガラクタ化し死蔵品となり、スペースをどんどん侵食する
半年前に、庭に敷いている人工芝を撤去しました。
その際、土の表面にこびりついた芝を取るため土嚢袋を買ってきて、土を何袋か分捨てました。
大々的なガーデニングをしたわけではないので、7袋余りました。
3月のお彼岸に1袋、お墓参り後のごみ処理用として使いました。(我が家のお墓は、お花など捨ててもいいかごが用意されていてそこに入れる袋はなんでもOK。)
で、残り6袋。
ずっと引き出しにある。
草むしりした際にごみ袋として使おうかと思ったけど、捨てるときは市指定のモノに入れる必要があり2重に入れると二度手間。
で、6袋。
いつなんどき、シンク下の引き出しにずっといる。
朝、ジューサーを取り出すときに目が合う。
でも、ずっと使わない。
半年間も。
こういった遠慮の塊ごとく、
- 余裕を持って買ったモノの全部使わなかった残り
- 10単位でしか売っておらず、必要数以外の残り
こういったちょっと余った何かで家って混乱してくるんですよね。
香典袋とか、法要に使うお布施袋とか、単1電池とか、土嚢袋とか、突発的な症状のために買った薬(塗る湿布とか包帯とか)とかとか。
ちょっと余る何かこそ、仕分けがしにくく、整理整頓してもキリがなく、それ専用の引き出しやプラ収納を買ってしまいがちなんです。
“たまに必要になるモノは買わなければない”をベースにする
だから、最初から必要な分しか買わない癖をつけることが必要です。
わたしは今月法事がありましたが、今回使い切る枚数だけ買いました。
しかもお布施とか文字が入っているものでなく、自分で書くタイプを買ったので、お車代用やお布施用や買い分ける必要がありません。
あったら便利と思うけど、いざ使おうと思ったら使用期限が切れていたり、香典袋だと思っていたらお祝い袋で、結局慌てて買いに行ったりする羽目になります。
この6年間で慌てて捨てなくてよかったと思ったのは、子どもの外耳炎の薬くらいです。
あとは、ふと「家にあったかな?」と思った瞬間に「ない。」と判断できる状態でいる方が、シンプルでわかりやすくて単純明快。
余りモノは消費速度の速い人に譲る

ちなみに、土嚢袋メルカリでなぜか定価以上で売れました。
- 梱包に使おうと思っていたビニル袋とか
- プレゼント用の包装紙とか
- まとめ買いしてしまったシャーペンの芯とか
- 永遠になくならないほどのホッチキスの芯とか
そういった何かの余りを、どんどん消費速度が速い人に譲るだけで家は片付け知らずの家になってきますよ。
もったいないと思う必要はありません。
あげ上手になると貰い上手になります。
わたしは先日友人が新品タグ付きの10万円もするワンピースとカットソーのセットをくれました。
家を占拠する遠慮の塊的な何か(余りモノ)を手放してみてください。
みなさんの家の遠慮の塊的ななにかは何だったのか教えていただけると嬉しいです。
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