親の捨て活のスピードを理解する
父が、昔の演歌歌手のようなジャケットを捨てません。
森進一さんが昔着ていたようなピンクのジャケットや、二人羽織り?くらい胸囲がぶかぶかのコットンジャケット。
ブランドを見ると、ARMANI(アルマーニ)や大谷翔平くんがアンバサダーを務めるBOSSなんですが、型が悶絶するくらいダサい。
捨てないけど、あまりにも娘に「ダサいダサい。」と言われ続けるため、ゴルフのときに袖を通すのはわたしが最近買ってあげたTAKEO KIKUCHIのトレンドジャケット。
ほなほり~な!(訳:なら捨てなよ!)ってとこですが、クローゼットから排出するには時間がかかるのが、古希前後の常識のようです。
まぁ、時間をかけてではありますが徐々に徐々に減らしているので、娘からの声掛けは絶対必須項目だと思います。
衣替えシーズン手伝ってあげると捨てる
面倒だけど、わたしは親の衣替えを率先してします。
杏家はそもそも衣替えが不要な家に仕上がっているのですが、肌着とパジャマは洗面所下が収納場所なので、衣替えをします。
冬物のセーターと夏物のシャツなんかは引き出しの場所を変えるだけなので、シーズンチェンジのときに手入れするくらい。
これをわたしがします。
任しっぱなしにすると、
- 洗うのも面倒
- 毛玉取るのも面倒
- 臭い取るのも面倒
- クリーニングのビニル入れっぱなし
と面倒オンパレードで洋服のチェックなんてしないのが、高齢者の常です。
- 衣類の洗濯に
- 毛玉取りなどの手入れ
- クリーニング出すか否かなどの管理
- 夏冬チェンジの衣替え
- 引き出しやハンギングバーの掃除
これはわたしが担います。
ただ、1人でしません。
親を横に置いて話しながらします。
クローゼットをキレイにしてくれる娘の手前、「何か1つくらいは捨てないと申し訳ない。」心理を引き出す作戦でもあります。
「これ着ているの見たコトないね。」
「着づらいの?」
「これ重たいね~、肩凝るんじゃない?」
「時代遅れだね。」
「売ってきてあげようか?」
「今度の母の日これの代わりプレゼントしてあげるよ。」
娘との楽しいイベントになれば、親も捨て活に協力的になります。
参考例は、親がわかりやすい年代で
ちなみに「ダサい。」とばかり親に伝えても“ダサくない”人を知らないと、自分がダサいと認識できません。
わたしも同級生とつるんでいると自分は全然年を取ったと感じませんが、25歳くらいの子と一緒に行動すると自分は年だと感じます。
自分のことが1番わからない人間には、比較対象が必要なのです。
わたしは、親の近所に住むバブリーなおじいを例題に出します。
ブランド物でも、高かったって言っても、〇〇さん見てごらん。
毎回、高いヤツだと自慢しながら香水プンプンさせてバブル全盛期に流行ったみたいな洋服を着ているけど、20歳も若いパパから見たら、ダサいの一言に尽きるでしょ?
だから20歳若いわたしから見て、パパのダサい洋服は本当にダサいんだよ。
これ言うと大いに納得して捨てます。
ごみ回収日前日は、メルカリ出品日

わたしは、翌日が燃えるごみの日に、肌着の変えを準備してあげてそのタイミングに捨てるモノを出してもらいます。
昨日も、そろそろ半袖のパジャマ出しておくわね~とクローゼットに誘導したら、BOSSのジャケットを「杏が毎回ダサいダサい言うから、これ捨てよか。」って差し出してきたーっ!
「売れるんちゃう?」(←しつこい^^;)と言うので「こんなダサいの誰も買わないと思うけど、格安でメルカリ出すわ。明日の朝までに売れなかったら捨ててよ。」と出品してあげたら1,800円で売れた、笑。
そんなかんたんに売れたら「ん?腐ってもブランド物?大谷くん高価でBOSS値上がり中?5,000円いけた?」などとサンクコスト心理がマッハで働くのですが、格安だから売れたんです。
ごみの日の前日、ごみにするくらいならと出品するのが1番手放しやすい価格を設定します。
人の心理として。
みなさんも可燃ごみ回収の前日は、ごみ袋に入れるだけよりかはマシ価格でメルカリ出してみて。
売れなかった翌朝、確実に捨てるコトをお約束事として。
買わない杏が買ったモノ→杏の楽天room
我が家の様子→杏のインスタ
親のモノの捨て活が進んだ方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