くーこさんからメッセージをいただきました。
みんなとシェアしたいことがたくさん詰まっているので…
きょうは、使用頻度の低いモノについてのお話をしたいと思います。
くーこ と申します、40代女性です。
いつもブログ拝読しております。
とても共感できることが多く、
また、モノへの向き合い方を考えるきっかけを
与えてくださりありがとうございます。
私もモノを買うのにすごく時間をかけるタイプで、
今は炊飯器を買おうかかれこれ1年ぐらい悩み中です。
正直、鍋炊飯でも全然困らなくて、
この春から弁当作りが始まるので、
早起きvs炊飯器の手入れやスペースを許容できるか？
で天秤にかけて考えようと思っています。
杏さんに質問させていただきたいのですが、
セレモニーバッグなど、
冠婚葬祭に関わる持ち物に関しては
どのようなものをお持ちでしょうか。
実は、
私、実母があれこれ先回りし用意してくれていたのですが
使わずに10年以上眠っているだけで
悲惨なことになっておりました。
値札のタグも付いたままで。
非常にもったいないことしました。。
（結局使えないので、
手持ちの黒のナイロンバッグを使用しました。）
実母は、店に入ると店員さんのおすすめを断れず
買ってしまう性格のようで、
当然使わないものも多くあり、私に回してくれるのです。
ただ気に入らないモノを私に回し、
自分には自分の気に入ったモノを
わざわざ買ってたのを知ったときは
すごくショックでした…
すみません、
愚痴に入ってしまいましたが、
「普段は使わないけれど、急に必要になる持ち物」
の管理や考え方について
もし差し支えなければ、
何かのタイミングで
お教えいただけると嬉しいです。
くーこさんはじめまして。
ブログを読んでくださってありがとうございます。
くーこさんのように、書き手のわたしには存在が見えていない方から初めてメッセージやコメントをいただくと「ちゃんと読んでくれている人いたんだぁ♡」と実感できて嬉しくなります。
使用頻度の低いモノまで管理していられない！！
さてさて、くーこさん『普段は使わないけれど、急に必要になる持ち物』ですが…
みなさん想像ついていると思いますが、持ちません。笑
この一言に尽きます。笑
くーこさんにとっては冠婚葬祭グッズですが、あとは何があるか考えてみました。
『普段は使わないけれど、急に必要になる持ち物』
- 子どもの入・卒業式に着るスーツ？
- 災害時の避難グッズ？
- 数年か５年か１０年に１回行く海外旅行用のスーツケース？
- 季節が限られるウインタースポーツのボードやサーフィンボード？
- 結婚式に着るドレス？
人それぞれに、普段は使わないけれど、急に必要になる持ち物ってあると思います。
これ、わざわざ自分で持つ必要が一体絶対どこにあるんでしょうか？
今は、車からベビーカーまでレンタルの時代です。
喪服を着るときにどうしても真っ黒のバッグが必要ならレンタルできます。→喪服のレンタル
くーこさんは、これからお弁当作りが家事に加わろうとしています。
どんどんすべきことが増える時期に、モノの管理を増やす必要なんて全くありませんよ。
葬儀用バッグを持たなければいけない理由を述べよ！
１度冷静になって考えてほしいことがあります。
「葬儀用バッグでなければいけない。」のは何故ですか？
わたしは故人にしか大事な人がいないので、お墓参りや法要をきちんと行うタイプでその都度、懇意にしている葬儀屋さんにいろはを教えてもらいます。
- 今回は２人分まとめて法要してもらうのだけど、お布施いくらぐらいがいいかな？
- 知り合いの親御さんが亡くなったんだけど、何贈ればいいかな？
- 真言宗の方なんだけど、お供え物どれがいいかな？
- 香典断ってたのに貰ってしまった、お返しどうしよ？
葬儀や法要って非日常なことなので知識が蓄積されず、毎回不安になって教えを乞うてしまいます。
ただ、毎回言われることが、
形式にこだわり過ぎる必要はないってことと
気持ちが１番ってことです。
自分の家族の葬儀を想像してみて…
頼りにしている友人が、訃報を聞き出張先から飛んできてくれた。
その時に持っていたバッグに金具がついていたら
