執着なしの散らかりさんと、執着だらけの整理整頓さん

普段、わたしは“部屋は心の鏡”をモットーとしており、部屋の様子は人のオーラとなって透けて見えると信じて生きています。

 

部屋はクリーンに越したことない派ですが、実は部屋がクリーンでなくても仕事が成功していたり、しあわせな結婚生活を送っているように見える人がいます。

 

 

なぜ部屋はキレイ方がいいのか

 

わたしが部屋を整える理由は、“自分をよく知っているから”

 

この一言に尽きます。

 

わたしは

 

 

こういう神経質っぷりをなだめすかして、通常運転するためには部屋はキレイ方がやりやすいのです。

 

部屋の散らかりは集中力の欠如を増長させるし、決断事が増え脳の疲れも増す。

 

 

そういうトラブルが多いな、自分は不幸だなと自覚しているほど、部屋と心は密接に関係します。

 

逆に言うと、部屋を整えさえれば、自分の解決すべきことが見えてくるから、世の中にこれだけ断捨離にハマる人が多いのです。

 

ちょっと捨てたけど何も変化が訪れていないと、続いていない人は…

 

まだ、ただのごみを捨てただけだからです。

 

 

参考にしていい他人の家は、片付いている家だけ

 

捨てを通して自分と向き合うコトを避る人程、言い訳上手です。

 

• 〇子の家はくっちゃくちゃなのに、すんげー稼いでるし
• 〇美の家はモノが多いのに、旦那とも子どもとも仲良くてトラブルなくすごくしあわせそうだし

 

こんな風に隣の芝生を青どころか金ピカのすばらしい色に見ては、自分が捨てなくていい・片づけなくていい理由としているのです。

 

人の実情はどれだけ大親友でも定かでないと思っておいた方がいいでしょう。

 

わたしも心許している友人であっても、核心に触れるわたしの弱い部分は見せていませんから。

 

どれだけ稼いでいても仲良さそうに見えても、部屋がくちゃっとしているところには何かしらのいざこざの種みたいなのが眠っています。

 

周りで言うと、

• 仲良さそうに見えていたけど、トラブルから目を背けていただけで、案の定、結婚１０年を超えたあたりからひずみが大きくなり離婚したり
• とてもバリキャリであっさりしてそうに見えていたけど、実はご両親のことでトラウマがあり、結婚したいのに踏み切れなかったり

 

いろいろあります。

 

なので、最終的には、絶対に部屋の状態と心の状態は繋がっていると思います。

 

 

部屋がキレイでも執着ありはしんどい、部屋が汚くても執着なしは回復が速い

 

ただ、実際のところ執着なしの散らかりさんは、いざ片付ける気にさえなればあっという間に全捨てすっきりします。

 

ウチ、“断捨離”しました！で、弟さんを亡くした女性から弟のモノをどうしようかと依頼があった回を観ました。

 

亡くなってまだ数か月で行動を起こせている時点でモノに執着がないとわかります。

 

しかも、１０年以内にご両親を立て続けに亡くしていたのですが、お二人の荷物は既にキレイさっぱい何もない状態。

 

ミニマリストのわたしでもできない芸当に大尊敬して、観終わってもHDDから削除せず置いています。

 

問題は、買い方やモノの持ち方を改めないとすぐに同じことになるということ、

 

持ち方や捨て方は、やはり地球の資源には限りがあるってことを意識して生活していかないと

• 買って失敗したら捨てればいいじゃん
• お金はあるし
• 経済回してるのに何が問題？

となります。

 

たちが悪いのは、わたしのような執着大ありのお片付け上手さんです。

 

わたしはミニマリストなので整理整頓には走っていませんが、家族は整理整頓力が非常に高いです。

 

きっと家族のエリアに足を踏み入れても、ブティック並みのキレイさに「杏って嘘つき。」って思うほど、片付いて、クローゼットもパンパンに見えません。

 

しかし、全出しするときっと一部屋では収まらない程、モノを持っています。

 

いろんなタイプを見て、みなさんは、ゴールをどこに設定したいですか？

 

どちらにせよ、持ちすぎていいことはなにもねぇよって声を大にして言いたいです。

 

みなさんも、自分が執着なしの散らかし魔なのか執着ありの片付け上手なのかを、まずは見極めて、手に入れるモノを厳選してみてください。

 

捨てる苦労から解放されます。

 

 

 

 

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