「何？こいつ？常識ないわ！これを気に縁切ろ！！」ってなりますか？
なりませんよね。
他人がしても腹が立たないことを、自分にだけ厳しく「喪服でなければならない！葬儀用バッグでなければならない！」とする理由はなんなのか。
答えられないなら、する必要はないでしょう。
モノや形式って、心の次にあることだと思うんです。
わたしが葬儀関連で縁を切った知人は、用意したお酒を飲みつくし酩酊してわたしにセクシャル的なことをしようとしてきた人だけです。
それ以外で、香典を持ってこなかったとか、黒いスーツでなかったとかで相手を恨めしく思ったことはありません。
ミニマリストの葬儀は普段の延長
わたしは、黒のバッグはバーキンとリュックサックと布のトートバッグ、斜め掛けバッグしか持っていません。
葬儀のときは黒のバーキンを裏向けにして、金具のところに黒っぽいハンカチをかまして使うか、斜め掛けバッグをセカンドバッグのように手持ちで持っています。
恩師の葬儀のときは、車で行ったので車にバッグは置きっぱなしでした。
喪服は持っていないので、冬は黒いタイトスカートと黒のセーターを着るし、夏は母の黒のワンピースを借ります。
靴は、かかとにシルバーの金具がついた靴かブーツしか黒い靴を持っていないのでどちらかです。
わたしは、ほんっとーに死別に弱いタイプです。
葬儀に参加したら、その人との縁が一切終わるとは思っておらず、通夜葬儀をまたいだあとも、その人との関係性は続くと思っています。
なので、特別視した衣装や持ち物で見送ろうって気はありません。
喪服を買うお金で、命日にお花を供えてあげる方が向こうも喜んでくれると信じて生きています。
あと参加する葬儀は何回か考えてみて！
くーこさんがどこのお住まいかで変わってくると思いますが、小田舎の神戸では１００％と言っても過言ではないくらい家族葬です。
人付き合いをしていないわたしだから余計に少ないのもあると思いますが、仕事関連で訃報を聞くことは多々あります。
思い入れがあったり取引先だったりするとお花を贈りますが、みなさん家族葬で、葬儀に呼ばれることは皆無です。
わたしは母のように想っていた恩師を見送ってしまったので、あと葬儀をするのは親と、もし先に逝かれたら葬儀に参加であろう親友２人だけ。
ただ親友は、結婚して奥さんがいるので彼女たちが「家族葬にします。」と決めてしまえば、わたしは葬儀には参加できないので確実要素ではありません。
親の葬儀は、わたしは一人っ子で親戚１人もいないので、わたし１人がお坊さんと一緒に見送るのみです。
そんなときに喪服を着ていないからと目くじらを立てる親ではないありません。
くーこさんは、わたしと同じ４０代ですが、これから３０人も５０人も葬儀に参加して見送る先輩たちとの付き合いがあるんでしょうか？
それを踏まえても考えた方がいいと思います。
持ってしまうと流行おくれ、持たないと最先端で生きられる
ちなみに御年６９歳の父親は、バブル全盛期型？っていう感じの肩広め丈長めの喪服を３０年以上着ています。
父は、僧侶の資格を持っているのでお参り大好きで近所で誰か亡くなると誘われてもいないのにひょっこりお経をあげにいったりしていますが、そんな不細工なスーツで亡くなった人も笑っているだろうなと思います。
高いので喪服ってそんなにしょっちゅう買い替えるモノではありませんが、やはり時代の流れで旬の形がありますから、持たずにレンタルの方がベターだと思います。
我が家には車がもう１台しかないのでたまにカーシェアの車に乗りますが、安物の車でも最新版なので、機能がすばらしく自分の７年落ちの車よりよほど乗り心地が良く快適です。
借りている方が、スタイリッシュで快適なんです。
くーこさんが、１番快適である選択をされることをお祈りしています。
炊飯器とバッグを買ってくれるお母さまのお話もしたいのですが、長くなったので、また日を改めてお話しします。
使用頻度の低いモノをレンタルにすると決められた方は是非ポチッとお願いします♡
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